うーーーーーーん・・・つまらないとは言わないけどそんなに面白いというわけでもない・・・なぁ。
主人公以下登場人物たちの設定はさておき、“日本における刑事事件の裁判有罪率は99.9％で起訴されたらほぼ終了という現実の中、残された「0.1％」を追求する”と煽ったうえでの初回にしちゃあ、“真実”が・・・・・・言い方わるいけどショボいなぁという印象です。真実（事実）なんてこんなものというか、アッ！と驚く仰天真実なんてものではなく、こういう言ってしまえばよくある殺人事件の中にこそ隠された真実があるってなドラマなのかなとは思うんだけど、それでも初回がこれってショボくね？という印象は否めません。
事件をひっくり返す“鍵”はブルゾンの色だったけど、それ以前にあんなどうみても不自然な監視カメラの映像に警察が疑問持たないわけないだろ。警察がこんな低脳だったら裁判でひっくり返るのが「0.1％」どころじゃ済まないでしょうよ。
というか、ひとつひとつ証拠をひっくり返していく過程がさしてワクワクしないんだよなー。主人公はただただ真実追及至上主義だから調査の結果裁判で勝ちましたってだけで終わっちゃうし、そこになんのカタルシスもない。だって証明しただけだから。そういう主人公だというならばなおさら調査過程を面白く見せて欲しいのに、一番力入ってたのが料理シーンだもんね。飴ぐらいならいいけどやたら耳触ったりとか設定盛りすぎててうっとおしくなってるし、ちょいちょい（面白くもない）ギャグってかダジャレ入れてくるし、力の入れるところ間違ってると思うわ。
0.1％というからには今回のように白黒はっきりつけられるような事件ばかりじゃないんだろうし、かざぽんがゲストである次回は正当防衛か殺人か（依頼人は正当防衛を主張）ってな話のようなのでそこいらへんどれだけ見せ方を変えてくるか、というところにはちょっと興味があるのと、奥田瑛二に「次はない」と脅された青木崇高が気になるのでもうちょっと録画は続けますが、このレベルだと最後まで見続けるのは厳しいかなぁ・・・。
