『真田丸』第6回「迷走」

気持ちはわからんでもないけどあの状況で他の人質も助けたいと愚図った結果崖から身を投げた松とか正直どうでもいいわ・・・と思ってたら最後で昌幸がビシっと決めてくれおった!!。
「俺疫病神なんかな・・・」とか言いだしたときは不覚にもキュン・・・っ!とさせられ、ついに「大博打やったるぜええええええ!!」宣言された父上には信繁同様「オラわくわくすっぞ!!」ってな気分。
でも次回速攻でこの発言をひっくり返しても全然不思議じゃないのがこの父上なんだよなぁ(笑)。
信繁がキラッキラした目でみてた人が今回はもうひとり。
俺は「素破」だと語る出浦さんアニキかっこよすぎだろう!!。佐助だってそれなりの忍者だろうに(4回までは佐助微妙だなーと思ってたんだけど、脳筋半蔵を見たあとでは佐助結構有能なのでは!?という気にw)その佐助をもってしても全く気付かせず背後を取れる出浦アニキに痺れたわー。わたしアンチ頭ポンポン派なんですが、出浦アニキ→信繁の頭ポンポンはクッッッッッッッッッッッッッッッッッッソときめいた!!。今回は昌幸と出浦さんのカッコよさで充分満足。
しかし父親の宣言を聞く兄弟の反応が対照的すぎて・・・。
どっちも大切な息子であることに違いはないんだろうけど、それでも櫓で息子・信繁にかけた父・昌幸の言葉、こんなこと信幸は言ってもらえないんだろうな・・・と思うと切ないわ・・・。
つーか弟は兄のことを要約すると「要領悪いな」と思ってたとか・・・・・・。これまで弟の兄に対する言動は少年の無邪気さからのものかと好意的に解釈してましたが、まさか心の中では「兄よりも自分のほうが才がある」と思ってたとか、信幸まじまじ不憫・・・。
まぁそこで弟がそんな兄に代わって自分こそが跡継ぎにと考えないからこそ「真田」なわけで、そもそも信繁と信幸の、ひいては昌幸の「才」はそれぞれ種類が違って、また乱世と太平の世では求められる「才」が違って、だからこそ今真田丸という作品が作られているわけで、「真田」が主軸の大河ドラマが成立するのはその中でも真田信幸の功あってこそだとわたしは思うのでこれからだけどね!。
・・・・・・これからですよね??(おそるおそる)。
まっすぐ馬鹿真面目ゆえに真田と徳川それぞれで浮いてしまう信幸と忠勝が求め合う(意味深w)のは云わば必然なんですね。と、今回を見て思った次第。
でも「黙れ小童!」は引き続きお願いします(笑)。
三度目にしてすっかりネタになりつつあるけど、これもしかしたらすごい結末の前フリ・仕込みかもしれないので(史実通りになるならばたぶん・・・)心して「黙れ小童!」の行く末を見守りたい所存。
他にもなんかあったような・・・・・・って、そうだよ!今回ついに北条親子が出たんじゃん!!。
クッソ悪い顔で火事場泥棒企む氏政と、そんな父の言葉を(内心はどうだかまだわかんないけど)当たり前の顔して受け止める氏直親子もこれはこれで不気味カッコいい!!。
おまけに鷹もいるからね!。今回の鷹は北条さんちの子なのね!。
やべえなーこの北条。織田家への貢物のくだりだけでもう・・・・・・このねちっこさをどう表現していいかわからないw。