『真田丸』第26回「瓜売」

ギャー!内野さんの腹がーーーーーーーーーーーー!!
家康を演じるうえではあっぱれな太鼓腹と言うしかないんだけど、内野さん的には厭あああああああああああああ!!と嘆かざるを得ない。
だって朝鮮出兵の裏でこんなどこからどう見てもコントをやってるような作品ですよ?ナレーションと一緒になって死ぬ死ぬコントやるような番組ですよ?
でもちゃんとお腹作るのが内野聖陽という俳優なんですよね。だからこそわたしは内野さんが好きなんですよね。はー、ふくざつ。
仮装大会自体はツッコミどころしかなくて面白かったです(笑)。忠勝と佐助本気すぎだろ(笑)。あとBGM!!(笑)。
本気で瓜売の練習してたのにまさかの太閤殿下とネタ被りで不参加とするしかなく縁側でフテ寝しながら未練がましく瓜売をぼそぼそ謡う昌幸の哀愁はばば様を楽しく見送るための前フリだったのかー!!って感心しかけたら即「うるさい」とかクッソクッソ!!(笑)。
あと真田家を歓待するために清正が用意した女達のレベルがびみょうに微妙でw、その中でも特に微妙なひとがお兄ちゃんに付くのはいつものことだとして(舅の誘いを断ってもヤバイ、清正の誘いを断ってもヤバイ、どっちにしろ死ぬな(ニヤリ)ってトーチャンひでえw)、このびみょうなレベルが清正の趣味、と受け止めていいのか悩む(笑)。
ていうか清正曰く「俺は昔のことは根に持たない」そうですが、殺されかかったのは信繁のほうなのに何言ってんのコイツ!?感が凄まじかったものの清正的には殿下の女にちょっかいだした信繁のほうが悪いってな理屈なんだよね・・・(笑)。
そんでもって片桐さんな。「サル」と呼ばれていた秀吉の前で猿回しやるとか空気読めないにも程があんだろ!!!。超ドキドキしたっつーの!!。
(片桐さんはこう見えて秀吉の側近なわけで、だからこそ信繁も出し物被りについて秀吉に進言してくれるよう頼んだんだろうに(片桐さんの言うことを秀吉が聞き入れると思うか信繁!?ってのはソレとして)、そんな人物の前で戯言とは言え「一服盛るか」とか言っちゃう出浦さんは聞かなかった方向で)(つーか出浦さんはなんで前もって秀吉(だけでなく参加者全員)の出し物探っておかないんだって。最近のこの人なんのために存在してんだかわかんねーぞ!)
そんな片桐さんをぞんざいに紹介ってか進行する平野さんの司会っぷりは相変わらずでよかった。このひとだけはほんとブレないわーw。


仮装大会であれだけ老醜をさらした(と信繁も家康も思っていたであろう)かと思ったら、「士気などとっくに下がっておるわ」の一言で信繁と視聴者に冷や水を浴びせた秀吉ってか小日向さんはさすが。
こんな秀吉だからこそ、秀次は恐れる・・・んですよね。
というわけで、秀次さんのことは可哀想すぎて考えたくないです・・・・・・・・・。
産まれたばかりの子供を抱いた感触を思い出しながら死んでくれたことに安堵してしまう自分を責めて泣く秀次さんとかもう辛すぎてどうしたらいいのかわかんないよ。
全てを知ったうえで側室になって欲しいという秀次さんの誠実さときりの複雑な女心を描くための側室大集合+娘もいるよ!だったけど、それだけじゃないよね。秀次の関係者がどうなるか(どうなったか)はさすがにナレーションで処理されるんだろうけど、そのとき必ずこのカットを思い出す。「側室全員」とか「多くの女達」とか言葉で言われるだけだったら聞くだけで終わってしまうかもしれないところをこうやって実際に見せられるとその悲惨さを具体的に想像してしまうよね。あの場に居た人たちが全員そんなことになってしまったのかと。エグいわ・・・・・・。
そしてついに茶々が運命の子・秀頼を産み落としたその回で、真田信幸と信繁の兄弟は『たとえ離ればなれになっても真田はひとつ。心さえ繋がっていればな。真田の家を、この地を守り抜け』とババ様の遺言を胸に刻むかー。運命感ハンパねえな。