『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』第4話

あー・・・やっぱ佐引さんも可哀想な感じの人になっちゃうかぁ・・・・・・。
遊ぶ金欲しさで換金目当てに貴金属を盗み後輩を憂さ晴らしでサンドバックにする底辺ド屑野郎でいいんだけどなぁ・・・・・・。
そんな人間をドラマで見たいか?ってな話はそれとして、そういう役をやる高橋一生を見たいので。
ていうかメインの6人以外でこんだけ背景が描かれてる人っていないんだけど、なんで佐引さんだけこんなに肉付けされてんだ?。
今回で「練と木穂子」「小夏と晴太」「音と朝陽」ってところにまずは収まった感じだけど、佐引さんここに全くもって関係ないですよ?。一応練と木穂子のところに絡んではいるけど、佐引さんの存在によって二人がどうこうなってるってわけじゃないし。
なのになんで佐引さんだけ元妻子まで出てきてんの?。
練が止めてるから窃盗寸前で済んでるけど、そんなことするのは息子の学費を工面するためであり、でも元妻はすでに新しい男がいて学費は全てその男が出してくれるから必要ないと。ついでに息子もその男に懐いてると。それなのにまた窃盗しようとして練に止められた佐引は「東京にいても俺みたいになるだけだからさっさと田舎に帰れ」(要約)と言ったと。
・・・これ、必要か?。
練の現状、それからちょっと先の未来、そういうものを補足する要素として“先輩”の存在ってのはまぁあってもいいと思う。余計な要素ってことはないと思う。
でも練と音と木穂子はともかく、朝陽もまぁともかくとして、小夏と晴太についてはまだほとんど掘り下げられてないことを考えると、佐引さんにここまで肉付けする必要あるか?と思うんだけど。
しかも事情が明らかになり「田舎に帰れ」と本音・・・・・・だよね、佐引さんが練に本心を告げたことでもう佐引さんのお役目は終了かと思いきや、次回まだなんかあるっぽいぜ?。なんでこんなに佐引さんにスポット当ててんの??。
それは演じるのが高橋一生だからですよね!わかります!!。
6人の他に佐引穣次という男もしっかり描きたいからこそ高橋一生がキャスティングされたのか、高橋一生が演じるから佐引穣次という男が掘り下げられているのか。
どっちにせよ今回で佐引という男を高橋一生が演じている理由はわかった気がします。
高級スピーカーを佐引さんが壊したと知っていながら練に責任が押し付けられるのを黙って見ていて、練の腕立て伏せも笑って見ていて、でも「佐引さんが壊したスピーカー」とかシレっと口にしてボコられる加持という男の何考えてるのかわからない気持ち悪さも含め、あんなふうに急にスイッチ入って暴力振るう佐引さんはいつからこんな人間なのか、こんな人間だから嫁に逃げられたのか、嫁に逃げられたからこんな人間になってしまったのか、佐引さんはどこ出身でどんな夢を抱いて状況したのか、いいとこの奥さん風の元嫁とはどこで知りあってどんな結婚生活を送っていたのか、そんなことが気になってしまうのは佐引さんが一生くんだからなのよね。幼稚園の外からぴょんぴょん覗こうとしてる佐引さんとか通報事案なのにちょっと可愛いとか思ってしまったし。