『下町ロケット』第8話

毎度毎度なんかあるたびに社員全員?集まって拍手してワー!って盛り上がる会社とかほんと嫌なんだけどw。いつからああやって待ち構えてんだか知らんけど、そんなことばっかやってるから無駄に残業する羽目になるんじゃねーの?とか思ってしまうw。
それに、コアハート患者に心マしちゃった研修医があの修羅場からどうなるのか(どんな処分が下されるのか、そこから(劇中で)どんな扱いになるのか)と思ったら、聴聞会で小っちゃくなって座ってるだけ(ノー台詞)でズコーッ!!。いろいろと心配して若干胃が痛くなったわたし残念すぎるw。
でも横田さん(役名わからん)の役目をまるっと歌昇くんがやってたら・・・(そうなるのではないかと思ってた)と思うと、役としても演技としても結構いろいろ言われることになったかもしれないし、そんなことになったら胃が痛いどころじゃ済まないだろうからこれでよかったんだ。
・・・って、あれ?でも地方へ飛ばされそうになった横田さんは手元に置いて飼い殺しにした方がいいというアドバイスに従って大学病院に留められることになったんだよね?。とすると、高島さん演じるジャーナリストはそれに代わる情報源が必要になるのではないかと思うわけで、次は歌昇くんに接触する・・・ってなことになる可能性もあったりする?。歌昇くんのキャスティング理由って、愛之助さんとのトーク番組で一言一言に説得力のある話し方をするところに惚れたから・・・ってなことだった記憶があるけど、まだろくに台詞喋ってないし、これまでを見る限りこの役にそのプロデューサーが惚れた歌昇くんの魅力が出てる(引きだせる役である)とは思えないしなぁ・・・。
魅力が出てるといえば立花の演説はよかったー!。真っ直ぐな熱意が伝わってくるいい演説だった。ライダー出身者ってのは基本こういう“熱弁”は慣れてたりするんだけど、その慣れが過剰感になっちゃうこともあったりするんだよね。演技クセというか。その点竹内くんの立花はドラマから浮かず、流れの中でしっかり演説できてた。仮面ライダーで1年見続けた主人公が番組終了後さっそくこれだけいい演技を見せてくれると本気で嬉しい。
(・・・って思ってたんだけど、でも今どいつもこいつも暑苦しい演技してるこのドラマだから浮いてなかっただけで、このドラマじゃなかったら浮きまくりかもしれない・・・ということに気づいてしまった気がするけど気にしないことにしますw)(あとそれに比べてモブに毛が生えたようなもう一人のライダーの扱いについてってか、せっかくいっくん真野が白化して再登場したんだから、無駄に立派な社員食堂でコーヒーかなんかおごってやりつつ「あのときはすまなかった」「終わったことなんで気にしないでください」的な会話があってもいいのにー!いやいっそ以前一緒に行った焼肉屋に行けよー二人っきりでー!!とか思わないようにします・・・)
あとあと元NASAの技術者でMBAを取得した若き経営者というよりもインテリヤクザですよねとしか思えない椎名という役自体はそれとして、悪役としての魅力を存分に発揮してる孝太郎さんもいいわー。かつての人気ナンバーワン女子アナを罵る孝太郎さんなんてものが見られる日がくるとは!。
正直この大げさな演出は悪役孝太郎さんが本来持っている底知れない悪意、思惑があるのはわかるんだけど掴みきれない感じ、そのニュアンス感を消してしまい“いかにも”な枠に嵌めちゃってるとは思うんだけど、それでもこのわかりやすすぎるアップ演出に応える悪役っぷり、笑顔から一瞬で憤怒の表情になるメリハリはなかなかですよね。
立花の涙演説を聞いて立ちあがったPMEAの調査リーダーが「恥を知れっ!」と一喝するというベタ展開でありながらも篠井さんがさすがのプロ仕事を見せてくれたんで俄然ハードルあがってしまうけど、この孝太郎さんが最終回でどれほど惨めに敗北してくれるのか楽しみだわー!。