『下町ロケット』第4話

いっくん真野にはもうちょい頑張って欲しいとは思ってましたが、頑張りの方向ちげえええええええええ!!。
テメーひとりでやったんならまだしも一番下っ端の後輩脅してやらせたとか、わたしが求めていたのはそういう頑張りではないのだよ・・・。
相手側に財前がいたから正規の製品で検査をやり直してもらうことができたけど、結果よければそれでよしってな話じゃないじゃん?。人的ミスとはいえ不良品を納品したという事実は事実じゃん?。それは佃の信用を失うことに繋がる行為なわけじゃん?。それは会社として許していいことじゃないだろう(ていうか不良品納品した立場のくせにそれを「こんな事」と言ってのけるとかやっぱり佃って経営者に向いてないよね。きっちり納品することも含めて「品質」なわけで、どんな理由であれそれが出来なかったことを「こんな事」だと思ってること自体ダメだろうと)。
もうこれどうしようもないよね。反社長『派』でもなんでもない、ただの単独犯だもん。もうこの会社に真野の居場所なんてないだろ。真野もその覚悟があってというか、そのつもりでやったのかもだけど、社長に対して一緒に憤ってた江原や迫田が「プライド」を理由に根性見せた(うえに社長に会社の未来を託された)のに対し真野だけがこういうことを仕出かすってのは気持ち的に理解できないなぁ。ロケットも特許もどうでもいいけど帝国を見返してやりたいだけだという江原の心変わりの理由が気持ちとして理解できるだけに、ここまでするほどの何を真野が、真野だけが抱えているのかがわからない。まぁ・・・展開のための行動でありキャラなんだろうからそこに深い理由なんてないのでしょうが。
(ていうか、現実問題として明日までに書類を用意しなければならないという“職務”のための残業なら仕事だからと受け入れるとしても、再納品のために出掛けた社長を夜通し待ってるような会社はわたしだったら辞めようと思うけどねw。「用事あるんで帰ります」って言えない雰囲気バリバリだったじゃん。しかも二日連続帰宅できないんだぜ?。やだよこんなノリの会社w)
でもそんな真野のおかげで倫也くんがいい人活躍できてよかったです。ていうか今回初めて倫也くんを認識できたよ!!。
帝国重工という大企業の技術者で、佃の技術をパッと見で理解できるだけの力があってそれを素直に認めることができるピュアさもあって、さらに再納品を頼みに来た年上のオッサン二人の土下座に「頭上げてください」とアワアワしつつ「僕に出来ることはこれぐらいですが」と上司へ繋いでくれるという誠実さの持ち主とか、この人超優良物件すぎるんだけど。今回の査察官二人(戸次&六角慎司)と富山(新井浩文)が同期って話だけど(この三人がつるんでるって結構説得力w)、こいつらも入社当時は浅木のような人間だったりしたのかなー。それが帝国重工という大企業の中で働くうちにこんな傲慢チンケな人間になってしまったのだとしたら、今はピュアっこな浅木くんもいつかこんな人間になってしまったりするのだろうか。でもだからって佃に入ったほうがいいとは全く思わないけどねw。佃も佃でヤバイからw。財前は帝国クビになったら佃に行けばいいと思うけど(財前が社長になって佃は研究職に戻るってのが佃製作所にとっていちばんいい気がするw)。


解雇にしろ自己都合にしろ、どのみち真野は次回冒頭で佃を去ることになるんだろうから、楽しみがいっこ減っちゃうなぁ・・・と思ってたら、


小泉孝太郎世良公則下町ロケット」で“適役” 小泉「あ、そっち側」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/11/11/kiji/K20151111011486190.html

小泉が演じるのは、NASA出身の技術者で、現在は父親が興した精密機器メーカー、サヤマ製作所社長を務める椎名直之(しいな・なおゆき)。ロケット工学が専門で、父親の会社を継ぐ際にMBA(経営学修士)まで取得したという異色の経歴を持つ人物で、阿部が演じる佃航平率いる「佃製作所」のライバルとして立ちはだかる。

小泉は「オファーを頂いたのが本当に急だったのですが、この作品に携われることが嬉しく、プライベートの予定すべてキャンセルしてお引き受けしました。そのぐらい嬉しかったです」と大喜び。だが「佃製作所と親密に関わる役かと思いきや、あ、そっち側(敵役)かと。僕が演じる椎名という役は、得体の知れない、掴みどころのない人間として阿部さん演じる佃と対立します。『下町ロケット』の魅力は佃の“人間臭さ”だと思うので、その佃としっかり対峙し、椎名という役を通して、ちょっとしたエッセンスを加えていけたらと思います」と張り切っている。

なんとなんと孝太郎さんが出るとか!!!。
ロケット工学が専門でNASAを経てMBA取って父親の会社を継ぎましたとか設定モリモリだけど、どんなタイプの「ライバル」になるのだろうか。孝太郎さん曰く「得体の知れない、掴みどころのない人間」だそうですが、孝太郎さんにそういう要素皆無やん?って考えると過剰な演出されそうでちょっと心配。
武井さんと稲盛さんを二股かけたドラマといいこれといい、もしかして孝太郎さんは爽やか青年イメージからの脱却を図ろうとしているのだろうか。孝太郎さんの育ちの良さが滲み出る感じ、無色透明な存在感ってのは天性のもので身につけようと思ってもつけられるものではないと思うので、あんまり無理してイメチェンせずとも・・・とか言いたくなってしまうのだけど、いっくんの抜けた穴を孝太郎さんが埋めてくださるというのはありがたい限りです!!。