『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』第3話

なんだよー俺の嗜好は特殊すぎて誰も共感できる余地がない故に孤独・・・とか言ってるからどんだけ変態なのかと思ったら単なるロリコン(処女好き)じゃねーか。キャナメならばもっとすごいド変態さんであろうと期待したのにー!。
でも、月本に群馬少女殺害の罪を被せるためであろうカラの目的はそれとして、ドラマ的には死体姿が映らなかったということはまだ殺されてないのではないかと思うわけで、これからものすごく気持ちの悪いキャナメが見られる可能性もまだ残されてるよね。ね??。
そして完璧かと思われたカラさんですが、月本だけを殺るつもりだったのに現場目撃されるわ目撃者殺りそこねるわ目撃者の荷物放置して受付女に通報されてるわ、結構杜撰ですよねw。カモフラのために他にも何人かのカルテ抜き取るぐらいすればいいのに自分のだけ抜くようなことするから里見に気づかれてるし、気づかれてるのにカルテ燃やして「これでもう私に繋がる証拠はない」とか思っちゃってるし、もしかして頭はあんまりよくないのか?。
まぁ、カラが猪熊に執着してるのは猪熊が持っている(とカラは思ってる)『生来の正義感』が欲しいからということのようですが(外見は完璧に作り替えたから次は中身ということか?)(もしくは今現在のカラは殺人という行為に対してなんの感情も抱けなくて、猪熊のように「悪い奴の成敗」としての殺人なら達成感とか充実感とか、なんらかの感情を得ることができるのではないかと思ったからとか?)(ていうか、カラが猪熊を見て「見つけた」って呟いたのって探してた相手を見つけたという意味だと思ってたんだけど(だから過去になんらかの因縁があるのかと)、自分がコピーする、または奪うに値する「正義感の持ち主」を「見つけた」ってことなのか。初対面時の猪熊ってそんなに正義感バリバリだったっけ?)、カラが思っているであろうほど猪熊に正義感があるようにも優秀なようにも見えないわけでさ、そんな女に入れ込んでるぐらいだから、うん、頭はそんなでもないってことでわりと納得できますw。
でもそれと対峙する里見も里見なんだよなー。証拠見つけてやるって意気込んでたけど、応酬したカルテと写真をあんなふうにまとめて扱ったらごっちゃになってあとから再整理するの大変だろうにって、このワンカットだけでも実務能力ないのがわかってしまうのが残念すぎる。
で、ひとりを浅草までたい焼き買いにいかせた里見は残ったほうとお風呂に入ったのか?。匂いに敏感設定の里見なら入らずとも衣服に付いた泡風呂の匂いを嗅ぐことができるかもだけど猪熊はそうではないわけで、それなのに匂いに気づいたということは少なくとも里見はお風呂に入ったということではないのかと。もし今後この件が拾われることがあるならば「風呂に入っただけ」というつまらない事実が明らかになるだけでしょうが、誘惑に勝てず残ったほうとヤッてしまいましたってんなら里見のことをちょっと見直します。男としてw。
つーかチビデカの盗聴器付腕時計は里見のやってることを調べるつもりが里見と猪熊の関係を知ってしまうことになるんだとばかり思ったのに(そんで猪熊のことを好きだという自分の気持ちに気づくとか!)、里見の潜入捜査を盗聴→「なんの捜査してんだ?」ってどーでもいい使われ方でガッカリ。1.2話はイヤな奴だけど憎めないところもあるってな印象だったのに、手柄を取られないように捜査妨害のネタを探すとかただのゲスだし、お偉いさんの息子が高級デートクラブの顧客だったという棚ボタ情報使って上手く立ち回るぐらいしてくれればまだゲス中のゲスとして見所あるのにそういうこともないし、なんか中途半端だよね。