『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』第4話

まだ死んでない可能性に賭けてたのに、冒頭のこれまでのあらすじで「カラは月本を殺し」とかサクッと明言されてわたし涙目でした・・・。
おそらく原作の通りなのでしょうが、こんなに面白そうなキャラでそれを演じるのがキャナメだというのに、殺されるだけの存在だなんてつくづく勿体ない。
その一方で「この男は使える」と評価され生き残ってる光石さん。カラちゃんとの初めてのドライブでウキウキし指輪を渡そうとドキドキし、いざ渡すぞ!と振り向いたらカラちゃんいなくなっててショボーンとか一人テンション違いすぎてキモ可愛いんだけど、この人なんだかんだで最後まで生き残りそうな気がしてきた。死ぬか逃げ切る(姿を消す)か、カラの最期がどうなるのかまだわからないけど、正体を聞かされてもあんないい娘がそんなことするはずがないって言い続ける光石さんの姿が見えるもん。もしそういうことになるんだとしたら、それが“哀れ”として描かれるのか“救い”として描かれるのか。
前回頭脳のほうはそんなでもないのかなー?と思ったカラさんですが、今回は完全に里見を手玉に取ってました。まぁ里見の尾行がアレすぎなんだけどw。尾行初日から思いっきりバレてんのに「今日こそヤサをつきとめてやる」とかなんとかデカ用語使ってイキる里見がしょーもなさすぎてw。せっかくがんばって変装してるのに全部見破られてる里見くん可愛いって見るべきなのかな?。いや、女医と飲みに行って最初は冷静さを保ってたのにつんつくされたらデレデレでつんつくし返し、次の瞬間トイレでグタって自己嫌悪モードに入ってんのはアホすぎて可愛かったですけどもw。
てかものすごく今更ですが、里見ってイケメン設定なんですね?。デートクラブの女たちにキャーキャー言われてんのは半分営業と思ってみてたんだけど、見るからに緩そうな女医はともかくナースステーションの看護師たちも色めき立ってたぐらいだし。そんなにイケメンならば女性警察官たちが放っておかないと思うんだけど、女がちょっと本気だせば付き合ってる女がいて、それが年上の相棒であることぐらいすぐ突き止められそうなもんだよなー・・・とか思ってたらチビデカにも先輩にもバレたし。
つーかなにこのアホなバレ方。どんだけ浮気疑惑で頭いっぱいにしてんだこの女。思いっきりプライベートを仕事場に持ち込んでんじゃねーか。
警察官同士の恋愛が禁じられてるわけではないけど同じ職場で働くのはNGだという暗黙のルールって、結局こういうことになるからだろう?。
里見が単独でカラを追っているのは恋人の友達だからってことなんだよね?。刑事として、相棒としてならば“容疑者”に対し協力して捜査にあたるべきなのにそうしないのは恋人が友達を信用しきってるからなわけでしょ?。つまり刑事という立場よりも恋人という関係性のほうを優先してるってことでしょ?。そういうことになるから恋愛関係にあるもの同士が同じ職場で働いてはならないってなことなんだろうに、わざわざ主人公二人を恋人設定にしてそれを証明しちゃってんだけど、なんでこんな展開になってんだろ?。(視聴者にはそうだと分かってる)犯人前にして主人公の刑事二人が恋愛感情で修羅場ってのはあまりにも間抜けすぎてそれはそれで面白いとは思うけど、この作品の楽しみ方ってこれでいいの?。
あと二人が捜査一課を目指してる理由として、機捜では初動捜査にしか関わることができないから(逮捕まで事件を追いたいから)ってこともあるんだとわたしは思ってたんだけど、毎日毎日カラのこと単独で尾行してたり被害者の主治医と呑みに行ったりとこれだけ単独行動が許される(許されてはいなくとも実際にそれが出来ている)んなら別にそういう理由はないってことか。「どちらかが捜査一課にいったら」ってのはただ単に結婚するためのキッカケ作りってだけなのね。だとしたらなんかちょっとイラっとしますね^^。