『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』第2話

初回はVS板尾、今回はVS岡田義徳と、男のクソ犯罪者をぶちのめすカラの存在感が強烈すぎて、演技力とか関係ないところでハマリ役すぎて、なんかもうそういうドラマでいいんじゃないかなって気がしてきたw。カラのサポートというかメンテナンス担当のキャナメ込みでw。
だって子供の頃から間違ったことが許せない人間だったとか言ってたけど、今現在進行形で「同僚、それもペアを組んでる相手と恋愛関係にある」というルール違反を犯してるわけで、せめて仕事の現場に恋愛感情を持ち込まない(オンとオフの線引きは明確にする)ならまだしも二人っきりの時はイチャイチャしてるわけでさ、里見はともかく猪熊にとってそれは間違ったことをしてるということにはならないの?と思えるんだもん。だから隠してるんじゃんって言うかもですが、そもそも隠すようなことをしてる時点でお前の正義感とやらには引っ掛からないのか?と。
その点カラはそれがどれほど歪んだものであるとしても、曲がってはいないと思うのよね。どんな目的であれそれに向かう信念は揺らがないと思える。今のところは。だからカラのほうがより魅力的に見えるのだと思う。
人間を素材としか見てない真正のマッドドクター感プンプンのキャナメの台詞からカラの年齢が公表してるものよりも実際は結構上だということが明らかになったけど、それに加えていくら鍛えているからといって泥酔してる男の身体を楽々引き上げられるか?という疑問を“里見が抱いた”ということをしっかり描いたということは、これもしかしてカラは性転換してるってことはないかなぁ?。だから光石さんとプラトニックな関係のままでいるとか。・・・と思わせるためのミスリードってことも考えられるけど。
あれ?でも猪熊と一緒にスカッシュやったあとジムで一緒にシャワー浴びたりしたっけ?シャワーしてたのはとーりだけだったっけ??。
まぁなんにせよ今現在の「カラ」は元々のルックスからは大きく違っていることは間違いないであろうわけで、てことは猪熊とカラは元々知人である可能性が出てきたよね。そしてそれはカラが猪熊を狙う理由、猪熊の「生来の正義感」に関係しているのではないかと。そこで猪熊の正義が揺らぐというか、猪熊にとっては正義感を発動させたというだけのことなのに、それがカラにとっては屈辱だったとか、カラから見れば憎むべき出来事であるということを里見が認めてしまう、理解できてしまうってな展開になったら面白いかなーと思うんだけどどうだろう。
キャナメのクリニックを見張るために喫茶店で本を読む(フリをする)眼鏡とーりは素敵だった。とーりの思案顔はいいよね。