- 作者: 古野まほろ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (5件) を見る
「警察小説にして本格ミステリ」(綾辻さん)「警察が、そして本格ミステリが、異形の姿に変容する」(有栖川さん)というお二方のお言葉通り、警察庁長官の娘であるゴスロリ警視が定年間際のゴンゾウ刑事とともに東京メトロが誇る新路線である湾岸線を舞台に繰り広げられる連続殺人事件を追うという警察小説であり、その連続殺人はガッチガチのトリックによって実行されていて、被害者を繋ぐミッシングリンク、そして被害者たちに課せられていた役割にはときめきすら覚えてしまったほどのまさに「古野まほろの、新たにして心躍る達成!」(綾辻さん)であり「古野まほろ(に「モンスター」のルビ(笑))の新たな形態を見よ!」(有栖川さん)であるわけですが、ごめんなさい・・・私ずっとこれがイエ先輩もしくは二条警視が主人公だったら最高だったのに・・・と思いながら読んでました。
まぁ読み終わってみればイエ先輩は無論のこと二条警視を主人公にするわけにはいかない理由は明白なのですが。
それはそうとして「スマピーポ」「タブピーポ」ってなんだよ(笑)。