『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの34「伝説の世界忍者、ジライヤ参上!」

素朴な疑問なのですが、「伝説の世界忍者」と「ラストニンジャ」ってどちらのほうが凄いんだろうね?(笑)。
忍者協会?とやらは「十六夜流」なる流派の者が暴れていて、一般人からクレームが入っていることを知ってると。で、クレーム対応のために刀に手裏剣くっつけることを禁じ、また一般人から適切な距離を取らなければ戦闘行為を禁じるという規則を作って実質的にニンニンジャー(伊賀崎流)の活動を規制したってな話だったんだけど、十六夜流の忍者が暴れてるところにはわたしの知る限りでは伊賀崎流の忍者がいるわけで(駆けつけるわけで)、もしかして一般人にしてみりゃ十六夜流も伊賀崎流も変わんないんじゃ・・・・・・?。
つまり伊賀崎流の忍者=ニンニンジャー十六夜流から自分達を守ってくれているという認識は全くないのではなかろうか・・・・・・・・・。
で、哀しいかな一般人の認識はその程度だとして、忍者協会はそれじゃいかんだろうって話じゃない?。十六夜流が暴れまわってるってのは認識してるわけだよね?。でも現状、わたしの知る限りではそれに対応してるのは伊賀崎流だけなんだけど?。それなのに「(一般人からしたら)見分けがつかない」という理由で変身を規制したのみならず、十六夜流が暴れてることそれ自体をどうにかしようという動きがないってどうなんよ?ってな話よね。
それなのに「天晴たちが暴れられるようにジライヤさんが会長になる」って、一般人からのクレームという『問題』の解決にはぜんぜんならない(なってない)と思うんだけど。
ていうか今回の話の中に「一般人を守る」視点がまったくなかったのがさぁ・・・。
協会に規制されました→一般人に危険が及んだとしても規制されてるから変身できません→生涯現役に拘ってた世界忍者が現役を引退し上に立って規制解除してくれました
って、それでいいのか?。
怪人の力によって思うように戦えないという定番ネタが、変身できない天晴の背中でジライヤさんが指示を出しダメージ与えたところで「上から指示すんの上手いじゃないか」という天晴の一言があって、それが協会のトップに立って若い忍者たちが活躍しやすいような体制を作るというジライヤの決意、「上に立つ素質」に繋がるってのはなかなか上手い展開だと思うのに、いつものことながらそこに至る過程がほんとダメよな。


ジライヤさんが自己紹介した時だっけ?手で印を結ぶのを見て自分もやってみようとするやっくんが可愛かったです。
今回天晴はともかくやっくんまでジライヤさんにタメ口利いてんのが引っ掛かったんだけど、「get away!」って言うシーンがあったのはやっくんが「英国育ち」であり、それゆえに目上の人にも敬語を使わないという意味なんだと脳内補完。やっくんのためならこれぐらいのご都合解釈は余裕ですw。