『破門』第5話

坂本家のわんこかわいいいいいいいいいいいいいい!!
まさかこのドラマでこんなにモッフモフのわんこを拝めると思ってなかったんで得した気分w。
そして最後に二宮が400万の出金伝票切らせたのは原作よりもカタルシスあったわー。別にそれを忘れてたわけじゃなかったんだけど、情報量の多さに加え画の力(アクションのみならず一輝桑原さんのクッソ色気とか)で頭パンパン状態のせいかそこに思い至らず、原作読んで知ってるにも関わらずそこに繋げるかー!という痛快感ハンパなかった。
でもこれ、(ドラマ版)桑原自身もそんな感じだったよね。これ当初の話では1000万がラインだったはずなのに500万で手を打つことになったものの、出金伝票という現金以外の形で舟越から引き出した400万はまるまる二宮のもの(二宮が被ったサバキの代金)なわけで、これをゲットしたことによって現金分はまるまる二宮の“収入”になるわけで、だからあの時の桑原さんは「お前ヤルじゃねーの」ってな顔だったよね。桑原さんが別れ際投げ渡した100万はそのご褒美というかご祝儀というか、あれだけ取り分に拘ってた桑原なりの二宮への「よくやったな」ってな気持ちの表れなんじゃないかな。これ原作でも描かれてることなんだけど、原作はドラマよりもずっと二宮が強かというか、もっと“大人”なんで、二人の関係はドラマよりもはるかに対等っぽいんですよね。だから桑原が二宮を“認めた”ってな感じはなくって、ただただ桑原さんかっけえええええ!太っ腹!!ってな印象が強かったのね。行為自体は同じでも、キャラクター造形の違いによってこんなにも印象が違うんだなーってのは面白い。原作ではこのあと何冊かのシノギを重ねるなかでお互いを疫病神を言い合う二人の相棒のような関係が構築されていくわけだけど、ドラマではそこまでの尺はないわけで、この100万あげるシーンひとつで桑原が二宮を認めたってのを見せるのは上手くやったなーと。
で、ここからそのまんま破門への繋げたわけですが、繋ぎは思ったよりもスムーズではあるかな。できることなら罰としてカシラ(島田さん)のショーファーさせられる桑原も見たかったけど。
しかし小清水役はかなりのキーパーソンになると思ってたんだけど、ほうかさんの胡散臭さ完璧すぎる!。
って、相関図みたら腐れ刑事の中川に高杉亘さんとかヒーッ!!。
わたし破門読んでちょっと泣きそうになったぐらいなんで、一輝桑原の描き方によってはマジ泣きするかもしれん・・・。