『仮面ライダードライブ』第2話「仮面ライダーとはなにか」

とりあえずわかったこととしては、まずベルトさんは元クリム・スタインベルトさんで(つまり「ベルトさん」という愛称はあながち間違いではないとw)ロイミュードに対抗すべく何かの研究をしていて、ロイミュードに襲われることを想定し自らをデータ化して?「ベルト」に移植したと。つまり遠隔操作や人工知能といった“システム”ではなく、ベルトさん(の魂と頭脳)は元人間だ、と考えていいんだよね?。時々夢も見ちゃうくらいだし。
で、そんなベルトさんを使いドライブに変身するためには「体質」の合致が必要で、超人的な運動能力の持ち主である霧子は残念ながらその体質者ではなく、進ノ介こそがその体質者であると(進ノ介しかなれないというわけではない)。
また、どんよりこと重加速ってのはロイミュードの力の強さに比例してその範囲と人々に掛かる重力(重さ)の量が変化するってことか。局所的に異様な重力が掛かっているだけであってどんより以外のところと時間の経過の差はないと。ロイミュードがなんのためにそういう状況を引き起こしているのか(力を使っているのか)はまだわかんないけど。
そしてロイミュードは全部で108体居て残り103体だと(今回倒したのは3体だから、前回倒した雑魚2体を含めての-5体ってことか)。
「108」という数字から想起するのはやはり煩悩の数だけど、そうだとするなら1.2話のロイミュードの目的は人々の身体から健康で優れたパーツを奪い取り最高の身体を作り上げたいという「欲」ってことなのかな。なんのために理想の身体が欲しいのかってとこまで突っ込んで欲しかった気はするけど、でもまず女から髪奪ってサラっと手触り確かめてうっとりしてたからw、理想の肉体そのもの欲ってことでいいやw。
そういう意味ではロイミュードを率いるハートはチンピラから車を、幹部であるブレンはカップルの男からタブレットを当然のごとく奪ってたのもただ「欲しいから」ってことなんだろうし、どちらもお目当てのものを手にいれるためにどんより発動させてたけど、ほんのちょっと力使っただけっぽいのに人間たちがほとんど静止状態で動けなくなってたってことはそれだけ力が強いってことなんだろうね。
今のところはこんな感じ?。
どんよりがロイミュードの力によって起こされる現象であることが解り、と同時にシフトカーのホルダーを身に着けていればどんよりに対抗できる(かかる重力を弱められる?)ということは、ロイミュードとベルトさん=ドライブの力は同質というか、元をただせば同じなのではないか?と考えるのは至極当然のことなわけで、それを2話にして主人公に指摘させるってのはいいよね。謎を散りばめるだけ散りばめて話を進めながらそれを解明していくという作りもいいけど、これは主人公が刑事だから毎回“捜査”をするだろうわけで、縦軸も横軸も謎だらけってなことになると結局どちらの謎解きも適当になってしまう恐れがあるから(まだはっきりそうだと明言されたわけじゃないけど)主人公は“そういうもの”として受け止めながらもその力を使って敵と戦う構図だってことを早くから明確にしてくれるのはすごくいいと思うし、主人公がそこに思い至る頭脳の持ち主だってことも解るし。
「考えるのやめた」ってすぐ言うけど、決して受け身の主人公というわけではないんだよね。考えてることは考えてるんだよ。でもある程度考えたところで(多分この“ある程度”の時点で普通の人より深く考えてるんだと思う)それ以上思考を展開であり転換させるための取っ掛かりがないから(ないことがわかるから)「考えるのをやめた」って言うんじゃないかな。
でもこれ、まず「サボリが日常茶飯事」ってのを見せちゃったせいでうまく伝えられてない感はあるよね。さらに「相棒の刑事人生を奪ってしまった」から「やる気をなくしてる」ってな設定もあるからどうも主人公のキャラが掴みきれない。しかも相棒との関係悪くないじゃん?。相棒は植物状態とか進ノ介の見舞いを受けてくれないとか、そんなヘビーな状態なのかなーって思ってたんだけど、むしろ相棒であり親友が必死に頑張ってるのにサボリ常習犯ってどういうことよ!?とすら思うもん。これ、設定(脚本)に問題があるのか役者の技量が足りてないせいなのかどっちだろ?。
ていうか「脳細胞がトップギアだぜ」はまぁネタ台詞としても「カントリーボーイか?レディのエスコートがなってないな」ってな台詞は致命的なまでに似合ってねーだろ。お前こそカントリーボーイみたいな顔してるくせに何いってんだ??ってなもんだろw。キメ台詞に車関連を絡ませるのはいいとして(カッコよく言えてないのはまだ始まったばかりだからってことで今後の成長に期待するとしても)、こういうナンパな台詞はそれこそ翔太郎のようなビジュアル&タイプの男ならいいけど進ノ介が言うと違和感でしかないからこの路線は早々に廃止してほしい。
それと、ギア入った進ノ介の推理に従い特状課がそれぞれ活躍するんだと思ってワクワクしたのに浜謙「ネットの噂調べてみる」ってなんだよそれ・・・と。ネットに詳しいってな設定なら進ノ介が推理った時点で「こんなこともあろうかと」って予め集めてたネット上の噂の資料出してくるとかさーそれぐらいしてほしいわ。ドライブのことを特状課にも秘密にしてる理由ってのはおそらく命の危険を伴うからだろうと予想してるんだけど(今回のロイミュードがドライブを見て「仮面ライダー」と発言したってことは過去にそう名乗る存在と出会っているからだと思うのね。で、それは進ノ介以前のドライブなんだろうなと。現在進ノ介がドライブである以上、それまでのドライブはドライブではなくなったということになるわけで、その理由が“戦えなくなったから”だとするならばその時巻き添えになったドライブ関係者がいたんじゃないかなーと、そしてそれが霧子の父親とか?)、とすればそのうち特状課メンバーが進ノ介がやってることに気づいてしまい(もしくは不審に思い)、事情を知った上で共に戦うかどうか覚悟を問われる(覚悟を決める)話があるよね、きっと。特状課メンバーがそれぞれ有能ならば覚悟を問う価値があるけど、たかだかネットの噂漁ってるだけなら別に一緒に戦ってくれなくてもいいですよってなもんじゃん?。それが浜謙でなければならない必要すらないよね?。なので早いとこ特状課メンバーが活躍する話を希望します!。


で。今回のラストでついにバイクに乗って上遠野くんが登場したわけですが、なんだこのイケメンオーラ!!!。わたし初めて上遠野くんを「さすがズノンボーイ!!」と思ったわw。
ハート様は目立ちたがり屋の豪快な首領で、ブレンは絵に描いたような参謀タイプときて上遠野くんチェイスはどんな感じなのかと思いきや無感情の死神タイプってウッホ!!!w。どんくさそうな顔してるくせに凶悪とかたまらんわー!w。
てかロイミュードの三人はバランスがイイと思うの!。でっかくてガタイのいいハート様に頭半分ちっちゃいブレン、そして一番小柄なのがチェイスって、三人並んだシルエットかなりいいよこれ!!。
って、ハッ!?ロイミュードって存在としては「魂」のようなもので、人間の身体をコピーしてるってな設定なんだよね?。だとしたら主人公がアレなのにロイミュードの三人はイケメン揃いなのは三人ともそれなりのルックスの人間をコピーしたからってことなんじゃ?だとしたら超納得設定!・・・・・・って思ったのに次回ルー大柴とか(笑)。