『仮面ライダー鎧武』第41話「激突!オーバーロードの王」

人類の敵ポジであったロシュオとレデュエがあっさり逝ってしまい、これで名実ともに舞さんをめぐる(戦国)ライダーバトルになる・・・ってことならまぁそれでって感じなんだけど、でもそのうちの一人は怪人化しちゃったしもうひとりも怪人化しかけてるしヒロインも人外になっちゃったし、あとはもうイッちゃってる少年と頭おかしな博士しか残ってないって、なんかわたしは一体何を見ているのだろうか?という気分。
てか前回レデュエに悪夢見せられて覚悟決めて、そんで今回冒頭でその覚悟を戒斗さんにも認めてもらって、そんでいざ舞を助けに行くぜーってロシュオのとこいったらまた覚悟がどうとか言われててなんかい覚悟を決めればいいのだろうかと・・・。
ていうか今更すぎるんだけどさぁ・・・舞さんがそうまでして戦う(争う)ほど価値がある女だとは思えないのがさぁ・・・・・・・・・。まぁだからこそ舞さん=黄金の果実にしたんだろうけど。
(あの瞬間大量のインベス(命)を造ったのではなくわたしにはインベスを大量召喚したようにしか見えなかったので、なぜ戒斗さんがそう思ったのかはわかりませんが)命を生み出す力を持ちながら(何のために犠牲になったのかわかんないけど)死んだ女を蘇らせることはできないロシュオは死ぬことでようやく愛する女と再会できてこれからはずっと一緒にいられるねってイイ話(のように見せてた)っぽかったけど、じゃあ王妃を蘇らせるためにライフエナジー吸引されてたと思しき紘汰姉たちはなんだったんだ?って話。ていうかそもそもその関係性を含めフェンシンムとオーバーロードとインベスってなんなんだよ?って話よ。
てかこれももう今更ってかどうでもいいことではあるんだけどさ、鎧武の攻撃で傷ついても瞬時に回復するってのをあれだけ見せておきながらレデュエの攻撃で瀕死状態になってたのはなんでなん?。あそこがオバロの弱点だったりするの?。それともガチ不意打ちってか意識外からの攻撃は有効とか、はたまた治す気なかったら治らないとかそんなアバウト設定の結果なの?。
あと目の前でロシュオがレデュエにボロ雑巾のようにぶっ殺されたのを見て目をピカーっと赤くした紘汰さんが壊されたロックシードを再生してみせたけど、ロックシードはもともとヘルヘイムの森の実から生成されるものなわけだからヘルヘイムの森を操る力を持つオバロなら出来てもおかしくない気がしなくもないけど、でもそもそも「ロックシード」はユグドラシル=人類が開発したものなわけで、少なくともこれまで劇中でそんなことをしてみせたのはサガラしかいないわけで、でもサガラはオーバーロードではないわけで、とすると紘汰がやってのけたロックシード再生能力の源はなんなんだ??。再生したロックシードで極アームズになった紘汰はまるでロシュオ=オーバーロードの王のようだったけど、繰り返すけどオーバーロードとロックシードって関係ないですよね??。
ていうかこれが一番「?????」だったんだけど、紘汰はレデュエに対してなんであんなに怒ったの?。ロシュオにそんな思い入れとかないでしょ?。紘汰さんのことだから普通に「卑怯な手使いやがって許せねえ!」で怒りモードになるのはわかるんだけど、でも所詮オーバーロード同士のことだしさ、そんなに怒ることはないと思うんだけど?。
でも紘汰さんは怒った。41話までやってきた中で多分一番怒った。
それは紘汰がオーバーロードになったからなの?。紘汰にとっちゃ他人事ってか他種事ってかそんなんじゃなくって『仲間』のことだからなの?。
まぁなんか・・・託された感じなんだろうね、ロシュオから(もういちいち考えるの疲れたわ・・・)。
で、オーバーロードの王・ロシュオと人類玩具計画を目論んでたレデュエをまとめて倒したわけだからこれで状況が好転するかと思いきや、現状世界危機はなんら変わりなく危機ingのままなんですよね・・・?。なんかすごいなぁ・・・。
でもとりあえずオーバーロードはヘルヘイムの森を操れるわけだし、あと黄金の果実化した舞さんと力合わせて世界を救えばいいんじゃないかなーと。紘汰さんがチャックのこっち側(地球側)に侵出してきたヘルヘイムの植物をどうにかして、舞さんの中にある知恵の実だか黄金の果実だかの力使って地球上にいるインベスを駆逐してくれればとりあえず世界は救えるでしょ。その代償として二人とも人外になってしまうわけだけど、でも二人いればなんとかなるよ!。
・・・って言いたいところではありますが、ここで思いだされるのがメタルさんのリアル嫁演じるロシュオ嫁が「犠牲になった」ってことなのよね。
どういう状況で何があってロシュオ嫁が「犠牲」になったのか、その中身が一切描かれていないこと、これが気になる。
舞の了解も得ず、それこそ覚悟を問うこともせず強引に黄金の果実をその体内に挿入し一方的に「見届け人」としたロシュオだけど、同じ立場であった妻から黄金の果実を与えられたわけだよね?。ロシュオが黄金の果実を獲得した時点で妻だったのかはわからないけど、とにかく愛する女から果実を貰ったと。
見届け人という立場は同じだとわかったけれど、見届け人はイコール体内に黄金の果実を宿す者なのかなぁ?。言い換えれば黄金の果実を体内に宿すことで見届け人になるんだと。だとしたら見届け人は自身が認めた者に体内から果実を取り出して与えることになろうわけで、まさかそれが理由で死ぬってことじゃあないわよね?。黄金の果実は見届け人の生命そのものであるとか。それだったら「犠牲」という表現は使わないと思うし、ていうかもしそんなハードな運命を一方的に与えられたんだとしたらさすがに舞さんが気の毒すぎるんでそれはないと思うんだけど、じゃあ犠牲ってなんなんだよ?と。ロシュオが黄金の果実の力を使った結果、ロシュオ嫁が死んだってな感じかなーと想像してるけど、ロシュオ嫁の『犠牲』と黄金の果実の力に因果関係がないってことはない・・・よねぇ?。
とすると、紘汰はこの先世界を救うために舞を犠牲にするか、舞を守るために世界を救う(黄金の果実の力を使う)ことを諦めるのか、どちらかを選ばなきゃならないことになったりして・・・?。まぁそんなことになれば当然紘汰さんは舞も世界も守るぜ!って言うのでしょうが、そんなうっとおしい展開になったらやだなぁ・・・・・・。
でもそんなことでもなけりゃ紘汰さんと舞さんが力を合わせて地球守りましたENDでいいじゃん?って話になっちゃうよね。これがさ、舞さんがまだ人外になってないなら紘汰は足掻くし抵抗するだろうけど、でももうなっちゃってるわけだし、舞さんだって「紘汰と一緒なら平気だよ」って言うだろうし、それはそれで綺麗な終わり方と言えるのではないかなーと。


なのでわたしにとってはもうあとはミッチをどう終わらせるかってことだけです。
ミッチは最初から黄金の果実になんて興味ない、興味あるのは舞さんのことだけだと言っていたわけで、でもミッチがロシュオに舞さんを預けたせいで舞さん=黄金の果実になってしまった。この痛恨の判断ミスをミッチがどう受け止めるのか。貴虎兄さんに「本当に価値がない人間は、光実、おまえひとりだけだ」と言われてしまった、いや、言わせてしまったミッチは、次回いよいよどうにかなってしまうのでしょう・・・。
貴虎兄さんの名前も、初瀬ちゃんの名前もシドの名前もあるのにファイナルイベントにミッチのお名前だけがないこと。これが意味するところはなんなのか。
どうかどうか、高杉くんの頑張りに見合う、高杉くんの想いが報われるミッチの最期でありますようにと心から願います。