http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/
大好き作家さんなので我が事のように嬉しい&誇らしいです!。
しかもだいすきなだいすきなだいっすきな!疫病神シリーズでの受賞ってのが嬉しすぎますっ!!。
建築コンサルタントの二宮がイケイケヤクザの桑原のシノギに巻き込まれる話なのですが、まるでトムとジェリーのような二人の掛け合いが非常に面白く、またヤクザのシノギとはいえ絵画だったり宗教団体だったりと毎回異なる“獲物”であり、その内容も適度な情報を織り交ぜてくれるのでそれらについての知識も得ることができ、特に北朝鮮を舞台にした2作目の「国境」は当時面白すぎて感動したぐらいなんで、この機会にぜひとも多くの人がこのシリーズを知ってくれたらいいなと!。

- 作者: 黒川博行
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/01/28
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- 作者: 黒川博行
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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- 作者: 黒川博行
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- 作者: 黒川博行
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ぜひとも刊行順に読むことをおススメいたします!。
http://mantan-web.jp/2014/07/18/20140718dog00m200004000c.html
−−黒川さんの作品には大阪弁の語りの面白さがあるが、こだわりは?
よくせりふ回しが漫才のようだといわれるが、割と不本意。上方落語は大好きでよく聞く。大阪人というのはことさら面白い会話をしようと考えているわけではなくて、日ごろ話してるのがあんな感じで、作品の中でここで笑わそうとか、しゃれたことを言わそうとか意識したことはない。大阪人の特性としてあんなせりふが出てくるんです。
ただし、せりふを考えるのは時間はかかる。僕の場合は地の文よりもセリフの方に時間をかける。パソコンの前で悩みながら。ブラインドタッチはもちろんできません。(両手の人さし指を掲げて)ティラノサウルス状態です(笑い)。ミスタッチも多いし、書くのも遅いし、1時間で(原稿用紙)1枚くらいしか書けない。せりふは軽やかにリズミカルに書けてると思われるのはいいが、ものすごく時間かけて、ああでもないこうでもないと考えています。
考えに考え抜かれた末のあの面白すぎるやりとりなんだと思うと勢いで読んでは申し訳ないなーと思いつつ(でもテンポよすぎるから勢いで読めちゃうんだよー!)、ていうか桑原と二宮のあのやりとりが黒川さんの人差し指一本から産みだされてるとかちょっとモエます(笑)。
改めまして、黒川さんおめでとうございます!。これからもマイペースで書き続けてください。黒川さんが書き続けてくださる限りわたしは一生ついていきます!。