『リバースエッジ 大川端探偵社』FILE.09「命もらいます」

人を見かけで判断してはいけないとはいえ見るからにヤバそうというか、これまでのように何か事情があるようには思えない依頼人の話のどこが琴線に触れたのか(なぜ依頼を受けたのか)わかんなかったし、替え玉という危険を伴う(かもしれない)手段を許可しただけでなくその替え玉に「ていうか誰!?」というお婆さんを用意するとか所長が何考えてんだかわからず(お婆さんを用意したのは所長だよね?)、大川端探偵社に依頼したことで依頼人に救いなり希望なり変化なりなにかがあったわけではなく、声優に物語があるわけでもなく、これ一体なんの話だったのだろうか・・・。
って、なんかよくわかんなかったのはちょっとこれ・・・・・・・・・依頼人のアレコレが微妙に他人事じゃない気がして話が頭に入ってこなかったからってことはないだろうか・・・・・・w。
これは相当デフォルメされたキモオタだけど(だよね?デフォルメだと言ってくださいお願いですから・・・)、声オタってやっぱ最下層だよな・・・と改めて思い知らされた気がしますw。てか生理的に気持ち悪いですよねw。と声オタに爪先つっこみつつあるわたしが言ってみるw。
「命もらいます」というタイトルは探偵に声の主を探せと依頼し、私がそうだという相手に対し暴言吐きまくった末に辿りついたキモオタのあの満足気な表情にかかってるんだろうなぁ。キモオタはこの先こうやってずーーーっと好きな声を聞きながらその主を妄想して生きていくんだよ。それこそが依頼人の“望み”なんだよ。所長が最後の1ピースをはめ込みパズルを完成させたのはそれを意味してるんじゃないかな。それはもう普通の人間としての喜びや愉しみを求めないことであり、普通の人間としての「命」を奪われた、ということなのではないかなと。「普通」って何さ?ってのは別の話として。
ああ、そうか。所長は最初から依頼人の望みが声の主に会うことではなく妄想の中に生きたいってことであることを見抜いてたのか。声の主であるマミが顔出しをオッケーしたとしても、きっと依頼人は納得しないんじゃないかなぁ。だってメグミをビッチと呼び毛嫌いし、お婆さんを目の前にして女はみんな醜くなるなんて暴言吐くようなキモオタが妄想する“俺の嫁”が現実にいるわけないもんね。こういう人間は自分の妄想世界だけで生きるのが幸せなんだと、そしてそう“自分で決めた”ならもう声の主を探したりはしないと、所長はそれが判ってたってことなのか。
・・・・・・・・・考えれば考えるほど胸が痛くなってくるのは気のせいですよね・・・・・・・^^^^。