恒川 光太郎『金色機械』

金色機械

金色機械

「金色様」を想像するにあたり、現代に置き換えるとしたら現在放送中の某ドラマの某アンドロイドみたいなもんかなーとか思ってしまったもんでダメだー!ロイドでしか想像できなくなっちゃって駄目だー!しくじったわ(笑)。
37歳で遊郭を経営している男の前に殺気を纏った美しい女が面接にやってくる・・・という始まりからこういう物語になるとはねー。時系列はそれなりに複雑なんだけどでもすんなり理解できて、縁というかなんというか、いろんな視点でありいろんな要素がどんどんと繋がり最終的に金色様の幕引きとして結実する流れに恍惚となりました。
・・・でも脳内ではロイド(笑)。