東野 圭吾『夢幻花』

夢幻花(むげんばな)

夢幻花(むげんばな)

プロローグが本編にどう関わるのか、興味としてはただその一点のみで読み進めたんだけど、それについてはまぁすべてが必然というか、むしろそっちの話を、3代に渡る双方の歴史を読みたいと思ったぐらいでしたが(というより男性主人公の兄貴の話を!兄貴目線の物語を!)、その真相へ至る話、つまり本編の大半が退屈。(私が手に取った)久々のノンシリーズってんでちょっと期待したんだけど、やはりシリーズキャラの力がなかったらこんなものかー。