東野 圭吾『流星の絆』

流星の絆

流星の絆

帯で関係性をあらかた明かされた上で読み始めたんで、これはどうなるんだろう?まさかこの人がそのまま犯人なわけはないんだろうけど、じゃあ真犯人はこの中にいるわけで・・・と考えながら読み進め、いざ真相が明らかになった瞬間は思わずまじでええええええええええええええええええええええ!?と声を上げてしまいました。そして落ち着いて考えてみればちゃんと伏線が張られてたことに気付いてやられたわ・・・と。でもよかったのはそれだけで、全く葛藤が感じられない三兄妹を始め登場人物が全て血が通ってないというか人間味に薄く、ラストに至っては何都合いいこと言ってんの・・・って失笑でした。ここのところの東野って、なんだか動物園のライオンみたいだよな・・・。


てかこれ10月期にドラマ化するってマジですか!?いや、映像化はいいと思うってかもうそれ前提で書かれたものだろとすら思うぐらい簡単に(いじらずに)できると思うんで納得なんだけど、挙がってる名前がジャニのちびっこに脚本クドカンとかアホかと。それがマジだとしたら東野ノーって言えよ!とりあえず功一はキャナメかタマキングじゃなきゃ認めねえ!わたし絶対認めないんだからっ!!これでシーが長澤さんとかガッキーとかになったらホントに怒るからねっ!