『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』#009「開示」

初回から“戦闘シーンはイイ”と、逆に言えばそれ以外はイマイチだと言われ続けてますが、ノー戦闘でありながら今回は結構面白かったと思うんだけどどうよ!?。
てか説明回にしても思いのほかサクサクと説明&話進めたよなー。今見た敵の姿について話そうとした瞬間リンリンの制止が入り、それを知ってるらしいおやっさんもイズルを気の毒そうな目で見てたからてっきりアサギたちにまで言えない秘密を抱えることになったイズルが苦しみどんどんと自分の世界(漫画)に閉じこもる・・・なんて展開になるんじゃないかと思ってたし、前回予告にあった噴水を挟んでのイズルとテオーリアの再会も噴水越しにお互いを認め合ったところでEDに入ると思ってたから、いい意味で予想を裏切られました。
ダニールがテオーリアにあれだけはっきりとイズルには「会えません」と、会うことはできないけど姿を眺めるぐらいならと、とにかく接触する(させる)わけにはいかないということを言いきってたし噴水シーンでも身体張ってまで姿を隠すようにして逃がしたぐらいだから会うとマズイ理由があるのかと思いきや、翌日普通にイズルの前に顔だしたことも含めてw。
で、前回ラストでジアートさんがイズルを見て言った言葉の意味、テオーリアの正体、アッシュの成り立ち&アッシュとジュリアシステムとの関係性、それらについてはアッサリ現時点で出来る限りの説明をしてくれてまずはスッキリ。
そしてイズルの記憶の中にテオーリアが存在してる理由、これは多分次回で明かされるんだろうし、どれも引っ張ろうと思えば引っ張れるネタだけど、まぁ予想はついてたことだしサクサクと進めてくれるのは印象として悪くないし、ウルガルに対してアッシュは有効=アッシュ以外は歯が立たないと劇中で明言されたことでアッシュの増産含めこの先の展開が改めて楽しみになるよね。
ていうかなにこの修羅場(笑)。
ケイがイズルに対して急速にデレてってんのはこれまでも見て取れたけど、でもその中身はハッキリとはしてなかったよね。母性(家族愛)的なものなのか、それとも純粋に異性に対しての恋愛感情なのかどちらかはまだわからなかったけど、これ完全に後者だろ(笑)。ケイ自身にはまだその自覚はないだろうけど、心配してる自分そっちのけで他の女をロックオンしたどころか完全に置いてけぼりにしたイズルに腹を立て次の日になってもまだプンスカしてるとかヤキモチじゃないっすかー!完全に恋ですよ恋!。背後の噴水がピンクかったのはつまりそういうことなんですよねっ!。
そしてアサギもまたイズルへの複雑な感情をポロリしてたねぇ。「アイツだったらもっと上手くやれたかも」って、アサギのイズルに対する劣等感は思いのほか強いのかなぁ。イズルが感覚で戦略を立て仲間を引っ張る天性のリーダータイプなのに対しアサギは頭で組み立てるタイプだから、天才に嫉妬する秀才、みたいな感じなのかも。
今回はケイが言うようにイズルがやってても他の誰がやってても、アサギ以上にはやれなかった。これは決して慰めなどではなく事実だと思うんだけど、80点の成績であれば80点取れたことではなく取れなかった20点のことをクヨクヨウジウジ考えてしまうのがアサギという男、なんだろうなー。
でもそれを言える相手がいるのは救いだと思う。最年長だし責任感強いしプライド高いし、弱いとこ見せる相手がアサギにはいなくって、それもまた胃痛の原因なんじゃないかなーと思ってたんだけど、これまではそうだったにせよ今回はケイに話せた。これをアサギの成長(+「なんて言えばいいかわからないけど」と言いつつも励ましの言葉を言えるようになったケイの成長)と取るべきか、それともアサギ→ケイのフラグと取るべきか・・・。もし後者であるならば、恋においてもイズルに敵わないアサギさんとか・・・・・・泣けるでえ><。
つーか部屋に大量のアロマキャンドル用意してたり観葉植物を飾ったり、リラックスするためのアサギの涙ぐましい努力がマジ泣ける><。
ていうかさぁ・・・・・・これまでもアサギがアロマらしきものを炊いてる描写があったけど、わざわざ今回「アロマキャンドルだ」と言わせるどころか何度もキャンドルの炎のカットが挟まれたことに何らかの意図はあるんですか!?と・・・。匂いってさぁ・・・・・・・・・・その人を思い出すのにとても有効・・・・・・じゃん?。アサギがいない部屋にいつものように4人が集まっちゃって、「なんか足りないね・・・」「アロマキャンドル?」「・・・アサギの匂いがするね」的な!!ことに!!なりそうな気がしなくもないようなあああああ!。
あと地味にアサギの部屋からは「味方が戻ってくるのが見える」ってのもフラグっぽいと思うの・・・・・・。いつもさりげなくズシリとくることを言うスルガの台詞だから戦力的に4割のダメージを負ったことに掛かってはいるんだろうけど、でもなーんかそんな気がしちゃうのよおおおおおおお!。
それを言うなら今回初登場のアサギを「ヘボパイ」呼ばわりする少女ですよ!(ってあれ少女ですよね??小っちゃいけどアサギたちと同年齢ってこたーないですよね??)。この少女の「ヘボパイ」に愛情がつまってることにようやく気付いたアサギさんが「ヘボパイって言うな」って返してめっちゃいい笑顔で手を振って出撃するなんてことになったらアサギさん絶対死ぬだろコレ!?。
呼び方と言えば、わたしイズルを「イーちゃん」呼びは無理だわ(笑)。


そしてそして今回のメイン!!。ついにいい声すぎるオペ男コンビとザンネン5が初絡みでございますっっ!!!。
イケメン登場・対応すぎてタマキでなくとも両目からハート飛び出すだろこれ!!!!!。
二人がザンネン5のテーブルに来て話をしようとしたのってのはイズルがジアート(敵)の姿を見てしまったこと、それを他の4人に口止めされていること、その事情を理解した上で様子を見に来た、つまり二人もウルガル人が人間と似ている姿をしていることを知ってるってことだと思うのよね。つまり“ただのオペレーター”ではないのではないかと。であればこの二人が今後どういうポジションを担うことになるのか、これまた楽しみすぎる!!。
それはそうとして、野島お兄ちゃんボイスの黒髪イケメン・ジークフリートと鳥さんボイスの金髪イケメン・ジュリア―ノによるミルク云々のくだりがアレすぎてわたしちょっと大変な感じなんですけどもw、BD1巻特典のドラマCDはつまりこんな感じの会話が収録されているということなんですね!?




マジ買いだろこれ!!!