『書店員ミチルの身の上話』最終話「告白」

予告にあった南朋さんが人を轢いたらしきシーンは実行したのか計画映像なのかはわかんないけどとにかく対竹井だとばかり思っていたんで、嫁を殺して埋めた過去持ちなのはいいけど(むしろそんなことしておきながらバレることなく淡々とした日常を送り続け若い女に声をかけるとかゾクゾクするし!)肝心の南朋さんVS高良くんが「自殺しろってことか?」「察しがよくって助かります(にっこり)」だけだなんて・・・・・・・。
高校生がブログに上げた写真からミチルを見つけたってのは竹井のstk魂の賜物ってことで納得できるんだけど、南朋さんが妻を殺しバス停の裏に埋めたことまで“調べ上げた”ってのはさすがに竹井がハイパーすぎるよなぁ。ていうかミチルちゃんの周りをうろついてる男のことを調べるのはいいけど、見つけてから調べてる間にミチルちゃんが結婚→妊娠してることについて竹井がどう考えていたのかが知りたい。
そんで結局南朋さんの『身の上話』でしたー!ってなオチはアリだとは思うけど、でもタイトルに「書店員ミチルの」と付けちゃったわけだからオチとして成立してないってか、「そういうことか!」とは思えないよねぇ。原作はおそらく叙述トリックに分類されるんじゃないかと思うのですが、それをそのまんま捻りなく映像化したのだとしたらそらこうなるわな。
南朋さんの話の中でも被害者リストのタテブーは「タテブー」呼びされてんのには笑いつつも悶えましたけど。「タテブー」って単語があんなにエロく聞こえるとは!!。
南朋さんは素敵だった。あんなふうに「俺が守る」って言われたらそらミチルも妊娠するってなもんですよ。もう圧倒的な説得力。
あとミチルに宛てた手紙の文字が綺麗ってんじゃないんだけどすごく“イイ感じ”で、地図を描くのが上手かったから惚れたじゃないけどこの文字になら惚れられるとも思ったしw
そんでもって南朋さんに「守る」と言われたからといって竹井の恐ろしさは誰よりもわかってるはずなのに怯えながら暮らすどころか妊娠するとかミチルさんが最後までミチルさんらしくて良かったと思いますw。