- 作者: 薬丸岳
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04
- メディア: 単行本
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描きたいことは犯人のドラマだったり刑事のドラマだったりという犯罪小説・警察小説というよりも、いざ死を目の前にした時に人は何を思い残された時間をどう過ごすのか、むしろそっちであり、そういう意味では二人の選択は尊重されて然るべきというか、それもまた一つの選択であるということなのでしょうが、それにしたって限度があるというかなんというか・・・ものの数十日でここまで悪化してしまうとか末期がんマジ怖い・・・。
しかしなぁ・・・残された高校生の息子とダンサー志望のフリーター娘はこの先どうするんだろうなぁ・・・。警察って共済とか結構がっちりやってそうではあるけれど。