『unkown』第8話

あーやっぱり加賀美かー。
こころに語った一連の殺人については「真実」、つまり加賀美が犯人で間違いなくて(あの唐突なキスは血の味を確認するためだったと思うとエロいな!いやそういう目で見直しても別にエロくはなかったんだけど)、梅ばあはこれ以上加賀美に殺人をさせたくないと思ってるってなところか。

コロッケにわざわざ名前を書いてるのはこころのほうには血液が入ってるか加賀美のほうには薬が仕込んであるから(間違って口にしないように)だろうと予想したんだけど、「加賀美に毒」だったってことは連続殺人犯は加賀美だと知っていたor気づいてたってことだよな。
となれば加賀美に毒を盛る目的は普通に考えてこころを殺させたくない(虎松を悲しませたくない)からだろうけど、でもそれならば伊織を襲う必要はない。
と考えると、こころを守ることではなく加賀美を「連続殺人犯」から「被害者」にすることが梅ばあの目的なのではないか?。

だって加賀美がどのタイミングでコロッケを食べるかわからないからね。もしこころを守ることが目的なのだとしたら「冷めないうちになるはやで食べなさい」と言うぐらいはしただろう。でもただ差し入れとしてコロッケを渡しただけだったということは、こころを殺す前にコロッケを食べるのでもこころを殺したあとにコロッケを食べるのでも、梅ばあとしてはどちらでもよかったんじゃないかな。
大事なのは加賀美が「毒殺される」ことで、と同時に(海造を襲うつもりだったけど男相手だもんで臆してたら伊織が出てきたからこれ幸いと)伊織を襲い「吸血鬼殺人事件の犯人は自分だ」と言うことで、加賀美を「連続殺人犯」にしないこと、もっと言えばこれ以上殺人を犯させないこと、それこそが梅ばあの動機なんじゃないかな。

なぜ梅ばあが加賀美にそこまで思い入れがあるのかと言うと、それは加賀美が高校生まで暮らしていたという施設が接点だろう。
そして加賀美が吸血鬼を殺す理由は加賀美が施設育ちである理由と同じなのだろう。
そしてそしてその理由はおそらく一条彪牙が犯人とされている20年前の殺人事件にあって、加賀美の「虎さんを守りたい」という言葉はそこに繋がるとかね。

って、まつりどころかよよさんも吸血鬼でしたー!!マジで被害者みんな吸血鬼でしたー!!なんてドラマだってのになに真面目に考えてんだってのなw。

それならば20年前の殺人は被害者は実は吸血鬼で殺したのは当時ゴリゴリのバンパイアハンターだった梅ばあで、加賀美が暮らした施設は実はバンパイアハンター養成所であり加賀美の「吸血鬼は悪者」思考はそこで洗脳されたからで、一線を退いた梅ばあは加賀美にはそうと気づかれないよう秘密裡に加賀美のサポートを行っていたが、そろそろ加賀美がヤバイ(連続殺人犯として捜査の手が及びそう)ってんで毒を盛って「処分」したと予想するわw。
わたしはどうしてもこのドラマの世界にバンパイアハンターを登場させたいらしいw。

それにしても、こころはなんで警察から逃げ回ってんだろうな?。
MEGUMIに疑われてるとはいえよよさんが殺された件について警察に話を聞かれるのは当然のことじゃん。落下の瞬間は虎ちゃんと一緒にいたわけだし、逃げる必要などないよな。
それなのに逃げて、「誰にも言わずに来い」と言われたのに加賀美を連れて実家に戻り、事件についてママの調査報告を聞いたあと「ひと気のないところに行きたい」と加賀美に頼んだのはこの時点で『吸血鬼を狙ってる犯人』が加賀美であると気づいてて、なぜまつりちゃんや世々塚さんまで殺したのか問い詰めるためだと思ったのに(警察から逃げ虎ちゃんからの連絡も受けられないよう電源を切った状態のスマホの電源を入れれば、虎ちゃんが、ひいては警察が自分の居場所を突き止めてくれると考えたのだと)、怪力設定のはずなのにただ加賀美に殺されそうになってるだけで、なにか弱い存在ぶってんだよこの女。