蜷川 VS KERAもそうなんだけど

蜷川幸雄氏とKERA氏、21世紀初の“演出対決”…同じ脚本なのに違う演出&キャスト
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120704-OHT1T00008.htm

 ギャグをまき散らしながら皮肉的なストーリーを展開する“異端児”のKERA氏と、登場人物の心情の奥深くを繊細に表現していく“正統派”の蜷川氏。同じものは脚本と会場だけで、舞台装置も音楽も衣装も役の比重さえも演出家任せという、本気の演劇バトルが実現する。
 09年に蜷川氏の舞台の脚本を手がけたことが縁で、挑戦状をたたきつけたKERA氏は「蜷川さんのようなポジションの方が僕ごときのことを面白がって企画に乗ってくれるのが背筋も伸びるし、逆に遠慮することの方が失礼」と強気。大先輩に対し「そろそろボケてきたと思うので、頭をシャキッとさせて受け止めて」と挑発すると、蜷川氏も「アッハッハッ! 誰が書いたんだい、これ? えっ、KERA?KERAって誰だい?」と冗談を交え火花を散らしている。

キャスト陣も、21世紀最大の演劇バトルにふさわしい豪華な顔ぶれだ。先陣を切る12月のKERA組には生瀬、小出、夏帆(21)らが出演。架空の街の市長役の生瀬は「まったく違うものになるような気がするのですが、互いにノーガードで打ち合いましょう」と健闘を誓った。
 一方の蜷川組には森田、勝村、染谷将太(19)ら。10年の「血は立ったまま眠っている」以来の蜷川氏とのタッグになる森田は「また声を掛けていただいてうれしいです。しっかり準備をして、本番に臨みたい」と意欲を見せた。KERA版と蜷川版、両方見ずにはいられない刺激的な舞台になりそうだ。

対決と言っても脚本は同じだけど「役の比重」は変えられるとなると、生瀬だんが仰ってるようにまったく違うものってか共通のエピソードを描くにしてもその視点ってか切り取り方が違ってくると思うわけで、そういう意味ではこういう企画でKERAさんの脚本を蜷川さんが演出するのか?って方が気になるわ。
そしてこの企画のメインとして蜷川さんが選んだのが剛くんだってことが嬉しいよねぇ。先日某BS番組で蜷川さん(と亜門さん)が剛くんのことを語ってたんだけど、愛情がビシビシ伝わってきたもんなぁ。
ってなわけで、とにかくわたしは両方見るためにわたしの戦い(チケット確保戦)をするだけです(ていうか新感線はオーブの詳細を早いとこ出してくださいお願いします><)。