- 作者: 吉村達也
- 出版社/メーカー: 飯塚書店
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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その下敷きとなっている作品は未読なので私にとっては完全に初めて触れるシリーズということになるわけですが、精神分析医・氷室想介と人の心を操る謎の殺人狂QAZの宿命の戦いが描かれるようです(宿命って・・・うっすら笑ってしまったことは秘密で(笑))。
記念すべき1巻目はこれからシリーズを展開するにあたっての人物紹介と世界観説明が主目的ではありますが、作中で描かれた事件自体は今作内でとりあえず決着がついてます。でも犯人を動かす力(技術というべきか)がどういったものなのかはまだ全く分からないので、表面上の理解しかできないかなぁ。
9.11同時多発テロとか電力不足とかコスプレとかアニメ声などといった現実描写が結構あるのですが、各巻でその時々の世情が織り込まれるのだとすればその点もシリーズ通して楽しめる要素になりそう。
でもさすがに100巻は付き合える気がしませんが(笑)。