『美しい隣人』第9話

清楚で可憐で家庭的な女を妻にし可愛い子供にも恵まれ、部下からは抱いてくださいと熱い視線を送られバーで知り合った美しい女と不倫関係を築き、取引先企業の社長からは可愛がられ上司にも俺と一緒に新規事業を立ち上げようとアメリカに誘われる・・・という天国からあっという間に「頼むからもう離婚させてくれよ」とヤケクソ土下座(未遂)という地獄に落とされた篤郎にウハウハです。やさぐれ篤郎大好物!。みんなもっと篤郎を追い詰めるがよい!。
なんだかんだで結局は仲間さんと檀さんのあらゆる意味でのタイマン勝負になりそうですが(そこへ三浦さんが仲裁する気マンマンでやってきたらちょっと面白いのにw)、仲間イヤーさんが執着するのはあくまでも「絵里子の持ち物」であって欲しいんだよな。「子供」がいて「住む家もある」ってのは駿くんであり矢野家のことでしょうが、ナンパしてきたセールスマンに「そこで一緒に住まない?」と笑顔で誘いをかけたのはさすがにやりすぎ。あれじゃ見るから狂女じゃん。最初から仲間イヤーさんがおかしな人であることは間違いないんだけど、綿密な計画を立て巧妙な罠を張り獲物を捕らえた一連の行動は「秩序型」のソレだと思うのね。でも今回はむしろ「無秩序型」っぽかった。自分が全ての仕掛け人であることを絵里子にバラし、駿くんの“誘拐”という犯罪を犯し、そして篤郎にきっぱりと拒絶されたことで仲間イヤーさんの中の狂気が加速したってのはいいんだけど、変質して欲しくなかったんだよなぁ。最期までクールなキ●ガイを貫いて欲しかった。
で、とうとうラス前まで『ミステリアス美青年バイト』であり続けた圭ちゃん理生くんがついに本格参戦するようですが(おせーーーーーーーーーーよ!)、理生くんは実はガチのショタ好きで、駿くんを悲しませるヤツは許さねえ!と誰彼構わずぶちのめす理生くん無双希望(笑)。
どんなラストになってもいいけど、なぜ沙希さんが「マイヤー」などというとんちきな偽名を使ったのか、その理由だけはハッキリしてほしい。わたしにとってはそれが最大の謎。逆に言えばそこさえはっきりしてくれれば後はどれだけぶん投げても許す!(笑)。