『医龍3』KARTE10

大先生に呼ばれるまで扉の外で大人しくスタンバイし、「トップクラス」を「トップだろ」と訂正し、真ん中分けを第一助手だなんて出世したなオイ!とからかい、野村の後頭部を見事なスナップでぶん殴り、朝田を追いかけ二人っきりになったところで「万が一の時は俺がオマエをフォローする」と熱視線を送り、ハーモニックきたああああああああああああああああああああああ!手つきがドエス!!!!!!!!!!!!!!え!?失敗!?(にっこり頷く野村)さすが天才外山アアアアアアアアアアアアアアア!!!マスクに隠れた口元がニヤって笑ってるうううううううううううううううううううううううううう!って加藤ちゃんに怒られた!!!スネる!外山先生拗ねちゃうよ!!って堪えたああああああああああああああ!!!と思ったら朝田のところに手伝いに来たああああああああ!「おいしいとこ一人で持ってくんじゃねーよ」って!サージカルルーペ越しに見つめあう朝田と外山キッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!


・・・・・・とまぁ外山の全てのシーンでなんだかわからない液体が身体中からじくじく垂れてそれはそれはもう・・・極楽タイムでございました。いわゆるひとつのヘブン状態?。ムリ><外山が好きすぎて無理><。チームドラゴンの行進に加わってるのはいいとして、ちゃっかり朝田の右斜め後ろポジションをキープする外山の華奢な二の腕と朝田の黒くて太くて逞しいソレ(笑)とのギャップたまらん!たまらーーーーーーーーーーーん!!。


とかおもってたら。
朝田の腕に抱かれて涙を零して死んでいく黒木とかこれなんぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。3だけでなく「医龍」という作品のトータルイメージからすると黒木はモニタで無事手術終了を確認すると同時に薄暗いカテ室(?)の中で一人ひっそりと死んでいく・・・って方が相応しかったように思うのだけど、えーっと、オタ向けサービス?w。だってこれぐっさんオタの人からしたら最高級のネタだろw「ぐっさんに抱かれて死ぬ俺」だなんて夢のシチュエーションすぎてもう眠れないんじゃないかとwww。
ミキがいないことだし医龍3のヒロインは荒瀬で決まりだと思ってましたが、まさか黒木だったとはねぇ。そういう目でこれまでを思い返すと荒瀬との絡みも伊集院との絡みも黒木ヒロインとしか思えなくなるこの不思議(笑)。
実はこれまで黒木の存在意義がさっぱり分からなかったのですが、1話以降ずっと引っ張り続けた「まさかこんな形でチームの仲間を失うとは・・・」が黒木のことだとは思わなかった。確かに黒木がいなかったら3つのオペを全て成功させることは出来なかったし、あの瞬間黒木はチームドラゴンの面々と『一体化』してたとは思うけど、たった1回ともに手術をした黒木がチームドラゴンの一員として認められた一方で果たして木原はチームのメンバーだと認められているのだろうか・・・。
いないんだろうなぁ(笑)。だってチームメンバー紹介の時テロップでなかったもんね(笑)。
てかこのシーン藤吉の役割が『内科医』になっててちょっと失笑しちゃったわw。確かに「内科医」で間違いないんだけどさ、いっそ「内科医(解説)」でいいじゃないかとw。でも最終回、しかもオペ同時に3つと解説としてこれ以上はない舞台が用意されてるってのに全然解説してくれなくてガッカリだよ!。
で、そんな藤吉の隣にいた木原はマジでチームドラゴン的になんだと思われてるのでしょうかw。ここでミスに対する恐れを拭っておかなければ二度と外科医として手術をすることができないからと研修医を手術チームに加えるのはまぁ分からなくはないけど、でも今回は異例中の異例なスケジュールで動いてるわけでさ、万が一またミスをしてしまったらフォローできる態勢ではなかったじゃん?。別に今回の手術を逃したら次いつ手術があるか分からないってんじゃないんだから、今回は研修医をいれずにむしろ木原を入れるべきじゃないのか?と思った。前例がない手術の前立ちを研修医にさせるとか明真こええよw。せめて真上で見物してる木原呼べよとw。
つーか木原は癒しアイテムだからいいとしてもw、医局でモニタ見てる医者どもみんな伊集院より年上っぽいよね?これだけ人足りねえ足りねえ!っつってんのに誰ひとり手術に入ることを認められない程度の医者をこんなに抱えとく必要ないんじゃね?w。病院(経営)改革するならまずこいつら切れよとw。
そう考えると、いくら医療機器メーカーの営業職として機器に触れ続けてたと言えどもオペに何年も入ってないってのに、一つの人工心肺を二人で使用するなどという全く経験がない仕事を、どっちも自分の身内だという苛酷な状況で、天才朝田についていきながらこなすだなんて、いっけい凄すぎるだろう(そのせいでせっかく呼んだ野村が普通レベルのMEに見える羽目に・・・)。明真は雑魚医者5人ぐらい切ってそいつらの給料分で今すぐいっけいを雇うべき。
てかなぁ・・・・・・・・・↑これだけ見苦しい感想書いておいてなんなんですが、最終回が過去のシリーズと比較してイマイチ盛り上がらなかった理由って、いっけいがカッコよすぎたせいだと思うの。藤吉の解説が少なかったことに加え術野もあんまり映されないし、なにより今回の「なんだこれは・・・!?」ないっけい嫁と娘に視聴者からすればなんらドラマ性を見出せないから手術そのものにイマイチ燃えられず、だから一番盛り上がったのっていっけいが夫であり父親の顔からME職人の顔に切り替え、黒木とともに廊下を走り、鬼頭先生の力添え(ちょうかっこよかったし!!!)で野口トラップをくぐりぬけ、そして手術室に飛び込み機器を一瞥しただけで手早く繋ぎ返すその手腕に、だったもん。これはこれで良かったけど、どれだけ『チーム』を前面に出そうともやっぱり医龍は『朝田龍太郎』が圧倒的に凄くなきゃダメだと思う。やっぱり最後はレッドがいいとこ持ってかなきゃ医療戦隊として成立しないっしょ。昨今の戦隊は必ずしもレッドがリーダーじゃなかったり、レッドがリーダーであっても最終決戦でトドメを刺すのがレッドじゃなかったりしてますが、そういうとこは真似しなくていいんだって。医龍は古きよき昭和戦隊でいいんだよ。


で、思わせぶりなあのEDシーンはなんなんだ?。外山が「万が一の時は俺がオマエをフォローする」ってのは今回の同時オペで万が一のことがあったらという意味の発言だと思ったのに、まさかあれは医者としての朝田龍太郎に「万が一」のことがあったら・・・ってな意味だったってこと!?。PTSD含め転落の後遺症は全くないと思われていたのは間違いで、実は心身ともにボロボロだった・・・とか!?。朝田が再び戦地とか発展途上国に行くのはある意味当然としても、見送るのが外山と野村だけでそれ以外のチームメイトはみんなそれぞれのポジションで活躍してるってのも、またいつかはチームの力を必要とされ集結するかもしれないけど、その時「朝田が欠けていても」チームとして成立する・・・ってことなの???って気もするし・・・・・・。ていうかあの一人ぼっちの荒野はなに!?あの光なんなのよおおおおおおお!?。まるで死を自覚したにゃんこが家族に黙ってどこかへ行ってしまう姿のようで・・・・・・・・・・・・。


と見せかけておいて、4で「こんな時に朝田がいてくれたら・・・」という加藤の呟きに「俺を呼んだか?」とズタ袋提げて朝田先生が登場するんですよね!朝田先生生きてたあああああああああああああああ!って視聴者を号泣させてくれるんですよね!そうに決まってるッ!!。


いろいろと不満が残る3ではありましたが、やっぱりわたし、朝田先生が、医龍が大好きです!。