
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07/29
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主人公自体は「黒い家」の菰田幸子にはやや及ばないものの、話が通じないというか、自分とは全く違う異質な存在に対する恐ろしさはまさに黒い家以来のゾクゾク感で、内容的にこの表現が的確か疑問ではありますが、面白かった!。
特に上巻の生徒や同僚教師たちを思うように操り甚振る様はあまりの(強引展開の)面白さに2駅乗り過ごしたほど(笑)。反面下巻はひたすら殺戮してるだけなんでややスピードダウンしてしまい、欲を言えば殺戮シーンがもうちょっとバラエティに富んでるとよかったというか・・・殺害方法・殺害される対象ともに変な言い方ですが“個性”がなかったのが残念ではありますが、上下トータルして久々の大ヒットでした。