『仮面ライダーW』最終話「Eにさよなら/この街に正義の花束を」

ん゙む゙む゙む゙む゙む゙む゙む゙。
思わずこんな声が漏れてしまった最終回でした。泣きながら(笑)。
冬に今年もライダー大戦という形でWの映画化が予定されている以上、どんな形であれフィリップくんが復活するであろうことは予想できましたよ。フィリップくん=データであるわけだから、ああいう形で復元されるであろうことも想像できました。だからそれはいい。正直言うとWという作品はテレビ本編で終わらせたほうが美しいと思うし、キャストファンとしてもいつまでも翔太郎やフィリップを引きずらせることなくさっさと次に目を向けさせてあげるべきだと思うんで映画化自体さほど喜べない気がするし、もしテレビ本編でビシっと終わらせられたのだとしたらフィリップくんが復活するなどということはなく、翔太郎がこうまでズルズルとフィリップくんの存在を追い求めることもなかったかもしれないと思うのね。だからそこいらへんにモニョる気持ちがあることは確かです。でも映画化は決定してることなわけだし、そのためにフィリップくんを復活させる必要があるってんならそこは呑みます。映画があろうがなかろうが、もっと純粋に、なんたってWは「二人で一人」という作品なんだから最後まで二人で一人じゃないとダメなんだってことならそれも受け入れる。でもその過程が問題だと思うんだ。
最終回が二つの時間で描かれていたのはアリだと思う。『風都タワー』というこの街の象徴、この作品の象徴である存在を上手いこと生かし、その時間差を演出したのは素晴らしかったと思う。若菜のシーンを『過去』、子供時代の翔太郎にソックリな少年・青山晶の依頼を受け動く翔太郎のシーンを『現在』と言うならば、翔太郎の衣装が帽子からネクタイまでまるっと一式同じだったり、ちょっと用事があるから先に事務所帰っとけ→若菜姫の暴走に怯える刃さんとなまくらさんの元へ駆けつける翔太郎とか、EXEの指導者が若菜だと思わせるためにあえて時間軸を錯覚させようとする意図は見えたものの、現在から過去に変わる場面では明らかに昼から夜に変わっていたり、一瞬白バックを挟んだりしてちゃんとヒントは出されてたもんね。それでも子供ポカーンだろうけどw。
で、まずは過去パートの方ですが、流れとしてはW最後の変身でフィリップくん消滅→警察病院(?)で目を覚ました若菜大暴れ→止めに入った翔太郎の口から零れた「フィリップは何のために命を投げ出したんだ!」という言葉で来人が自分のためにしたことを理解する→母であるシュラウドの元へ行き来人を助けられる方法はないかと問う→最期の力を振り絞りその方法を伝えシュラウドさん死亡→「私の身体をあげる」 ってことでいいのかな。復活したフィリップくんの口ぶりからしてこの一連の流れはフィリップくん消滅のほぼ直後の話なのだろうと判断したのですが、姉さんには言うなって頼まれたのに翔太郎バラすの早過ぎだろwwwとか、直後にしちゃ若菜を抹殺しようとした照井たんがつるりん美肌の(見た目)健康体だったのはどういうことかと・・・思ったりしましたが・・・・・・(やはり照井たんは元NEVERなのか!?(笑))、この流れ自体は概ね理解の範疇でした。
でも理解できないってか意味が分からないのは“私の身体をあなたにあげる。園咲の使命は地球を守ることで、そのためには私ではなく誰よりも優しいあなたが相応しいと思うから”といったようなことを若菜姉さんに言われたフィリップくんがアッサリそれを受け入れた(っぽい)ことなわけですよ。そして園咲家はいつの間に「正義の側」に回ったのかと。園咲琉兵衛・若菜が目指した「ガイアインパクト」とはどのようなものなのか?ってことをハッキリと描かなかったのはこのためだったのかもしれませんが、冴子とともに加頭が行おうとした「ガイアインパクト」は人類よりも高位な存在であるドーパント=ガイアメモリ適応者を抽出しそれ以外を排除するというものであり、それに対し若菜は“私達の計画を引き継ぎそんなことをするだなんて許せない”といった趣旨の発言をしたわけで、ということは園咲家が行おうとしていたガイアインパクトもそれに近いことだったと考えられるよね。加頭は冴子とともに「二人の理想郷」と作ろうとした、つまり自分の為であり、園咲家はそれを「地球の未来のため」だと思っていた、という違いはあれど、選抜される人々にとっちゃどっちだって変わりねえ!って話だよな。
で、そんな園咲家の人々から「地球」を託されそれを受け入れたフィリップくんは何考えてるのだろうか?と思うわけです。「家族だから」って言われたらそれまでだけど。そもそもフィリップくんは若菜姉さんを守るために自らを犠牲にしたわけだよね?翔太郎に苦しみ悲しみを強いてまでも。その直後に「あなたの相棒がメソメソ泣いてる姿を見てられないんですもの」と言われ自分の身体をあげるから戻りなさいと言われ受け入れるってさぁ・・・じゃあ何のためにフィリップは消えそして翔太郎は苦しんだんだ?と思うんだけど。若菜の考えてることってか心境の変化がさっぱりわからん。おまけに最後はシュラウドも文音として家族の一員に復帰し、番組的には「正義」を掲げる風都のヒーローに想いを託すって一体何様のつもりなのかと。あんたら1年間なんのつもりであれやこれや仕掛けてたのかと。わかっちゃいたけどつくづく迷惑な家族だわ・・・。
まぁ正義とか悪とかそういう立場的なものは抜きにして、全員揃った穏やかな園咲家を見られたのは嬉しかったけど。特に最期の瞬間を思うと冴子お姉様が若菜の手ぎゅっと握るのとか、泣く若菜を抱いて宥めてあげるのとか問答無用でグッときたんですけどね。
シュラウドさんはもはやいろいろと限界だったってことでいいや^^。翔太郎にはあれだけキッパリと「来人を救う手段はない」と言ったのに(言ったってか無言で首振ったんだけどw)、その直後に思いっきりフィリップくん復活に向けて準備始まってるやん(笑)と思うけど、だってそのために若菜が身体を提供してくれるとは思わなかったんだもの・・・ってことでいいや^^。


で、フィリップくん復活の経緯よりももっと納得できなかったのが現在パートの翔太郎ですよ。晶という少年の“僕、姉さんがいないと何もできないんです。完璧な人間なんていないって言うし、なにより僕は子供だから人に頼るのは当然です”と言い切るスタンスは翔太郎じゃないけどそんなこと堂々と言うな!と思ったし、子供にこんな考え方をさせるだなんてどんな親だよ!?ってのも含めて拾ったものを大金で売買するような姉との関係の掘り下げは全くなされないからこの依頼そのものは上っ面だけを描いただけだったんだけど、「姉を救って欲しい」ってのはフィリップくんの最初で最後の依頼と同じだったり、『誰かに依存してる』という意味では翔太郎と同じだったり、翔太郎の姿を見て「やせ我慢」することの意味を知りそして一つ成長するその少年はかつて翔太郎を演じた子で、キザな手の形を交し合ったことできっとこの子は大人になったら翔太郎(みたいに)になるんだろうなと思わせるような“お遊び”であったり、それから姉を弟が助けそして再び仲良く肩を並べて歩くことができたことでWという作品を通じ描いてきたもう1つの姉弟との対比にもなってたと思うし、一見いろんな仕掛けがしてあったようには見えました。自分を守ってくれる存在である姉を助けにEXEという名ばかりのチンピラ集団の元へ単身乗り込んだことが翔太郎が言う「やせ我慢」なのか?ってのは甚だ疑問ではありますが、発信機仕込んでたってことはそうするであろうことを見越してたと言えるのではないかと思うわけで、だからまぁ自分によく似た少年を翔太郎が一歩「男」にしてやったってなことでいいですよ。
でもね、問題はこの「やせ我慢」の解釈なの。そしてあれから1年も経ってるというのに未だフィリップくんの存在を求めて「うっかり」を連発してる翔太郎が問題だと思うの。
フィリップくんが消えて“しばらく”はついつい“いつものクセ”でフィリップくんに電話を掛け検索を頼んだりWに変身しようとしちゃうのはいいよ?それは多少なりとも仕方のないことだと思う。だけどもう1年ですよ?その間どんな仕事をどれだけ受けてたんだか知らんけど、1年経っても未だにフィリップくんがいた頃のようについつい振舞っちゃうって言い方悪いけど相当イタイだろ。実はフィリップくんは1年の間ずーっとエクストリームメモリの中から翔太郎を“見ていて”、翔太郎はそんなフィリップくんの気配を“感じ続けてた”わけで、そのせいでその“クセ”が抜けなかったってのはまぁ・・・理由としてあり得るかな、とは思うけど、それにしたってはっきり言って情けなさすぎると思った。フィリップのことが忘れられないってんならいいんだよ。例えば一仕事終わったところで『ガレージに一人ぽつんと佇み、フィリップくんが最後に書いたホワイトボードの文字を眺めながら「なぜだろうな。お前が側にいる気がするぜ、フィリップ」と呟く翔太郎』とかね、そういうんならいいと思うの。でも明らかにそうじゃなかったじゃん。クセが抜けないのは百歩譲って仕方ないこととしても事務所からフィリップくんの声が聞こえたもんだから息せき切って飛び込んだら亜樹子がフロッグ使って再生してたと気付き、亜樹子が必死で謝ってるのに何も答えず背中丸めてガレージに篭るってさぁ・・・それのどこが「やせ我慢」なのかと。思いっきり亜樹子に気使わせてんじゃん。何度も書くけど『もう1年も経ってる』ってのに!。そら生意気なクソガキに鼻で笑われるっつのな。
そして翔太郎はフィリップという相棒が“この世から消えてしまった”という真実を知った晶に対し「本当は一人じゃ何も出来ねぇけど、無理やり一人で踏ん張ってるだけさ」と言う・・・。
ねえ、それって「やせ我慢」なの?。確かに「一人じゃ何も出来ねぇ」と認めた上で「無理やり一人で踏ん張る」のはやせ我慢だろうよ。でも翔太郎の言動はそれとはニュアンスが大分違うようにわたしは感じたんだけど。本来の意味とは違うのかもしれませんが、わたしは翔太郎がすべき「やせ我慢」ってのは周囲の人間に対して、なんだと思うのね。自分の心の中でだったらいくらでもフィリップくんの力が欲しいと思えばいいけどさ、それを周囲の人に気取られないようにすることこそが「やせ我慢」じゃないのかなーと思うんだけど。就職したサンタちゃんが自慢げに「(あれは)左翔太郎。どんな危機でも救ってくれるこの街の顔さ」と言っていたぐらいだから、きっと翔太郎はこの1年間必死で頑張ってたんだろうなってのは想像できるし、亜樹子は家族みてーなもんだからとやせ我慢の効果が薄れてしまうのかもしれないし、予期せぬタイミングでフィリップくんの声を聞いてしまったらやせ我慢が通用しないほどの喪失感に襲われた・・・ってことだったのかもしれない。それでもあの場面は「なんだ、脅かすなよ亜樹子ぉ」って言いながら無理やり笑顔を作り「そうまで言うなら」ってスリッパでものすごく軽くペチッとおでこを叩いてやる翔太郎であって欲しかったというかねぇ・・・・・・・・・それこそがわたしが思う「やせ我慢」で、そしてそんな翔太郎のやせ我慢を口には出さずとも分かってる亜樹子であって欲しかったなと。あまりにも情けなくてかっこ悪くてみっともなくて、こんなのハーフボイルドですらないだろ!と思えてしまった。
ていうかさ、翔太郎ってなんでこんなにもフィリップくんがいないことにダメージ受けてんだろ。だってフィリップくんが若菜さんと一緒にこの街を出るって言った時、翔太郎はびっくりするほどアッサリとそれを認めたよね。わたしあの時それが全く理解できなくて、というか受け止められなくて大混乱した記憶があるんだけど、失って初めてわかったフィリップくんの有難味、とかそういうこと?。それともあの時はベルト巻けば同期できるんだからどれだけ離れてたって関係ねえとか思ってたってこと?。あの時の翔太郎とフィリップくんの幻影追いかけまくりの翔太郎が同一人物だとは思えないもん。
じゃあ前回生身の単身(+ガジェット総動員)で若菜を助けたのは何だったんだって。あれは翔太郎がフィリップくんを失っても一人で風都を守っていく宣言じゃなかったのかよと。フィリップくんの存在は確かにとてつもなく大きいだろうよ。フィリップくんに出会う前と出会った後では左翔太郎という男は大きく変わったのだろうとは思います。でも「風都を守る」という気持ちだけは変わってないはずだろ?それはフィリップくんがいようがいまいが変わらないはず。翔太郎はだからこそやせ我慢して頑張ってんだよ!と言うだろう。でもなんか違うんだって。フィリップくんの存在を心の底では求めながらも「俺一人でこの街を守ってやんぜ!」とカッコつけまくって言って欲しかったんだよ、わたしは。そういう翔太郎であってほしかったの!。
ちょっと見方を変えるならば、フィリップくんに出会う以前の翔太郎は一人じゃなにもできない文字通り半人前の探偵(助手)であるにも関わらず、自分一人で風都を守る!と根拠なき自信だけがある若者だったとわけだよね。でもフィリップくんに出会い街を守るための「力」を得て、共に戦う仲間ができて、その結果「自分一人じゃ大したことはできない」ことを知った・・・ということは言えるかもしれません。そういう意味ではWになり始めと今とじゃ翔太郎の「風都を守る」という意識にも大分違いがあるのかもしれません。一人じゃなにも出来ないという自分の「弱さ」を認めた上で、それでも「やせ我慢」で戦うのがその後の左翔太郎だと云うのなら、そういう翔太郎を見て晶がいつまでも姉ちゃんに頼ってばかりじゃダメだ、僕が姉ちゃんを守ってやらなければ!とやせ我慢という名の勇気を出せたと云うのなら、うーーーーーん・・・・・・・・・・アリ・・・・・・なのかなぁ。感想を書く前に必死で整理したつもりなのに、逆にどんどんドツボに嵌ってしまったような・・・(笑)。


とまぁ延々と文句を書き連ねてきましたが、でもこれは恐らくフィリップくん復活時に翔太郎が見せた爆発的なまでの(アホみたいとも言うw)喜びとの対比、ということだったのだろうなぁ。これがあるからあれがあると言うか。延々とフィリップくんのことでグダグダしてた上に翔太郎のピンチを救うべくフィリップくんが復活!!なんて展開になったらブチ切れるどころじゃ済まなかったけど、俺一人じゃ何も出来ねえと言いつつも晶の依頼を(照井たんのサポートはあったけど)翔太郎一人で対処したところでのフィリップくん復活だったんで、それには心底安堵しました。まぁ絶体絶命のピンチを救ったことには違いなかったけどさ、翔太郎が「やっぱ俺一人じゃダメだ!フィリップウウウウウウ!」って念じたところで颯爽とフィリップくん登場!とかさ(笑)そんなんじゃなくてほんとよかったわー。望むならば晶に何かを伝えられたことで翔太郎もまた「いつまでもくよくよしてるわけにはいかねーよな。俺ももうちょっと一人で頑張ってみるぜ、見守ってくれよな、フィリップ」とかなんとか思ってるところでエナジーさんに攻撃されるとかね、どんな形でもいいから「一人で頑張る」って意思を表明して欲しかったなってのはありますが。
そうそう、復活したフィリップくんが晶に「僕達の仲間になれるかもしれないね」とか言ってたけど、最終回のゲストが「少年」だったってのは、この子が大きくなったらおやっさんの弟子となった翔太郎のように翔太郎の弟子になるかも・・・という風都の未来への布石的な意味合いがあったのかなーとか思った。姉を助けようとしたことがその背後にいたEXEを潰すことに繋がったわけでさ、つまりそれは風都を守りたいという想い=仮面ライダーと言えるのかなーと。翔太郎の想いはこの街でこうやってどんどんと受け継がれていくんだ・・・ってことなのかなと思ったり。


で。
フィリップくん復活は泣いたよね!ああ泣いたさ!!(笑)。ボロボロ泣きながら翔太郎よかったねってニヤニヤしたよ。だって
「うおおおおおおおおおおっ!フィリップゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!イヤァーーーーーーーーーーーーーーッ!」
ってなぁ・・・(笑)。翔太郎がそんなに嬉しいならわたしも嬉しいよ、もうそれで充分だよって思っちゃったんだ。
つーかフィリップくんもハイテンションでニヤニヤしてたよねぇ(笑)。だって1年間もの間ずーーーーーーーーーーーーっと翔太郎がついクセで自分に連絡しようとしたりフィリップ、変身だ!なーんてやっちゃうのを見てたってことだもんね。そらニヤニヤするよねー!(笑)。
ってどさくさに紛れて竜くんに抱きつく所長てんめええええええええええ(笑)。でも所長は照井たんの身体に回した手を組んでがっちりロックしてるけど照井たんは受け止めるわけではなく腕組んで大事なところはガードしてるしw、抱きついてる所長には一切視線送らずひたすら喜ぶ翔太郎を 超 嬉 し そ う な 顔 で 見てんだよねーw。
最終回の照井たんはカッコよかった。
「風都を危機に晒すものはこの俺が許さんッ」
にはもう照井たんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!って悶えまくったしw。これ本来であれば翔太郎が言うべきセリフだと思うんだけどさ、照井たんも序盤は復讐復讐言い続け、それ以降もここまでハッキリとは口に出すことはしなかったけど、気持ちは翔太郎と同じだったんだろうな。初登場のセリフは「風都・・・イヤな風が吹く」でしたっけ?風都が嫌いだという意味の発言だったと思うのですが、そんなことを言ってた人が今じゃこんなこと言うようになったんだよね。つーか今にして思うと照井たんは決して風都嫌いってわけじゃなかったんだよね。むしろ好きですらあったと思う。でも大切な家族を殺され、それがこの街で流通しているメモリ使用者によるものだってんでちょっと大きな表現をしちゃったってことだたんだよねw。
いつまでも落ち込んでる翔太郎のことを思ってか(演出の都合ですよね^^)、あえて変身せずに生身で戦う空手っぽい照井たんの生アクションはめったくそカッコよかった!!!
「なんだお前?」
「俺に質問するな」
キッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやー、照井たんはカッコよかった。メイン回では主役を喰う勢いでかっこよく、それでいて噛ませとしてやられる時はとことんやられまくる照井たんはすばらしき2号ライダーでした。


話前後するけどジョーカーもカッコよかった!!。映画だけでなく本編でもれんれんが熱望していた『俺の仮面ライダー』になれて嬉しかったよ。ちょっと好みの可愛い男子がコックローチで若干微妙な気持ちになったけど(笑)、ジョーカーのオラオラバトルスタイルまじまじカッコよかった!!!。


EXEのカリスマ(笑)とはミックさんのネコ缶を買うために訪れたペットショップの冴えない店員だったわけですが、
「コラー!さっきからなんだー!無視すんなーーーーーっ!」
って、素 で わ す れ て た (笑)。

で、
「さぁいこうかフィリップ」
「ああ。相棒」
(サイクロン!)(ジョーカー!)
で目見合わせんのたまんねええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!息ぴったりいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!
でも久々の合体(笑)でテンションMAXになっちゃったのはわかるけど、ただの調子こいてるペットショップ店員なのに全メモリー(-ファング・・・)投入してフルボッコとかひどいだろwww。
そんでもって
「決めセリフは忘れてないだろうね、翔太郎」
「当たり前さフィリップ。街を泣かせる悪党に俺たちが永遠に投げ続けるあの言葉」
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
はいズキューン(笑)。


延々とケチつけまくったくせになんなんですが、最後はボロボロ泣きながらゲラゲラ笑って終われました(笑)。笑顔で終わる最終回はWという作品に合ってたと思う。基本キャスト(キャラ)萌え目線で見てるわたしではありますが、霧彦さんや照井たん目線でありながらもこれまで感想を書ききった数作の平成ライダー作品の中でも間違いなく一番“考えながら”感想を書いた作品になりました。なんだかんだで楽しかったです。
週末にファイナル公演に行く予定なので、れんれんへの熱い想いを綴るのはそれまで取っておくとしてw、とりあえず今はキャストとスタッフの皆さんに、お疲れ様でした!そしてありがとう!という言葉を贈りたいです。