『仮面ライダーW』第30話「悪夢なH/王子様は誰だ?」

「待ってます。運命の王子様じゃなく、福島くんが帰ってくるのを」と言った側から「みんなみんな大好きですーう☆」なひめかりんによって風都の女はロクなもんじゃねえ説がまた一つ補強され、とりあえずは事件の解決をみたところで、
「あーなぁフィリップ、お前あの鳥と一緒にどこで何してたんだ?」
とフィリップに尋ねる翔太郎。
途端に表情を曇らせたフィリップくんはあの鳥ことエクストリームメモリの中でシュラウドに言われた
(来人。もう、あの男とは別れなさい)
という言葉を思い出しながら
「今は・・・まだ言えない。でも、これだけは言える。僕のパートナーは、翔太郎、君一人だ」
と真摯な眸で翔太郎を見上げながらそう言いました。
それを聞いて
「フフッ。今更何言ってんだよお前」
と言いながらも思いっきり頬を赤らめる翔太郎。
・・・
・・・・・・
つ、つられないぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!いたたたたたた><
てかシュラウドさんおかしいだろ(笑)。「あの男とは別れなさい」ってそれ男の子(息子?)に対して言う言葉じゃなくねえ!?(笑)。意味的には分からなくはないんだけどさ、そこは「別れなさい」ではなく「離れなさい」とかさ、もうちょっとこう・・・違う言い方はできなかったかよ(笑)。フィリップくんもフィリップくんだよ!なんでそこで「相棒」ではなく「パートナー」って言うのさっ!?だから釣られないってば!!!(←必死)。


なにわの美少女仮面は太陽の塔大阪城の前で戦うだなんて、高岩さんの素晴らしすぎる動きとあわせてこれはいい大阪PR番組(笑)。そしてガンナーさんの影に隠れてこのところ出番がなかったギャリーさんをちゃんと登場させるとか亜樹子の脳内いい仕事しすぎ。「リボル・・・ギャリー!」はちょっと本気でリボルゲイン言うかと思ったけどw。なんで亜樹子はリボルとギャリーの間をあんな溜めたんw。
てか亜樹子の脳内だから深くは考えないけどさ、たこ焼き屋台をやってるのはいいとしてもそのたこ焼き被りものはなんなのかとw。W世界の大阪ってあんなイカレてんの?(笑)。
「フィリップくんこそ最近検索の方どうなん?」
「ぼちぼちやなぁ。最近あんましゾクゾクせーへんねん」
「竜くんは?」
「俺に質問するなや!」
って、おwwwまwwwえwwwwらwwwwwww。
翔太郎の格好はやはりお父ちゃんのソレでしたが(翔太郎の夢では亜樹子が女房ポジションで亜樹子の夢では翔太郎がお父ちゃんの格好してるとか、ニヤニヤするよねーw)(ナイトメアを挑発し「悔しかったら名乗ってみなさいよー!」って言う亜樹子の手を「その調子で聞き出せ!」といいつつ強く握る翔太郎とかまじまじニヤニヤだよねーw。つーか病気じゃねーっつのw)、白スーツで歩いてきた翔太郎に喧嘩売る気マンマンの照井たんを止めるフィリップくんが非常に面白い絵面でしたw。


今回のドーパントはこいつしかいないだろ→こいつじゃなかった!?→え?じゃあまさかひめかりんの別人格!?→自作自演でしたー! ってのは思わず翔太郎同様「なんてこった・・・」と思わされたしちょっと意表をつく上手い展開だったな。夢の中で戦ってた仮面ライダーはあくまでも翔太郎であり亜樹子の『イメージ態』であって実在する存在だと思ってなかったってのも面白い展開だと思った。久々にルナの手がびよーーんって伸びて「うわっ!手が伸びたーーーーーーーーーーっ!?」って驚くのも新鮮だったし(笑)。
でも翔太郎は目の前でフィリップくんが粒子?から実体化?するのを目の当たりにしてもさほど驚いてなかったし、とりあえず戦いを終えたあとでじっくり問い詰めるのかと思いきやまるでなにかのついで程度に「あの鳥と一緒にどこでなにしてたんだ?」という聞くだけだったし、うーん・・・やっぱ翔太郎はフィリップくんの秘密みたいなものをある程度は知ってるってことなのかなぁ。Wとアクセルが二人がかりで跳ね返したウェザーさんの攻撃を簡単に跳ね返したぐらいだから相当力のある特殊なメモリだってことは確かだろうけど、そのメモリの中に意識ではなく肉体(と身につけていたもの)が全て吸収されただけでなく傷やらなにやらが綺麗に治って戻ってきたことをさほど疑問視してないもんなぁ。それは亜樹子も。その理由はわたしの知らないところで(放送されていないところで)フィリップくんから何らかの説明がなされていたためなのか、それともフィリップくんが説明しないならば今はそれを聞く時期ではないんだって暗黙の了解的な感じで受け止めているからなのかどっちだろ。シュラウドさんが翔太郎を「不吉な存在」と言っていたけど、ビギンズナイトでフィリップくんを救出するようおやっさんに依頼したのはシュラウドさんじゃないのだろうか。わたしはそうだと思ってるんだけど、なんかちょっと・・・雲行き怪しくなってきた感じ?。おやっさん依頼人がシュラウドさんならばその遺志を継いでる翔太郎が「不吉な存在」ってことはないと思うもんねぇ。あ、でもフィリップくんと探偵が「W」になるとは想定してなかっただろうから、偶然でも勢いでもどっちでもいいけどどにかく二人で一人の仮面ライダーになれちゃったってのはシュラウドさんにとって予期せぬことで、二人が一つになって戦うことは・・・というよりもフィリップくんがWの片割れとして戦うことは地球にとってよろしくないことだったりするのかなぁ。それとも “あの男のこととなると来人はすぐ見境がなくなるんですもの!このままではそのうちきっとあの男のせいで来人が危ない目に遭うに違いないわ!”的な母ちゃん目線の発言ってだけなのかなぁ(笑)。琉兵衛さんが「ついに動き出したか」とかなんとか思わせぶりなことを仰ってましたが、そのまま受け止めたらこの発言の“ついに動きだした”のはエクストリームメモリ=シュラウドさんってことだよね?。で、琉兵衛さんの口ぶりの中に気安さというか、他人ではない空気を感じたのはわたしがシュラウドさんは園咲家の『お母様』なのではないか?と予想しているからでしょうか。エクストリームメモリのことを若菜は間違いなく、そして冴子さんもまた知らないようでしたが、もしもシュラウドさんが元は園咲家の『母』という役割を担っていたのならば今のあの帽子にサングラスにマスクという異様なまでの完全防備は二人に正体を知られないため、なのかなぁ。ていうかアクセルにとても肩入れしてくれてるみたいだしフィリップくんにもガジェットの設計図送りつけたりしてるからシュラウドさんは少なくともWの味方だと思ってたんだけど、そういや以前“アクセル、来人、強くなったわね”って言っててその時は翔太郎の存在無視かよ(笑)とか思ったもんですが、それも伏線ってか笑い事じゃないってか、その言葉通りシュラウドさんにとって「左翔太郎」は邪魔な存在であるということならば、シュラウドさんはW(鳴海探偵事務所)とミュージアムに続く第三の勢力ってこともありえるのか。となるとアクセルは鳴海探偵事務所とシュラウドさんどちらの勢力に属するのか?って疑問が出てくるわけですが・・・・・・。


今回から次のエピソードにかけては「あの男とは別れなさい」(これやっぱりおかしいよw)とか予告でフィリップくんが「翔太郎じゃ僕のパワーについてこれないのか!?」言ってたりだとか、それからおやっさんがクローズアップされそうだったりだとかなにやら怒涛の急展開に突入しそうな感じですが、よくよく考えたら例年だとするともう9月あたりなんだよなぁ。てことはもう最終クールに突入するってことじゃないか!。Wは一つ一つのエピソードが本当にしっかりしているので毎回それ単体で満足できてしまい作品を通しての大きな流れまではいい意味で気が回らない部分があったりするんだけど、そうだよ、もうパワーアップの時期じゃないか!!。エクストリームに取り込まれ再生したことでフィリップくんが『人間』であるかということすらちょっと微妙な状況になってまいりましたが、それでも何故だか翔太郎なら大丈夫って根拠なき信頼がわたしの中にあったりします。翔太郎ならば『フィリップくんの相棒でありたい』という意地と根性ってか魂でパワーアップしちゃうんだろうなーって思えるから全く不安じゃないです。それどころかどれほど熱いパワーアップを見せてくれるか楽しみで仕方ないもん。
そうそう!翔太郎に関して大事なことを忘れるところでした。前回の岡っ引きもかっこよかったけど、今回の王子様Verの翔太郎めったくそカッコよかった・・・っ!!(まがお)。Wが終わったられんれんは王子様役でオタ舞台をやってくださいお願いします!!。
そうそうついでにもうひとつ。今回は照井たんがアクセルにならなかったのにクレジットに永徳さんのお名前があったんだけど、翔太郎の階段落ちの吹替えかなぁ?。