『仮面ライダーW』第48話「残されたU/永遠の相棒」

不満とは違うと思うんだけど、腑に落ちないってか理解はできるけど納得はできないってか・・・モヤモヤっとする気持ちがあることはあります。どこがどうって細かいことはちょこちょこある気がするんだけど、一言で言うと“期待したほど翔太郎の風都への想いが描かれなかった”ことが・・・残念だったかなぁとは思う。
「人間の希望、願望など生きるための感情を吸い取って自分の力とする」ユートピアだが、照井たんは精神攻撃に強いからあの程度(あの程度て・・・・・・・・・)で済んだものの、「君が変身を躊躇ったせいでこのザマだ。若菜姉さんも救えなかった」とフィリップくんに責められ、クイーン&エリザベス、サンタちゃんとウォッチャマン、そして刃さんになまくらさんと風都の仲間たちが次々と「生」の象徴である顔を奪われる・・・それは実質的には死を意味することと同意なわけで、しかも亜樹子までユートピアにやられたってんでフィリップくんが自分のせいでみんながこんな目にと激しく慟哭する様を見て翔太郎がようやく『覚悟』を決めたわけだけど、ここで翔太郎が風都の人々のことよりもフィリップくんの苦しみ哀しみ怒りに突き動かされたっぽいのが気になったんだよね。
翔太郎の行動理念は「風都を守る」「風都の人々を泣かせない」ことなわけだよね?そのために戦うのが左翔太郎という男なんだよね?。わたしは翔太郎はそのための「覚悟」ならば最初から持っているんだと思ってたの。そんな左翔太郎という男がビギンズナイトでフィリップという悪魔少年から“仮面ライダーとして共に戦う力を与えられた”というのがWの始まりで、二人で一人の仮面ライダーとして戦う中で人々を守りたいと思う気持ちが「仮面ライダー」という存在そのものになっていった。翔太郎が加頭に向けて放った
「例えお前らがどんなに巨大な悪でも風都を泣かせるやつは許さねぇ。身体一つになっても喰らいついて倒す。その心そのものが、仮面ライダーなんだ。この街に仮面ライダーがいることを忘れんな」
この言葉が全てなんだと思うのです。
でも翔太郎は風都の人々が顔を奪われているってのにそれでも仮面ライダーになろうとはしなかった。話の展開上、というか翔太郎の物語としては、あそこでおやっさんの帽子を被り、フィリップくんの依頼を果たすべく「覚悟」を決め、単身敵のアジトに向かうってので間違ってないとは思います。それはいい。だけどあの時の翔太郎の頭にあるのが「フィリップのみ」っぽかったのは納得いかない。もちろん亜樹子やみんなのことを心配してはいただろうよ。いただろうけど、それよりも圧倒的に「フィリップの依頼=若菜姫の救出」の方が多くの割合を占めてたであろうことが納得いかないんだよなぁ。
つーかなんだかんだで「フィリップ最初で最後の依頼」と「風都の人々の危機」がごっちゃになっちゃったっぽかったのが悪いのかなぁ。それに、亜樹子が気を利かせて二人にしてくれた時に(亜樹子は「先帰ってるね」と言ったけど、例え昏睡状態であったとしても竜くんの側についていてあげなくていいのか所長!?w)、フィリップくんが翔太郎に“優しさは君の一番の魅力さ。でもこのままじゃ僕は安心して行けないよ”と言った上で“約束してくれ。たとえ君一人になってもこの風都を守り抜くと”と言ってるのに、“約束なんて出来ねえ。俺は自分に自信が持てないんだ・・・”ってのもオイちょっと待て!!って感じだったもん。わたしは前述の通り翔太郎の「風都を守る」想いは絶対に揺るがないと信じてるわけでさ、それを自信がないってどういうことよ!?と。あんたこの前テラーさんの恐怖に打ち勝つ精神力見せといて、ここへきてその言い分はなんなのさっ!?と思ったわー。わたし翔太郎の見方を間違ってたのかなぁとまで思っちゃったし。「フィリップが俺を相棒だと思ってくれる限り俺は折れねえ約束だ」と翔太郎は言ったけど、わたしはそれを翔太郎の『強さ』だと受け止めていたけど裏を返せばフィリップくんが相棒でなくなったら折れまくり!とも取れるわけでさ(笑)、「自信がない」発言はつまりそういうことなわけ!?と。
自分でも相当こんがらかった見方してるってのは分かってるつもりなんだけど、翔太郎がハーフボイルドたる所以の「甘さ」は優しさであって弱さではないと思うのね。うーん・・・どう頑張ってもこのモヤモヤっとした気持ちを表現できる言葉が見つからないんだけど、純粋に“フィリップを消すなんて俺にはできねえ”ってことなら納得なのね。前回の感想で翔太郎は覚悟を決めてはいるんだけど、いざ自分の手でフィリップくんを消すスイッチ(変身)を押す勇気がでないんじゃないか?と書いたんだけど、それは翔太郎が優しいからだと思うから。でも「自信がない」って言われちゃうとねぇ・・・。風都を守りたいという気持ちはあるけれど、自分一人じゃ守れる自信がないってことでしょう?。いつから翔太郎はそんなヘタレたことを言うようになったのかと。


・・・とかなんとかブーブー言いながらも、わたし朝っぱらからしゃくりあげる勢いで号泣したんですけどね(笑)。↑こんなようなことを思ってはいるのですが、これは不満とか文句とかじゃなくて、ただ単にわたしが思う(期待してた)展開と違ってたからやだやだこんな(実質)最終回じゃやだよー!って駄々捏ねてるってだけなんだよね、実は。翔太郎とフィリップが別れちゃう、Wが終わっちゃうのが嫌ってだけだったりするのです。俺まじまじキメエ(笑)。
だってさー、翔太郎ってかれんれんのあの渾身の、魂の演技見ちゃったら泣くしかねーだろう!。亜樹子の亡骸(死んでませんw)掻き抱いて慟哭するフィリップくんにゴメンなと心の中で謝り、そしておやっさんからフィリップくんとともに託された形見の白ハット被ってからの翔太郎は文句ナシにカッコよかったです!!!。もうね、帽子を取って被った瞬間の覚悟決めた表情はれんれん史上最高と言ってもいいカッコよさ!!!。目を見開いたまま死んだ冴子さんの瞼を優しく閉じてやり、加頭の計画を止めに来たではなく『邪魔しに来たぜ』とかちょうちょうカッコいいしさー、目の前で照井たんがあんなことになってしまったぐらい圧倒的な力の差があるって分かってるのに生身で向かっていくとかどんだけすげーんだって!これはやっぱりテラーに打ち勝ったからだよね!あの時の恐怖に比べたらこんなもん屁でもねーぜ!ってなもんだよな翔太郎!。
つーかガジェットお前らああああああああああああああああああああああああああああああああ(ボロ泣きで)。えっと、まずスタッグがユートピアにアタックかまして(お前も勇気あんな!)スパイダーがユートピアをぐるぐるふん縛り、バットが証拠写真を激写し(多分w)、その隙にデンデンがメイン装置を解析しここを壊せデンデンって教えてくれたところにビートルさんが突撃と!。フロッグは戦いの最中は「バーカバーカ!」と煽りつつ「ニゲローニゲロー」って逃走経路の確保を担当したんだよね!(多分w)。お前らほんとに使えるな!!最高!!!!!。
生身の翔太郎がユートピアの攻撃(それもトドメパンチ)をおやっさんの帽子越しに受け止められたってのは、冴子さんにフラれてショックのあまり殺してしまった加頭の“想い”よりも翔太郎の“フィリップ愛”+おやっさんパワーの方が強かったからってことで納得だしな!(もっと言っちゃえばビートルさんの一撃でああも派手に爆発しちゃうほどの(ヤワな)精密機器が周囲にあったらそうそう激しい攻撃も出せないだろうし)(当然翔太郎はそれも計算の上だろう!)。
それに、フィリップくんは若菜姉さんを“僕とともにWになって救ってくれ”と頼んだわけだけど、救出に一人で向かった翔太郎はそれを「探偵・左翔太郎」として受けたってことだったんだなってことが今なら分かる。勝手な解釈だとしても、わたしはそれでいい。おやっさんから託されたフィリップの最初で最後の依頼を必ず遂行するんだという翔太郎の強い想い、「覚悟」がこれだけのパワーを生んだんだってことでわたしは超納得だよ。
だってさぁ・・・・・・・・・若菜姉さんを助けてくれた翔太郎を見て、フィリップくんすっごいうれしそうに笑うんだもんよお・・・・・・。若菜さんが姉さんだと知り、自分が園咲来人であることを知り、既に死んでいることを知り、思えばずっとフィリップくんは心から笑ってなかったよね。翔太郎と亜樹子のやり取りを眺めながら二人は僕の家族みたいなもんだと笑いながらも、どこか翳りがあったように思う。でもこの時のフィリップくんの笑顔はほんっとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに嬉しそうで、そして幸せそうな笑顔だった。シュラウド母ちゃんもさぞかし満足だろうよ。
ヘタりこんでる翔太郎を笑顔で見下ろしながら
「ハハッ、ひどい顔だ」
とフィリップくん。
「男の勲章・・・てやつさ」
「一人でよくやったね。すごいよ」
「約束を守っただけだよ」
「君の友であることは、ボクの誇りさ」
そう言われてフッと笑う翔太郎。
そこへヨロヨロと若菜を追いかけてきた加頭さんユートピアが「馬鹿な・・・。この程度で私の計画が止まるとでも思うのか」と強がり言うと、
「止めるさ。何度でも。この左翔太郎がこの街にいる限り」
ビシっと宣言するフィリップくん。その手前にはこれまたキリッとオットコマエな翔太郎!!!
「例えお前らがどんなに巨大な悪でも風都を泣かせるやつは許さねぇ。身体一つになっても喰らいついて倒す。その心そのものが、仮面ライダーなんだ。この街に仮面ライダーがいることを忘れんな」
「仮面・・・ライダー!?」
「財団X、加頭順」
『さぁ、お前の罪を数えろ!』
「いくよ、翔太郎。最後の」
「ああ。最後の!!」
(サイクロン!)(ジョーカー!)
『変身っ!!』
ひいいいいやあああああああめえええええええええええええぬうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(←燃えすぎてワケがわからなくなってる人)。
あれだけピンチがあったのに変身せずに若菜を助けたここで変身ってのが戦術的には果たして正解だったのか?とは思うものの、加頭ボロボロだから言うほど風都の人々に危険が及んでるとも思わなかったものの、それでも最終的にはちゃーんと『風都の人々を守るために最後の変身』をしてくれてよかった。翔太郎が『身体一つになっても』風都を泣かすやつは絶対に倒す!って言ってくれてよかったよおおおおおおおおおおおおおおおお。当然こういう展開になることは分かっちゃいたけど前半翔太郎がグズグズのウダウダだったせいで余計に燃え度が高かった!。・・・ってハッ!?まさかそれを狙っての翔太郎だったのか!?おのれW!・・・どこまでやりおる!。


と、ここで加頭さんと冴子さんについて触れておこう。
ガンナーたんが現れることを期待する間もなく加頭が翔太郎の首から手を離したかと思ったら、妹弟を救うため・・・ではなく加頭が嫌いだからよと再びタブーになった冴子さんが加頭を攻撃!。ユートピアの能力であればタブーの攻撃だってかわせるだろうに、人間態で全弾受け止め炎に包まれ恨めしそうな顔で「ひどいじゃないですか冴子さん」と言う加頭はなんとNEVERでしたー!ってマジかw。NEVERってのは大道克己が率いる傭兵チーム名なのかと思ってたんだけど、もっと大きなというか「一旦死んで兵士として甦った者達の総称」とかそういうことだったのか。つーか加頭の動機ってか目的はマジで「冴子さんを愛していたから」だったのか・・・。これまで何度も冴子さんに「あなたが好きだからです」と言い続けてたのがまさかマジ告白だったとは思わなかったよ。これは素直に驚いた。あまりにも無表情+棒読み口調なせいで気持ち(感情)がなかなか他人に伝わらないとか・・・・・・加頭さんちょっと可哀想><。確かホテルで目覚めた冴子さんが何故私を助けたの?と問うた時からすでに「好きだから」と答えてたと思うんだけど、それ以前からミュージアム(ガイアメモリ)のことは知ってただろうから冴子さんのことも書類上等では見知っていただろうけど、いつから冴子さんに懸想していたのだとしても“ボロボロになった生身の冴子さん”のエロさたるや凄まじいであろうことは想像に難くないので、それが決め手というかトドメというか、そら童貞の加頭はイチコロよね・・・。この女の願いをかなえてやりたい、この女とともに理想郷を作りたいと思ってしまった童貞の気持ち、わかる気がするわっ!。
でも冴子さんは「園咲を舐めてるから」加頭を認めもしないし受け入れもしないとビシっと拒絶。最期までカッコいい悪女だったなぁ、冴子さん。まさに男を惑わす悪女だよな。フラれて逆上した童貞に首捻られて殺されるだなんてかっこ悪い最期なところもタマラン。最期の瞬間井坂先生を思い出したりしたら霧彦さんラブのわたしとしてはお湯呑み握りつぶしちゃうところでしたが、若菜とお父様を思って、憎んでたはずの妹を庇って死ぬなんてねと自嘲する冴子さんはやっぱり最後まで「園咲家の人間」であり「長女」だったんだなーと。お姉ちゃんやお兄ちゃんは最終的には妹や弟を庇い守る生き物なんだよ・・・と長女のわたしは共感しまくり。最後までカッコよかったです冴子さん!あんた姉ちゃんの鏡だよ!!。
翔太郎&フィリップの「お前の罪を数えろ」に対し、加頭ユートピアは「人を愛することが、罪だとでも?」と答えた。いや愛し方にもやり方ってか程度があるから^^あんたのはちょっと行き過ぎね^^ってな感じなんだけどさw、これは映画の話になっちゃうんだけど、NEVERの人達って好きで不死の兵士(っつってもみんなもう一回死んでるけどw)化したわけでもなくてさ、それぞれ悲哀みたいなもんを抱えてたりするんですよね。加頭の場合それが“人(冴子さん)の愛を求める”という方向に発現しただけというか、まぁ翔太郎たちにしてみりゃ「だけ」ってことはないんだけれども、そういうもろもろを思うと、CJXに連続キックぶち込まれてる加頭がほんのちょっと、ほんのちょーーーーと可哀想だなって気持ちにはなりました。
その上で、
「こんなはずはないっ。相手の感情が強いほどそれを吸い取れるユートピアが勝るはず。・・・ウォーーッ!私の身体に収まらないっ!?」
「このWにはなぁ、フィリップの最後の想いが込もってんだよ。てめえなんかに喰いきれる量じゃねーんだよ!」
Wの『想い』が加頭ユートピアのそれを上回ったってのは燃えるわ。翔太郎は「フィリップの想い」と言ったけど、それだけじゃなくてさ、「翔太郎の想い」も加わってるからこそなんだよね、絶対。二人で一人の仮面ライダーだったからこそユートピアを撃破することができたんだと思います。加頭の敗因は相手が見た目一人だけどその想いは『二人分』だってことを失念したからだと思う。
つーかフィリップは「(お前の計画は)止めるさ。何度でも。この左翔太郎がこの街にいる限り」と言い、翔太郎は「フィリップの最後の想いがこもってる」と言い、お互いがお互いの気持ちを代弁するってのがさぁ・・・憎いわよね、ホント。おめーらはどんだけ二人で一人なのかと!。


そしてそして・・・
「別れの時が来た。翔太郎、姉さんには、このこと内緒にしておいてくれ」
「分かった・・・」
「じゃあ・・・・・・いくよ」
変身解除しようとするフィリップくんの手を止める翔太郎
「俺の手で・・・・・・やらせてくれ」
「任せる」
涙目で震える翔太郎を感じながら
「大丈夫。これを閉じても僕達は永遠に相棒だ。この地球がなくならない限り」
堪えきれず泣き出す翔太郎を仕方ないなーって顔で見てフフっと笑うフィリップくん
「泣いているのかい?翔太郎?」
「馬鹿言うな。・・・閉じるぜ」
「さよなら」
「・・・おう」
ってフィリップくん笑顔じゃねーじゃん!!泣いてんじゃん!!バカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
フィリップくんの身体が完全にデータに戻ってしまう(?)まで変身解除しないでいればいいじゃん!W状態で最後の思い出作りに旅行行ったり遊園地行ったりすればいいじゃん!バカーーーーーーーーー!!(号泣しながら)


・・・・・・って照井たん!入院してなよ!!身体中包帯グルグル巻きで車椅子に乗りフィリップくんから貰ったカップでコーヒー飲んでないで寝てろって!!!。だってコーヒーには拘りがある照井たんのことだからどうせそれ自分で淹れたんでしょ!?つーかせめてもうちょい楽な服着ろよとwwwww。翔太郎の泣きっぷりからしてフィリップくん消滅からさほど時間が経ってないんじゃないかと思うのですが、この箱を開けちまったらフィリップとの別れを実感しちまうとかなんとか言いながら引き伸ばしてたとしてもまぁ・・・1週間ぐらい?てことは照井たんもそれぐらいでコーヒー淹れられるぐらいまで回復したってことになるんだろうけど・・・・・・ほんとどこまで「死なない男」なのかと(笑)。
ていうか映画の舞台挨拶で大道役のソフィア松岡さんが照井たんのことをやたらと「元NEVER」と言ってたのが不思議だったんだけど、数々の死亡フラグをへし折る照井たんの「死なない男」パワー=不死ってなことで、照井たんもNEVERなんじゃね?ってな話だったわけか!ようやく納得したわ(笑)。


フィリップくんから翔太郎へのプレゼントとは、フィリップくんの象徴とも言える本とロスドラでした。
ロスドラではなく、迷わず本を手にする翔太郎。
白紙のページをペラペラとめくる翔太郎の顔がみるみるうちにクシャクシャになり・・・
「僕の好きだった 街をよろしく
仮面ライダー
左翔太郎!
君の相棒より」

「ありがとよ・・・フィリップ。大事にするぜ」
『俺はこれからも、ずっと街を守る。仮面ライダーとして。見ててくれよ、なぁ・・・フィリップ・・・・・・』


だから無理だっつの!!!!!!!!!
フィリップくんの字が汚ったなくてさぁ、つーか左翔太郎の後ろの「!」とかやめろってほんと・・・・・・。
しかもボロ泣きしてる翔太郎の背後でボロボロの照井たんがコーヒー飲んでるんだぜ・・・・・・どんだけシュールな空間だっつの・・・・・。


で。
翔太郎が撃たれた!?ところで「これで終わりだっ!」ってどういうことですか立木さんっ!?
予告の映像から予想するに、財団Xはガイアメモリから手を引いたもののミュージアムの悪しき置き土産として街に流通したメモリは残っていて、それを私利私欲のために悪用する「人間」はいなくならないと。フィリップくんが守ってくれと頼んだ街ってそんなもんかよ・・・とか思うけどさ、でもきっとそんなもんなんだよね。一人っきりで「仮面ライダー」として街を守る翔太郎が戦う相手は悪の組織などではなく「ガイアメモリを持つ風都の人々」ってことになるわけか・・・。しかも若菜姉さんは「この汚れた街を浄化するっ!」とかなんとかノッリノリで叫んでたし・・・・・・。
若菜が言う「浄化」が再びミュージアムを組織し自らがその長となることで街のごろつき共を治めるという意味なのか、それとも園咲家最後の一人としてガイアメモリを街から一掃するということなのか、そしてそこに仮面ライダージョーカーがどう絡むのか、楽しみです。・・・最終回が来なけりゃいいのに!。