リアルに気持ち悪い怪人にウロコ貼っつけられると、『周囲の知人の会話の全てが、本人が心の奥底で気にしてるコンプレックスをえぐるひどい悪口に翻訳されて聞こえてしまう』ってな話だったわけですが、そうか･･･あれ全部アグリの深層心理だったのか･･････。わたしはてっきり会話の内容が全部「悪口」に変換されて聞こえてしまうという力だと思ってたんですよね。例えば冒頭のテニス少女たちの会話だったら「○○今日すごかったねー！」「今日勝てたのは○○のおかげだね！」とか言い合ってたのに「○○調子のってねー？」「あいつ自分の力で勝ったと思ってるよね超ウゼー」って聞こえる･･･とか。上手く説明できないんだけど、元になる会話そのものがあって、それが全部真逆の意味になってしまうってな話なんだと思ったの。
で、そこでお兄ちゃんどうするのかと思ったらナイトさんに「下らん事を気にしてる今のお前は護星天使として失格だ」という辛らつな言葉吐かれたり、ジャンル的には同じ脳筋男の筋グゴンの鉄拳制裁（･･･っつーか上手いことグロさを消してたけど思いっきり吐血しまくってたわよ･･･アレ確実に内臓破裂してんだろ･･････）受けまくってるもんで見てる間中頭ん中「？？？」でいっぱいだったんだけど、なるほど、お兄ちゃんの『心の問題』だったのか。だからナイトさんに「自分の力がどうとかやれることがどうとかグダグダ言ってんじゃねーよ。目の前で仲間がぶっ倒れてて、今お前がやるべき事はなんなんだ？シャキっとしろよ！」（意訳ｗ）と喝入れられての「誰にどう思われようと何を言われようと、俺の使命には関係ない！。俺は護星天使、ゴセイブラックだ！！」→ウロコを自力で破壊！アグリの気持ちで奇跡が起こり（笑）、アグリの手には新たなカードが！！そしてついにスーパーゴセイブラックに変身！！！って流れだったんですね！
････････････ってさぁ･･･何でここでアグリが初のスーパー化じゃないんですか？
仲間にあいついると邪魔だとかあいつに言っても解んないだろうとかお兄ちゃん頼りにならないっつーか｢元お兄ちゃん｣とか言われてると思ってたことがそのまんまアグリのコンプレックスであるならば、それこそみんなと一緒にスーパー化できるとかおかしいだろうがと。スーパー化後にこうやって一人ひとりが成長する話を持ってくるつもりであったならば、なんで一人ずつスーパー化させないのかと。アラタの背後でボーっと突っ立ってただけの仲間たちもおこぼれに預かるみたいにしてスーパー化しちゃったのがつくづくモッタイないと思うわ。
まぁモネやハイドさんの時は別にそんなことは思わなかったんだけどさ（特にハイドさんね･･･「ブルーも真っ青」でパワーアップされても困るわ･･･いや、あの勇気が奇跡を起こしたという意味ではアリ･･･か？ｗ）、普段の戦いでは誰よりも先に敵に突撃し、自由気ままな仲間たちや超我儘な妹の面倒をみてる苦労人のお兄ちゃんがこんなコンプレックスを抱えてたってだけで泣けるのに、その上で「みんなにどう思われようと何を言われようと、俺の使命には関係ない！それでも俺は護星天使なんだ！」ってそのうじうじを『自力で』ぶち破ったお兄ちゃんになにかご褒美（新たな力）あげてよおおおおおおお＞＜って思うじゃん。いや、一応新たなカードが登場して直接スーパー化したけどさ、でもその後アラたんたちも普通にスーパー化してたじゃん？。まぁ1動作少なくなるわけだから今後役立つカードではあるだろうけど、地味なご褒美ってな印象が･･････そんなところも不憫なお兄ちゃん･･････。
でもまおまおアグリはカッコいいわ柴犬全開だわでお宝回でございました。ラストのマラソン500キロ（だっけ？）とかなんだかんだで付き合う「不思議な」アラたんとあくびしてるハイドさん（毎日誰よりも早起きして掃除に勤しんでるのかと思ってたのにっ！）も合わせてアホ可愛いかった＞＜。
