『東京DOGS』第3話 『アンタッチャブル〜事件記者・鳴海遼子〜』File 3

どっちも同じような印象というか視聴後感(なんて言葉はありませんが)なので感想まとめちゃいますが、3話まで見てもイマイチ乗れない感じだなぁ。東京〜の方は『信頼してた大先輩にハメられた挙句情けない姿を見せられボロ泣きしちゃうピロシきゃわああああああ!!』、アンタ〜の方は『手ぶらで現場に出張りかつての熱血記者っぷりを彷彿とさせるアクション(笑)を見せた田中哲司編集長カッコいいってかラブ!!』という俺的満足度80点!な見所があったものの、肝心のストーリーはというとどちらも甘いってか温いってかねぇ・・・事件の描き方が中途半端すぎるんだよなぁ。東京〜の方は犯人はもう登場した瞬間からこいつしかいないって分かっちゃうわ殺人事件の捜査してるのにマルオと奏以外の捜査員が誰一人捜査してる風もなくいつも通りに課内でのんびりしてるわだからハナから本気でというか真面目に事件を描くつもりはないんだろうし、アンタ〜に至っては妹にペラペラ捜査情報漏らすお兄ちゃんを筆頭にあまりの突っ込み所の多さにかえって突っ込む気がなくなるわ!ってなもんだし、両方とも事前に思ってような「刑事モノ」であり「報道モノ」ではなかった・・・ということですね。コメディパート(掛け合いとか)とシリアスパート(事件そのもの)はしっかり分けるのかと思ってたんだけどな。
でも東京〜は奏たんとマルオ(腕っ節が強いのが取り柄って設定だったように思うのですが、あんまり強くないっぽくね?w)のコンビがちょっとだけ噛み合ってきた・・・のではなく恐らくわたしが慣れてきたのだと思いますがw、餃子弁当についてヤイヤイ言うのとかピロシの耳が遠いおばあちゃんとのアジフライバトルとかちょっと面白いと思っちゃったし(←ものすごく悔しい)、アンタ〜は遼子と小汚いわんこ鷹藤くんがこっちは作品内でのコンビが板についてきたと思うので、なんだかんだいいつつ最後まで見続けてしまうと思います。ニヤリと笑ったキャナメ史朗ちゃんも気になるし!。


つーかさ、両方ともキャスト目当てで見てるようなもんなんだけど、そのキャスト目当て度がサムハイの春馬に対するソレとは段違いなのよねぇ。上手いこと説明できないんだけど、内容そのものを楽しめるかという目線から比較したら確実にサムハイ<<<<<<<<<<東京&アンタ なんだけどさ、見終わったあとの満足度はサムハイ>>東京&アンタ なのよね・・・。サムハイは1話も見逃したくない!ってぐらいある意味夢中なんだけど、この二つはまぁ1話ぐらい見逃しても・・・って程度なの。アンタッチャブルの目当てキャストはまぁ春馬とは質が違うというか興味の対象としての所属というか立ち位置がガタックさんですらちょっと違うんだけどさ、東京DOGSは多分一緒だと思うのね。で、確かにヒロはともかく小栗さんの奏はめちゃめちゃカッコよくはあるんだけど春馬小太郎のカッコよさであったり可愛さであったり、そういうのひっくるめてのいわゆる『主役オーラ』に負けてねーか?と思うんだよな。春馬は単独主演であり小栗さんはヒロとのW主演なわけだからそういう意味では単純にオーラも半分ってかその分差し引きして考えるべきだろうけど、それでも春馬小太郎が放つあの圧倒的なカッコよさであり華であり、なんかちょっとこの男はスゲーんじゃねーか!?と思わせるパワー、それを表現するとやっぱりオーラという言葉になると思うんだけど、小栗さんの奏からは春馬ほどのオーラは感じないなと思ったの。この小栗さんが見られるならば内容なんざどうでもいい!とまでは思えんなと。なにが言いたいのか自分でもよく分からなくなってきましたが、W主演の二人をいかにカッコよくそして可愛くみせるかってのが東京DOGSというドラマの肝だと思うのに、春馬と比べたらそれらが物足りないなーと思ったわけです。つまり結論はというと、時代は今『三浦春馬』なのかなぁということです。あ、でもでもヤクザの事務所に超えらそうな用心棒として潜入する奏たんは超絶カッコよかったです!!その服どこで調達したん?とは思ったけどwこれは春馬のサムライ小太郎と匹敵すると思いました!。・・・あれ?てことは時代は『変身』なのか?w。