『任侠ヘルパー』第2話

ちんまんぺに台詞があったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
でもでもちんぺは背中越しだったから顔は映らず・・・。この二人は「双子」ってことに価値があるのに顔映さないとか馬鹿じゃないの?

つーかちんまんぺ目当てのわたしですら二人のことをどうでもいいと一瞬思ってしまうほどの与六のかわいさなんだあれ。オレンジジュースの飲み方とか絶対計算だろうけどそれでもいいやと思えてしまうあの可愛さはまじでなんなんだ。与六と言えば泣き演技ですが、シチュエーション含めもはや職人芸と言っていいレベルの泣きっぷりもいいけど大画面に映る仁侠映画をじっと見てる表情も良かったわー。与六は育たずに一生このままでいて欲しいw。

そして、すんじのすごい柄の部屋着が似合いすぎてるのがなんとも・・・w。こんな頭のてっぺんからつま先までどう見たってチンピラレベルの男が幹部候補生って(笑)。藪がメイサ狙いなのに対してすんじはクサナギさんラブなのはとてもいいと思いますw。


老人を投げるとか、いくら友人だとはいえ素性の知れない人を家族の不在時に勝手に家にあげた上にその前で清拭始めちゃったりとか、それってどうなん?的な描写は一話に続いてあるんだけど、「介護」とか「老人」に対して口に出し難いことをクサナギさんや夏川さんがズバズバ言ってくれるから少なからずスッキリ・・・というかまぁ共感みたいなものを感じることが出来る一方で、でもそれこそいつかは自分もオムツしなきゃいけないようなことになるかもしれないわけでさ、だからやっぱり老人が酷い扱いや言われ様をされてたりすると気が咎める部分ってのは少なからずあるわけよね。で、このドラマはここまで池内さんや津川さんが見事なまでに「老人」を演じてくれてるってところに救われてる部分が多分にあると思う。新しい施設に移らなければならないってこともオムツをしなければならないってことも結果として受け入れるしかなかったわけだけど、それでも再びリハビリに取り組み「オムツも慣れると悪くないな」って一言があったことで、初回の感想でも書いたけどドラマとしての非現実とリアリティをギリギリで保ってるんだと思った。彦一が言うように津川さんが演じた老人はまだオムツをする必要はないと思うのね。確かにまだしなくて済むんだったら人間の尊厳としてしないほうがいいのだろう。でもいつかはそうするしかない日がくるわけで、いざその時が来てジタバタするよりは今のうちから慣れておくに越したことはないという「余裕」というか、それこそ「プライド」があるからこその「悪くないな」だったんだと思う。でもそんな風に思える人ばかりじゃないわけでさ、オムツって結構シビアなネタだと思うんだけど、そんな話を気持ちよく見終えることができたってのは津川さんゆえの着地だったんじゃないかなーと。で、ライバルと再び戦うという目標を「寝たきり」で「痴呆」になってしまったライバルの姿を見てしまったことで失った老人に対し、彦一が本気でぶつかることで再び目標を取り戻させた。老人に対してなんの遠慮もなくぶつかっていけるってのは「任侠ヘルパー」ならでは、なんだろうなぁ。普通のヘルパーだったら絶対に出来ないことを任侠ヘルパーだったらやれる。やってることは完全にドラマ的というかファンタジーの域なんだけど、よく老人を子供のように扱うとかって聞くけど、彦一は子供に対しても老人に対してもスタンスは変わらないんだよね。どちらにもプライドというか「男気」を持たせようと(取り戻させようと)してた。弱いものを庇護(助ける)という立場ではなく、対等というか、人と人、男と男としてぶつかることが出来る存在だってのは上手い設定かも。


夏川さんが与六の担任の名前覚えてなかったり、最後にクサナギさんが言ったいつか子供にオムツされるかもってのがこの先夏川さんが病気かなにかで倒れて寝たきりになるフラグだったりして・・・。介護される側になって初めて介護の現場はビジネスライクにはいかないと思い知る羽目になるとか・・・。


あとマツケンがラムネ飲みながら(似合わなすぎるw)結果出せば幹部への道が開けるとか言ってたけど、じゃあそのクサナギさんたちの働きを誰がマツケンに伝えるのか?って思うわけで、ヘルパーの中ではダントツただモンじゃないオーラを放ってる坊ちゃまが実は未来の組長で、自分の片腕にする人達の査定をしてるってことだったりしてw。わたし的にはちんまんぺが潜入組員希望ですがw。