
- 作者: 水原秀策
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/05/22
- メディア: 単行本
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代議士が被告なので有罪か無罪かに政治絡みの思惑があるのかと思いきや、男に接触する人物たちの真の動機になかなか凄いドラマがあって、そこはちょっと驚きました。
あと、検察と裁判官がズルズルのツーカーで、無罪判決を出すとお互いの評価に関わるから裁判官三人の票は最初から「有罪」と決まってるってのにはそんなもんだろうと分かっていながらもやっぱりこの裁判員制度というものに対してなぜこんな制度が必要なのか?と納得・・・というか理解しかねる。誰のための制度なのかと。