『ケータイ捜査官7』第17話「遠い夏の空と」

広島に原爆が投下された8月6日というその日に、かつて日本のために尊い命を犠牲にした1人の若者とそんな若者への愛を貫き中の(かつての)乙女の物語に目からボッタボタ汁垂らしてたってのにおもいっきり歴史改変しちゃって噴いたわよ!!!!!改変ってかケイタが起きたら大叔母さんちが別世界になってたことにおもきし噴いたw。いやもうほんといいお話だったんだよね。セブンさんであれば過去からの電波受信することもありえそうだからぜんぜん構わないし、そこで初枝さんに清一さんが愛の言葉なり別れの言葉なり告げてたら安い話になるところを何も言えない清一さん→戦闘機にあたる貝殻の音とノイズを「波の音が聴こえる」ってのが憎たらしいほど上手くてさー、こういうファンタジーはあってもいいよね・・・って涙腺決壊したところでちょwwwww大叔父さん生きてたのかよwwwwwって盛大に噴いたわ。でもこれは大叔母さんと大叔父さんが実際に言葉を交わさなかったからこそ・・・なんだよねぇ。しかもそこで笑って終わらないのがこのドラマなのよ・・・大叔父さんが「アミシマケイタ」って名前を聞いて反応するのは反則です・・・そして最後の敬礼も反則です・゚・(つД`)・゚・。。
歴史の改変はね、やっぱりまずいとは思うのよ。少なかった親戚が多くなったってサラっと流していいような改変じゃないし、国のために死ぬのが当たり前、それが本望だとされた時代の人に対して、日本は負ける、でも復興する、だから生きろと口にしたケイタは自分の発言の意味を、重みをわかってのことだったんだろうか?とか絶対批判の声もあるだろうけど、でもあえてこの日にこの話を持ってきたってことに、こんなにも心にじわっと浸み込むあたたかい話にしてくれたってことで、わたしは許せちゃうな。優しくて強いケイタの言葉だからこそ大叔父さんに届いたんだと思うし、何よりも大叔母さんのあの生気に満ちた幸せそうな顔とケイタにお礼を言った大叔父さんの顔みたらまぁいいかって思えるじゃない。
そしてそんなハートフルエピソードの中にも、日々必死で電波を受信しようとしてるセブンさんにとって 圏外=屈辱 だという新事実も詰め込んでくるのよw。圏外の中電波をキャッチした瞬間のセブンさんのニンマリしたうれしそうな顔ったらなにあれw。セブンさんだけでなくPBみんな圏外が屈辱なのだとしたら、ゼロワンさんの決めセリフ「おまえは圏外だ」の意味がさらに重いものに感じられるわよね!今回の電波遮断実験がこの先どんな場面で使われるのかも楽しみだし。
あと若かりし清一さんと初枝さんが砂浜を歩く姿が美しくも切なくてとてもよかったと思ったわけですが、辻本くん・・・・・・どうしてミュに来ちゃったの・・・・・・・・・。
あとあとケイタは元空気君のくせして夜叉姫とあきら2人と一泊旅行だなんてけしからんと思いました!ひと夏の経験だなんてお姉さん許しません!!

つーかこれだけの話を30分弱で見せるのは本気ですごいって。いやもうこのドラマがすごいってのは重々承知してるつもりだけど、改めて思い知らされた次第です。


最後になりましたが、ケイタ役の窪田くん20歳のお誕生日おめでとう!!このドラマを支えているのは何よりもあなたの演技力とそのミラクルな童顔です!撮影は大変でしょうがこのドラマはきっとあなたにとって素晴らしい財産になると思います。そしてわたしにとっても。この先もずっと窪田くんに注目させてください。これからもよろしく、ケイタ!