『ケータイ捜査官7』第43話「真の敵」

無理。


もうその一言しかなかったです。
やだやだやだやだゼロワンさん死んじゃやだあああああああああああああああああああああああああああああ。
わたし間明さんのこと大好きなんですけどね、実は一番好きなんですけどね!!でも今回ばかりは間明さんのバカバカ!ちょっと・・・いやかなりイケメンだからってやっていいことと悪いことがあるんだからヽ(`Д´)ノウワァァァーン!!って思った。途中まで本気でイケメン社長間明さんのティッシュとかパンフとか欲しいまじで欲しいと思ってた俺のバカーしんじゃえ!って思いました。
あと伊達さんも今回の「下(アンダーアンカー)」発言云々で見限った。宗田会長やご隠居のなんらかの動きによって持論を変えるところまでは行かずとも手段を考え直してくれるかもしれないって思ってたけどもうこの人ダメだ。間明さんがアンカーに入った(伊達さんに預けられた)時から既にこの計画が進行してたってことなわけで、間明さんとゼロワンの会話と小説のネタを合わせて考えるに、少なくともゼロワンさんの三人目のバディ(自殺した人)は“ゼロワンさんの自我を芽生えさせるために”伊達さんが送り込んだってことなわけでしょう?つまりゼロワンさんを追い込むために傷つけ苦しめたってことなわけでしょう?それが決め手となってゼロワンさんはアンカーを裏切ることになり、そのことでゼロワンさんも含めみんなが傷ついたし、滝本さんは死んだ。アンカーのみんなが必死で乗り越えようとしてることを知ってる伊達さんがその元凶だったなんて許せない。素知らぬ顔してのうのうとアンカーに出入りしてたなんて許せない。伊達さんの考え・・・というか言い分はわからないわけではないし、温い手段じゃ無法地帯化してるネットワークをどうにかすることなんて出来ないってのもわからなくはない。でもそのために取った手段は到底支持できるものではないし、なによりも心情的にやっぱり許せない。ケイタに「君がバディでよかった」と全視聴者の気持ちを代弁してくれた宗田会長には何か考えがあるようだから、伊達さんに死んだ方がマシだってぐらいの反撃をしてくれるって信じてます!!


ここ数話の間、ケイタとセブンさんの間に漂っていたわだかまりというか溝というか、それが解消されて本当によかった・・・。


セブン「私が何者かによって隔離されたあの日、君は言った。「私の力を借りずに1人でプログラム制圧できるようになるかも知れない」と。そうなったら、私の存在意義はどうなる?」
ケイタ「あ・・・ごめん・・・あの・・・えっ、そんな深い意味なかったんだけどもし傷・・・傷付けたのなら、あや、謝る」
セブン「私もずっと話せず悪かった。日々強くなるこの感覚。私は人間になりたいのだろうか」
ケイタ「・・・人間でもブレイバーでもどっちでもいいじゃん。あの、俺は網島ケイタお前はセブンお前はサード、おまえっゼロワン。それでいいじゃん。俺だって同じだよ。誰かが言ってたんだけど、俺ってなんだ?・・・って考えるのって、あの・・・大人になるために必要なんだって。それは・・・つまり・・・・・解?」
ゼロワン「かも、しれないな」
ケイタ「それが成長なんだって。俺も、お前たちも、迷って迷って自分に何が出来るのか、・・・見つけられるといいな」
セブン「必要なことなのか?この、迷いが」
ケイタ「そうだよ。だからさ、これからはもう何でも俺に話せよ。ぐちゃぐちゃ迷うのはさ、俺のがさ、先輩なんだから」


・・・・・・ねぇ、これ人間とケータイの会話なのよ?なんつーかもうさ・・・・・・なんも言えねぇ!って感じよね・・・。必死に考え悩むセブンさんも、そんなセブンさんに、そしてサードやゼロワンさんに俺(人間)もお前たち(PB)も対等な存在だと自分の言葉で伝えるケイタも、いい子たちだなーって・・・ほんと会長の言葉じゃないけどケイタがアンカーに入ってくれてよかったと思うわ。クライマックスへ向けて、ケイタの優しさ=強さの最終確認ができたなと。


そしてなんといってもゼロワンさんです。
間明さんに「これから何が起こるか、もう計算して分かってるんだろ?」と聞かれ拳をギュっと握ってプルプルしながら「・・・・・・バディ殺し」と答えたゼロワンさんの心の中はどんな気持ちだったんだろう。
間明さん「そう。君が経験し、セブンが未だ経験していないこと。そもそも滝本を死なせたのは君であってセブンに落ち度はない」
ゼロワン「言うな!!」
間明さん「ブレイバーに自我を芽生えさせるためには、バディを取り除くのが一番だ。そのことを教えてくれたのは君だよ?」
ゼロワン「だったら俺の自我を使え!!」
間明さん「ダメ」(←ギャーーーーー><すいませんすいませんこれだけは全力モエしてすいませんわたしはダメな女です・・・)
間明さん「君は憎悪しか知らない。だけど、セブンは人を信じることで成長してきた。君とセブンは裏と表の関係なんだよ。君はもう充分経験した。次はセブンだ。セブンにはもっともっと苦しんでもらわないとね」
怒りをむき出しにして間明さんに飛びかかるも透明の防壁に跳ね返されボロボロになるゼロワンさん・・・。デモリッションも外れてしまい、つまり裸の状態で
「この通りだ。ケイタには・・・手を・・・出すな。殺さないでくれ。頼む・・・」
と土下座!!!!!!!!!!!!!
無理・・・・・・ほんと無理だから・・・・・・・・・ゼロワンさんにこんなことさせんなってまじで!だったら俺の自我を使えってさぁ・・・・・・あのゼロワンさんがケイタのために自らを差し出そうとしてんのよ!?無理無理無理!!としか言えないって・・・。
ゼロワンさんのそんな姿を見てパチパチパチと拍手しながら「君にここまでさせる網島ケイタ。進化の礎になってもらおう。・・・ぼくと一緒に楽しもうよ。ブレイバーの進化を。そして人類の黄昏を」と間明さんは言うけどね、でも今のゼロワンさんは憎悪だけじゃないもの。間明さんの知らないところでいっぱいいっぱいいろんな経験してるんだもんっ。だからきっとそこに間明さんの誤算があるはずっ!!それにやってもらいたいことがあるって言われたあといつの間にかどこかへ行っちゃった桐原さんも、サードを置いていった(ケイタに預けてった)のは戻ってくるフラグに決まってるもんね!桐原さんは絶対間明さんのこのにやけたイケメン顔にパンチ入れてくれるに違いないんだからっ!!


「ケイタ。この先どんな状況に陥っても、私は君のバディであると約束する。ゼロワンと彼のバディたちのような結果には決してしない」
「おう。ありがとな」
「うん。・・・美しい夕日だ」

きっとセブンさんも計算によるものかどうかはわからないけどゼロワンさんと同じく今後の展開をある程度予想できてるんだろうな。その上で、夕日は美しいと、人間と同じものを見て同じように美しいと感じることをかみ締めてたのだと思う。ケイタの「迷って迷って自分に何が出来るのか、・・・見つけられるといいな」って言葉。セブンさんが出来ること、セブンさんの出した「解」が、そしてゼロワンさんの「解」がケイタを守ってくれると信じてます。
だからお願い。ゼロワンさん死なないで。