舞台版『風魔の小次郎』@シアターアプル

ざっとあらすじと初回の感想を。壮大にネタバレしてますんで、これから見る人は読まないほうがいいと思います。あ、物販写真あったよ!制服ショット2枚×私服ショット2枚の計4枚で600円。某ミュージカルみたく変な設定とかされてないんで私服ショットは普通っちゃ普通w。わたしはとりあえず小次郎・劉鵬兄さん・霧風様・項羽・小龍・麗羅たん・武蔵・壬生たん・紫炎さんのを購入。小次郎は4枚全部キメ顔でカッコイイので買い!劉鵬兄さんは私服ショットの笑顔がキュート☆なんで買い!紫炎さんも私服ショットが超絶オトコマエなので買い!!霧風様は正直イマイチだけどそれでもフォトジェニックなのは間違いないので当然迷わず買い!!そしてそして壬生たんは私服ショットがまっじでカッコイイんで全力買いすべき!!!!!・・・てかわたしなんで琳彪兄さん買わなかったんだろう。てかここまで買ったら風魔全買いしなよ>わたし。パンフは1,800円。写真も記事も大したことないんで割高かなーと思ったら最後にすっごいのがあったああああああああああああああああああああああ!霧様と小次郎の絡みがっ!すんごい絡みがあったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ><><><。コラボアクセとトレカの先行販売もあり。トレカは会場限定カードが付いてるらしいんで、2セット買おうか迷うなー。

ドラマを心底楽しんだ人で迷ってる人がいるとしたら絶対見るべき!!じゃないと風が吹かないぜ!!





ストーリーの流れはほぼテレビ版のダイジェスト。
最初に小次郎と武蔵が戦っている(野球場のバックネット裏のシーン)。武蔵の長刀で足を貫かれる小次郎。武蔵がトドメをさそうとしたところで「助っ人登場!」と竜魔以下風魔が勢ぞろいして1人ずつ(例:「霧風」)名乗り。風魔全員の名前が書かれた紙が武蔵の長刀に巻きつく。そこでどこからともなく赤星の矢が放たれ、壬生とともに夜叉八将軍が客席登場!!。竜魔ソロにのって全員入り乱れての大乱闘。とりあえず勝負は預けたぞ、小次郎ということで夜叉退場。項羽VS白虎戦、項羽VS紫炎戦。項羽と紫炎死す。項羽の顔を奪う白虎。風魔のアジトで階段にもたれて麗羅たんソロ。怪我した足で出かけようとする小次郎を「ダメだよ小次郎くん、寝てなきゃ」と止める麗羅たん。小次郎「その小次郎“くん”っての気になるんだよなー。同期とは言え俺のほうが年上じゃん?」麗羅たん「じゃあ、こじろうさん」「うーん」「こじろう様」「それもなんかw」「こじろうどの」「何時代だよ!」「こじろうくん」「そうそうそれそれ!!・・・あっ!」と軽い掛け合い。「とにかく俺はデートの予定があるんだよ!」「デートって誰と?」「白鳳学院の・・・・・・ナイショ☆じゃあな!」「まってよ小次郎くん」「ついてくんなよー!!メルヘンだな〜♪」とはける小次郎と麗羅たんと入れ替わりに琳彪兄さん登場!!。そこへ項羽に化けた白虎さんが現れ、背後から琳彪兄さんを襲い琳彪VS白虎(項羽状態)戦突入。琳彪さん死す。そこへ戻ってきた小次郎と麗羅たん。麗羅たんがみんなを呼びに行くと項羽(白虎)は「まだ間に合う。俺は夜叉を追うぞ!」と駆け出そうとする。それを「いや、犯人はすぐ近くにいる」と止める小龍。みんながどこだどこだ!?と辺りを警戒する中、項羽をビシっと指さして「犯人はお前だ!」。「その首の傷は白羽陣で付いた傷に違いない!!」→小龍VS白虎戦。白虎死す。小龍「会いたいよ・・・兄さん」で双子曲。夜叉では武蔵がえりなとの会話を思い出してしんみり中。そこへその回想を断ち切るがことく壬生たんが乱入し、武蔵に「指揮官は俺だ。そしてこれは黄金剣だ!」と対決を挑む。が武蔵バリア!!!に阻まれ一太刀も武蔵に触れることができない。「俺は金にならない殺しはしない」と言い捨てはける武蔵を唇かみ締めて見送る壬生たん。何故だか木刀をマイクに持ち替えて壬生たん熱唱w。風魔のアジトでは階段に腰掛けて物憂げな霧風様のソロ。間奏で華麗にくるくるひらひらと回りながら踊る霧風様w。霧風様の歌とダンスが終わるのを待って竜魔以下風魔が全員集合。竜魔「霧風、用意はいいか。俺の目をこんな風にした夜叉だ。手強いぞ」霧風様「すまん・・・俺と劉鵬を助けたばっかりに・・・」竜魔「それはもう気にするな」。小次郎が手にしているのは聖剣・風林火山!!それを見た竜魔は「みんな!武器を持て!!」→小次郎ソロ。曲の途中からそれぞれ木刀を手にした風魔が現れ群舞!!!。客席を駆け抜け夜叉の元へ走る風魔一族!!。武蔵ソロ。こちらも間奏で夜叉群舞wwwwwww。武蔵ソロが終わると闇鬼さんが「足音が聞こえる・・・1.2.3・・・7人だ。ものすごい速さで駆けてくる」武蔵「そうか。もう近くまで来ているかもな」小次郎「もうここにいるぜ!!」。全員で相対する風魔と夜叉。壬生たん「お前が風魔の頭か?」小次郎「頭ってw。暴走族かってのw」竜魔「そうだ。俺がリーダーの独眼竜竜魔だ」壬生たん「俺が夜叉指揮官の壬生攻介だ!!」。「やめろ!あいつはお前の手には負えん!!」と言う武蔵の制止を振り切って竜魔に向かう壬生たん。(戦いは同時に行われてるって設定で、順番はちょっと曖昧)霧風様VS雷電、闇鬼戦。崖から落ちて自爆して雷電死す。霧は全てを隠す・・・で闇鬼さん死す。妖水VS麗羅たん、兜丸戦。麗羅たん「こんにちは。風魔の麗羅です。お会いするのは2度目ですよね?」妖水「バカかお前?」麗羅たん「バカじゃないですよぅ。もう怒った!燃えちゃえ☆」。妖水さん死す。不知火さんもここで戦ってたんだけど・・・多分小龍と・・・。劉鵬VS黒獅子戦は素手バトル!!!!!劉鵬兄さん「お前が夜叉でなかったら、いい友人になれただろうにな」で黒獅子さん死す。小龍・劉鵬・兜丸・麗羅たんに四方から囲まれ4対1になった陽炎さんは「壬生!壬生はどこ!!」「武蔵!助けて武蔵〜!!」と二人を呼ぶも助けてもらえず「ああああもうめんどくさいめんどくさいっ!!」で陽炎さん死す。竜魔VS壬生戦。死鏡剣で見事にやられる壬生たん。「壬生!!」と駆けつけた武蔵に黄金剣を手渡し壬生たん死す。「ただの忍びだと思ってた風魔にも俺と同じサイキックがいたとはな」で、武蔵VS竜魔戦。再び死鏡剣を出すが武蔵にあっさり破られ反対に追い込まれる竜魔。武蔵にトドメを刺される!!ってところで「危ない!!」と飛び込んでくる麗羅たん。黄金剣に貫かれる麗羅たん!!。小次郎「麗羅あああああっ!!」麗羅「小次郎くん・・・楽しかったね・・・(ニコッ)」麗羅たん死す。そして風林火山・小次郎VS黄金剣・武蔵戦。「聖剣の使い方を教えてやる!」と武蔵が海を作りだすと風で海をまっぷたつに切り裂く小次郎。小次郎は覇王剣をくらうがかろうじて心臓から逸れる。武蔵の脳内に「お兄ちゃん・・・早く来て・・・」とえりなの声が。「分かった。すぐに行く」と武蔵。「せめて相討ちにさせてくれ。俺の命なんざくれてやらあっ!!」と風林火山に祈る小次郎。二つの聖剣がぶつかりあう!!。ス ロ ー モ ー シ ョ ン で 。黄金剣が小次郎の胴体を切り裂く。ドウッと倒れる小次郎。武蔵が小次郎にトドメを刺そうとしたその瞬間、「もう私のために人を殺したりしないで。ありがとうお兄ちゃん。ほんとうにありがとう」とえりなの声(と映像)が聞こえる。えりなの死を知り呆然とする武蔵。「まだ死んじゃいねーぞ・・・っ!!」と立ち上がり武蔵に剣を向けた小次郎が見たものは、両膝をつき魂が抜けたような武蔵の姿。そんな武蔵の首を取ろうと何度も試みるがどうしてもできない小次郎。やがてフラフラと立ち上がった武蔵はいずこへと消えていく。「武蔵!武蔵いいいっ!!」。竜魔が立ち上がり、ボロボロになった小龍・劉鵬・兜丸・霧風様(だけはボロボロじゃないw)が小次郎の元に集まる。竜魔「武蔵には病気の妹がいたらしい。なぜ武蔵にトドメを刺さなかった?」小次郎「俺にもその妹の声が聞こえたんだ・・・。もしまた武蔵が現れたら、その時は何度でも斬ってやるぜ!!」。登る朝日を見つめる風魔の戦士たち・・・。永遠の刹那で終劇。


間違ってるとこは多々あると思いますが、こんな感じです。
まずね、これミュージカルじゃないw。これはミュージカルでなく音楽劇だ。てかキャラソンショーに殺陣が付いてるって感じw。セリフを歌に乗せるとか一切なくて、キャラソンオンリーですからw。でも最初は確か“ミュージカル”って付いてたと思うんだけど、パンフとかチケットは“舞台版”ってなってるんで、そこらへんはちゃんと分かってるんだと思うw。何から書こうか迷うので、あらすじに沿って初見で気付いたことをボロボロと。
ステージの両端に階段があって、ステージ後方に高台があるセットで、セットチェンジは一切なし。両サイドの5席ぐらい(特に前方)は見切れがありそう。
小次郎と武蔵の殺陣は初回だし緊張してるのがガンガン伝わってきて、それが妙な緊迫感を生んでました。小次郎のピンチに風魔一族が駆けつけるシーンは高台に一列になって並ぶんだけど、兜丸さんが風魔の赤い旗もってたりしてちょうカッコイイ!!!!!。
夜叉登場シーンは客席登場なんだけど、まず壬生たんが下手6.7列の間の通路から登場。続いて壬生たんの背後に陽炎、上手6.7列に白虎・妖水、上手の24と25の間通路(多分15〜17列あたり)に紫炎さんと黒獅子、下手の12と13の間に雷電・闇鬼あと多分不知火がいたと思う。
ステージにゆっくりと向かう夜叉の皆さん→竜魔の歌にのって乱闘なんだけど、狭いステージにひしめき合うようにして戦ってるから誰が誰だがさっぱりですw。てかわたし霧様を必死に探してたんだけど多分いなかった・・・と思うんだよなぁ。孤独を愛する霧風だからなのかそれとも練習に参加する時間が少なかったせいで出ないのか・・・。
音楽集イベで見たから耐性あるつもりだったんだけど、こんときの竜魔あんちゃんの恍惚とした歌いっぷりがやっぱりバロスすぎて既におなかいたいwww。
項羽VS白虎戦は一番熱演だったと思う。てかヤスカやっぱうめーなと。他がほとんどドラマの延長っぽい演技なんだけど、ヤスカはちゃんと舞台用の演技をしてると思った。バク転したりごろごろ転がったりアクションのキレも抜群だったし、なによりも髪型がキャーーーーーーーーン☆なの!両サイドをひと房だけ残してサイドアップにしてるんだけど、かなりべっぴんさんヤスカなの!!で、生でみたらあの残念なヅラ姿にもかかわらず超絶オトオマエの死に逝く紫炎さんを胸に抱えて「俺たちは夜叉にさらわれてずっと一緒だったじゃないか!紫炎!死ぬな、しえーーーーーーーーん!!」って絶叫するんだけど、それがもんのすごい美麗だった。紫炎さんの最期はドラマ版よりもこっちの方が好きだわ!
麗羅たんタイム☆は正直長すぎるw。かわいいんだけどさー、ここでこの歌を歌う必然性がないんだよねw。竜魔あんちゃんの場合はある意味BGMだからよかったんだけど、麗羅たんの場合は完全なるソロ(ステージ上に麗羅たんのみ)だから飽きる。しかも振り付けが踊れないアイドルそのものなんだもんwww。見てるこっちが羞恥ですw。
麗羅たんと小次郎のやり取りはアドリブができそうなところなんだけど、麗羅たんにアドリブを要求するのはまだ無理・・・だろうなぁ。このシーンの小次郎はまるでテレビから抜け出してきたかのようなテンソンで、うわー!本物の小次郎だ!!ってちょっと感動した。
琳彪兄さんはドラマと同じく瞬殺なんだけど、ドラマの時の登場ポーズ(木刀を肩に担ぐやつ)やって欲しかったなー。あれカッコよくてだいすき。思ったよりも小柄だなと思ったんだけど、一度だけ見せてくれたハイキックはすっごいカッコよかった!!
白羽陣は高台の両端が決まりポジションでw上から羽がひらひらと降る演出だったんだけど、これ結構綺麗だった。白虎・白羽陣はナシ。
舞台の中でいっちばん面白かったというか全力で噴いたのが壬生ソロです。なんでいきなりハンドマイク持ってんのwwwwwwwww舞台後方に歩いて振り向いたらマイクもってんだもん。思わずちょwwwwwwwなんでマイクwwwwwwwwwって言っちゃったじゃないかw。しかもね、わたしの記憶が間違いじゃなければこんときの壬生たんって武蔵に全然歯が立たなくて悔しがってる場面のはずなんだけどめったくそノリノリでw、上手から客席に降りて6列と7列の間の通路に立って熱唱ってどこの俺コンかとwwwww。でもこれ全員なんだけど、歌が口パクなの・・・・・・・・・。舞台の醍醐味って「生」なわけで、下手でもいいから歌は生で歌って欲しいな。特にマイク持ってる壬生たんはw。
生コンの次は霧様ショーw。壬生もすごいが霧風もすごいww。上手の階段に腰掛て儚げというか神秘的というか・・・そんな感じで1番を歌ったあと高台に登るんだけど、間奏でひらひらくるくるターンしまくりwwwww。これ絶対霧風じゃないからwwwwwwwww。見せ場作ってくれるのはありがたいけどこれは違うw。本気でビックリしたもんw。
その霧風様なんですけども、19人の中で郡を抜いて美人なのは間違いがないことなんだけど、髪型もメイクも不二先輩なんだよね。頭がもっさりしてんの。契約上いろいろあるのかもしれないけど不二先輩よりも霧風様のビジュアルのほうが好きなわたしはちょっとガッカリ。
霧様が歌い終わるのを待って(まさに“待ってた”って感じだったw)竜魔が目を失った云々って話しが出るんだけど、ドラマでは霧様と劉鵬が二人だけで自分たちのせいで竜魔は目を・・・って話すという描写だったんだけど舞台版では竜魔自ら霧様に「俺の目を奪った夜叉〜」って言い出してて、霧様にわざわざ「俺のせいで・・・」って言わせたいとしか思えないんだけどwwwなんつーか、霧風は永遠に俺のもの的なw。
小次郎ソロ曲の風魔群舞は超絶カッコイイ!!!死んじゃった項羽や琳彪兄さんがいないのが心底残念。群舞というか木刀を持って一人ひとり舞台に駆け出て木刀を構えたり振り下ろしたりしてポーズをビシッビシッ!と決めてくんだけど、ここほんとカッコいいわあ、特に霧様が(はぁと)。最後に全員で木刀を空高く突き上げるんだけど、木刀の先をやる気なさそげに掴む(ちゃんと握れw)手首から指先のラインが極上です!!やっぱDVD予約して握手したいなー><
風魔の群舞がポージング重視なのに対して夜叉の群舞はまじ群舞wwwwwここ面白すぎてほんと笑い堪えるの必死だったwwwww。壬生が前列センターでその両脇が陽炎と雷電だったと思うんだけど、とりあえず全員ひどいwwwwwwwww。そろってないどころか踊れてねえええええええええwww。壬生も大概ひどかったんだけど陽炎さんまじ酷すぎるwwwww。日舞やってるからむしろ踊れそうな気がするんだけど、それとこれとは別物ということか。ここ陽炎さんから目が離せなくて後列(特に黒獅子さん)とかほとんど目がいかなかったから残り回数(あと7回入る予定w)で一人ひとりじっくり見ようと思いますw。
夜叉の元に風魔が駆けつけ対峙するシーンで壬生たんが「俺が夜叉の指揮官〜」って言ったとき、武蔵が“エッ!?そんなことまだ言ってんの?壬生のくせに!?”って顔して振り向くのバロスwww。
雷電さんの最期はドラマ通り霧に騙され崖から落ちて自爆なんだけど、「うそおおおおおおおおおっ」って言ってくれなかったのがすこぶる不満ですw。雷電さんの「うそおおおおおおおっ」は陽炎さんの「めんどくさいめんどくさいっ」とナイスセリフの双璧なのに!。あと不満ってんじゃないけど雷電さんのヘアスタイルがカツオじゃないのも残念ですw。だいぶ伸びててむしろちょっとカッコイイぐらいだったもん。カッコイイ雷電さんなんて雷電さんじゃないと思うの。それとやっぱ雷電さんは舞台経験者だけあって発声が抜群です。当たり前だけどw。
あ、そうだ。風魔・霧幻陣はスモークが炊きまくりの中会場中のあちらこちらからスピーカーで霧風様のお声が聞こえるというステキ演出でございました。霧様のお声は本当に素晴らしいですねっ!
妖水さんは客席登場の時かなり近くで見たんだけど、本気であのヅラすごかったw。妖水さんと言えばヨーヨー世界チャンピオンですから生ですごい技見せてくれるかと思ったら軽くヨーヨー振り回すだけでこれまたガッカリです。妖水さんのヨーヨー技は金とっていいレベルだと思ってるんで、ここも毎回アドリブでスゴ技見せたらいいのに。麗羅たんはここで「燃えちゃえ☆」という最大の見せ場があるわけだし、なんなら麗羅たんのソロ曲をショートバージョンにしてその時間を妖水さんのヨーヨータイムに使えばいいのに。
不知火さんはドラマほどオレンジ頭じゃないので最初誰だかわかんなかったというか、思ったよりオトコマエだったw。てかドラマが怖すぎなんだよw。
この舞台の見所の一つは確実に劉鵬兄さんと黒獅子のバトルだと思います!!!もうねー頑張れ二人とも頑張れwwwとしか言えませんw。劉鵬兄さんハイキックとか回し蹴りとかしてるんだけど、ハイキック低っ!回し蹴り遅っ!!w。黒獅子さんも全ての動きがのっそりしてるしさー、「ハァッ!」とか「ヤッ!」とか掛け声だけは立派なんだけど、蹴って蹴ってパンチ→元にもどって構え直す→パンチパンチ→構え直すって感じでアクションに流れがないんだよねw。でもこの二人ならばありってか許すwww。劉鵬兄さんは口からなんか出ちゃいそうな顔してたしw、黒獅子さんはもしかしたら出てくれないんじゃないかと思ったぐらいだから、これだけやってくれただけで充分だよw。
陽炎さんは完全にカマキャラになってましたw。眉毛なんて半分潰してモロ麿眉だもんwww。「私は頭脳派だから戦いは好きじゃないのよ^^」とか言いながらカマ走りで逃げ回るんだけど、ここもアドリブできそう。初回もかなり笑いが起きてたし。陽炎さんはやってくれそうなんで楽しみです。
白虎のアクションや雷電さんの発声や霧様の美貌が抜群だとしたら、そこに仲間入りするのが壬生たんの殺陣!!!!!やっぱ藤田くんの殺陣はカッコイイわ。魅せる殺陣なんだよね。そんなに殺陣のある舞台を見たことがあるわけじゃないんだけど、壬生たんの殺陣はかなり見栄えがすると思う。木刀と身体の捌き方が美しいの。ビシっと決まるって感じ。対小次郎があんまりないのが勿体無い。なんだったら壬生たんのソロも殺陣しながら歌ったらいいのにw。
白虎と紫炎さんの絡みがドラマ以上なのに対して武蔵と壬生たんの絡みは至極アッサリ。「友の剣」発言もナシ。武蔵が「壬生の仇、とらせてもらう」って言うぐらい。
絡みと言えば竜魔と霧風様の絡みもドラマでは武蔵との戦いでサイキック使いすぎて消耗した竜魔を霧風様が支えるという素敵描写があったんだけど、「俺の目が〜」以外は特になしw。てか舞台の竜魔にはいいとこなくてw、武蔵にやられた挙句最年少の麗羅たんに庇われた上に麗羅たんはそれで死んでしまうというなかなかすごい展開に変わってて(もしかして原作はこっちのが正しいとか?)エエエエエエwと思ったんだけど、兜丸さんはドラマと違って最後まで生き残るしあそこは小次郎が割って入ればいい話しで、麗羅たんを殺すことはなかったんじゃ・・・。そこらへんでも分かるように、確実に麗羅たん押しだと思うわ、この舞台。出番と印象的にはクレ順で言ったら小次郎・竜魔の次ぐらいだもん(武蔵はトメ)。風魔の中の人間関係が描かれてるのって小次郎と麗羅たん(同期)と羽兄弟だけだし。霧風様と小次郎の微妙な子弟関係が好きなわたしとしてはそれもちょっと描いて欲しかったんだけど、さすがにこの時間(1時間15分程度)じゃ無理かなぁ。
で、小次郎の腕の中で死んだ麗羅たんと舞台後方で死んでる壬生たんをそのままに小次郎VS武蔵の決戦が始まるんだけど、竜魔のあんちゃん何してんのかとwww。麗羅たんが死ぬ瞬間まで軽く頭起こしてたってのに、小次郎たちが戦い始めたら死んだフリ(じゃないだろうけど)してるってそれどういうことよとwwwww。
小次郎と武蔵がお互いこれで決めようと最後の力を振り絞る体勢に入ったとたん二人の動きがスローモーションになったのにはマジで大爆笑(心の中で)。村井くんも川久保くんも本気でやってるわけだから笑っちゃまずいとは思うんだけどこれはほんとにすごいからwwwwwさすがにここまですごいスローモーションは見たことないw。小次郎が突き出した風林火山の握り部分が武蔵の顔面をヒットするところがあるんだけど、殴られた顔もスローモーションだったからねwww。ここはぜひDVDで見直したいわーw。
えりなは声の出演だけでしたが、それでも上手いよえりなw。
最後に双子が歌う永遠の刹那に乗って全員で(死んだメンツも)ポーズ決めるんだけど、これがまためったくそカッコイイ!!!!!!!!!風魔と夜叉が入り乱れて戦いあったメンバー(だったと思うんだけど・・・少なくとも霧様はそうだった)同士でポーズ決めてて、壮観というか眼福というかこれだけで3,000円分の価値はあると思うわっ!
カテコはまず不知火・雷電・闇鬼・黒獅子・妖水が出てきてごちゃごちゃと軽く殺陣してご挨拶→紫炎・白虎&琳彪・兜丸(だったと思う)がそれぞれ上手下手から出てきてニッコリ目を見合わせてご挨拶(ここダブルスっぽくてキャワ☆)→双子→陽炎→劉鵬→麗羅→霧風様→壬生→武蔵→小次郎の順(確実じゃない)でご挨拶。上手が風魔、下手が夜叉なのかと思ったんだけど、紫炎さんと白虎は上手サイドにいたし、霧様は陽炎と壬生たんの間にすっぽり入ってた(夜叉の中に1人だけ入ってるw)からカテコ順の都合ってだけで立ち位置に意味はないのかもしれませんw。てか陽炎の横に並ぶときに目を見合わせてニッコリする霧様ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン☆、横に並んだ壬生たんにニッコリ笑いかけて肩をちょんっとぶつける霧様ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン☆あの卑猥な存在のオトコマエを誰か止めろw。
最初の2回は小次郎が挨拶(お辞儀)を仕切ってたんだけど、3回目になると兜丸が普通に仕切っててワロタw。
てかヤスカはカテコ慣れしてるってか両手をちょこちょこ振ってニッコリ笑うヤスカキラッキラだよヤスカ><
それに対して一応ジャンプして手を振っちゃたりしてはっちゃけてみるんだけど結局2歩ぐらい下がって恥ずかしそうにする古川くんw。背高い人だったから兜丸さんか紫炎さんだと思うんだけど、その背中に隠れるようにして恥らうあの卑猥な存在の(ry
4回目か5回目か忘れたけど、幕が上がったらみんな正座して頭下げてたw。そしてその背後の高台で肩くんでイェーーーーイ!とピースしてる壬生&武蔵www。
その二人が小次郎を呼んで何か耳打ちしたと思ったら、小次郎が舞台の前方まで飛び跳ねながら出てきて「風魔の小次郎サイコーーーーーーーッ!!」って叫んで舞台上も客席も一体になってイェーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!まるで千秋楽のような盛り上がりw。
舞台終わった後(開演前も)終演のアナウンスを小次郎が読むんだけど(これ持ち回りだったらいいのにw)、それ聞き終えて客がみんな拍手してたからねw。わたしそこそこ舞台行ってるけど、この時の拍手の暖かさはちょっと経験したことがないですw。みんなふうこじ好きすぎだろw。



というわけで、舞台(ミュージカル)としては正直どうだろ?って感じなんだけど、エンターテイメントとしては充分満足できるショー(あえてショーと言う)だと思います。そもそもドラマからしてノリ重視だと思うし、実際物販でもサイリウムとかうちわとかマフラータオルとか売ってて、しかもその3点で『風魔・夜叉応援セット』というなかなか素敵な商売をしてくれてるあたり、客席も一体となって楽しむショーを作ろうとしてるんだと思う。『うちわは胸の高さで振ってください』とか注意書きがしてあってオイちょっと待てって物販にも突っ込んだしw。そんな感じなんで、迷ってる人は気軽に見たらいいと思いますよ、ほんとに!