『青春デンデケデケデケ』@ル テアトル銀座

バカバカバカバカ、俺のバカーーーーー!!!こんなにいい舞台なのになんでもっと増やさなかったんだ俺!ていうかここんとこ振込み重なりすぎなんだよ鬼事務所ー!

以下、いっぱい感想書きました(若干内容に触れてます)。無駄に長い、そして暑苦しい。でも隠さないもん。どうせ興味のない人はタイトル見ただけでスルーだろうし(強気)。レッツスクロール!



原作読んでまず思ったのが“とにかく可愛い”ってことだったのですが、そこはもう合格点!合格点どころか120点あげたいです。ほんと可愛かった。Q自体今の形になってさほど時間が経ってるわけではないんだけど、でもなんかあんまり初々しさを感じなくてw、初々しさというか覇気というか・・・妙に醒めてて妙に斜に構えてて、それでいてどこかおどおどしてる、それがあたしのQイメージなのですが、でもそんなQが違和感なくほんとに楽器触れて嬉しい!ロック最高!!っていう空気を表現してて、純粋でキラッキラしてて可愛く見えた。これが演技なのかそれともこの舞台を通じてQが可愛くなっちゃったのか分かりませんがwとにかく空気が思いっきりデンデケだった。
ストーリーは原作付きだけにジャニ舞台特有のトンデモ設定宇宙行きってんじゃなくちゃんと理解できるものだったけど、かなりコンパクトに纏めてた。時間の都合もあるだろうし(ショータイムを削ればもっと細部まで描けるんだけど、ショータイムがないと納得しないのがジャニオタです)、端折っても筋に影響はないからいいのかもしれないけど、楽器買う為に夏休みバイトするぞー!おーっ!っつって暗転したら次のシーンもうみんな立派な楽器もってましたからねwしかもみんな普通に弾けてるし・・・早っ!って驚いたもんwここは映像でもいいからバイト過程を見せてほしかった。途中まではほぼ原作通りなんだけど、舞台終了の流れでショータイムに繋げるために脚本の人も考えたんだろうなーと想像いたしますが、悪い奴が出てきてピンチに陥り、大切な人が命を張って守ろうとしてくれて、みんなで力を合わせて悪をやっつけて、大切な人へ思いを込めて歌う・・・(やっぱこうやって文字にすると単純だなwww)というストーリーになってました。ベッタベタな展開ではあるけど筋は通ってるし、Qがかなりの熱演なのでこれはこれでなかなかいい話になったんじゃね?とうっすら感動しちゃったんだけど、その後スクリーンに“そしてその後・・・”みたいな文字が流れて“2007年 武道館”てババーンと表示されて正月の武道館コンの映像が流れるわけですよ。ちょ、ロッキング・ホースメン武道館に立っちゃったのかよ!2007年で何歳だよ!!みたいなねwww。あそこの演出は絶対社長の提案という名の指示だと思うわw。えーっと、武道館コンの映像がむっさカッコよかったのでデーブイデー出してください、お願いします社長。
全体的にテンポいいセリフの掛け合いでコメディ色が強かったんだけど、アクションもあるし淡い恋愛模様もあるし、親子の対話や教師(というか大人)との心の交流もあるし、大切な人の死という重い出来事も経験するし、脇は相棒の「暇か?」でお馴染み山西惇さん(ロッキング・ホースメンの恩師役)や田島令子さん(チックン母)、倉石功さん(校長先生)などなどジャニ舞台なのにほんとすいませんありがとうございます!な芸達者な人達に支えてもらってて、舞台としてちゃんと楽しめました。オタ向け(というかほぼオタばっかりだとは思いますが・・・)見せ場もふんだんに用意されておりまして、だいじろとアクンのイチャコラあやとりとかwだいじろのほっぺたに付いた何か(ご飯粒?)をふき取ってあげるアクンとかw、依くん(お寺の跡取り息子役)の「おててのしわとしわをあわせて、ナンマンダブナンマンダブチーン」withだいじろバージョン、withヨディバージョンとか、ガッキーの黒髪眼鏡モエス!とか、ヨディの“君といつまでも”熱唱(しかも「幸せだな〜」のセリフ付き!)とか、ヨディの体育座りとかよだれかけつけられるヨディとか(アクンも付けられてたけど)、メンバーに浣腸されるヨディとか、お寺の鐘つく撞木?扱いで武器にされるヨディとかヨディの濡れ場とか・・・本編はもうひたすら可愛い可愛い可愛い可愛いかわいいよーーーーうと頭をワシャワシャワシャーってしてこちょこちょこちょーとあちこちくすぐってそしてムギューと抱きしめたいぐらいヨディ(岡下)が可愛すぎてたまんなかったわけですが、全部終わってみたらごめん


依くん愛してる★


もうさー、カテコで全出演者が舞台上に勢ぞろいして演出の人がQに言葉を掛けてくれたんだけど、その間依くんずーっと下向いてちょっと震えてて、とうとう腕で一回グイっと顔こすって舞台後方のアンプの上にある白いタオル取りに行って顔覆ってボロ泣きするんだものー。もうもうもうもう依くんかーーーーーわーーーーーーいーーーーーいーーーーーー!きっと堪えてたんだと思うんだけど顔が真っ赤になっちゃってて、まさに小猿www。隣で当然のごとくヨディも泣いてて、本来の俺だったらヨディロックオンのはずなのに、依の泣き方があまりにも可愛くて、ムードメーカーだけにあの協調性のなさそうなQメンを必死で精神的に盛り立ててきたんだろうなーなんて思ってほんとキュンキュンだった。演出家の人も言ってたけど、ほんと依くんは熱い男だw。その後挨拶する時ももう涙雑じりで必死に喋ろうとするもんだから会場中のオタ悲鳴w。コンやらなにやらで結構頻繁にいろんな人が泣いてるのを見るけど、依の泣きっぷりはかなり良かったw。良かったってへんな言い方だけど、思わず釣られ泣きしちゃうような気持ちのこもった泣きだったw。ほんと頑張ったんだろうな。依くんは演技も良かったもん。お調子者キャラで、まぁそこはいつもの依くんっぽかったんだけど、先生が死んだことを告げる医者に「あんた医者だろ!助けろよ!」と迫るシーンは、お調子者の仮面を捨てた迫真の演技といっていいぐらいだった。まぁ法事も取り仕切ってるお寺の息子がその髪型って・・・なんだけど、そこはジャニ舞台だもん☆
もちろん依くんだけでなく、みんなそこそこ演技が出来てて本気でビックリした。アクンはほんのちょっとだけ演技したことあるけど(あれを演技と言っていいかは疑問だけど・・・)みんなほぼ素人なわけでしょ。全然見れた。初めてにしちゃ上出来中の上出来だと思う。Q全員でやったのがよかったんだろうな。言い方悪いけどみんなレベルがどっこいなわけじゃない。それぞれ違う楽器を弾いて一つの曲になるように、それぞれの力はまだまだでも20ずつが集まって100になったというか、上手く言えないんだけど、5人で一緒に同じ位置から登っていけたのがよかったのかなーなんて思った。みんな素直でクセのない演技だったし。あの中に一人でもそこそこ演技できる人が混じってたらバランス崩れてただろうし、あのワチャワチャ感も出なかったと思う。特にだいじろには本気でびっくりだ。セリフも出番も一番多いし、チックンと両親の会話だけは方言っぽい喋り方(それ以外はほぼ標準語)なんだけど、すごく自然でやわらかくて、普段のだいじろってあたしが見る限りでは俺様男で、ちょっと傲慢な感じは消しきれないんじゃないかなーなんて思ってただけど、ちゃんとチックンになってた。田舎の素朴で純朴な子だった。顔つきが全然違うんだもん。それでいてライブではガッツリいつもの俺様だいじろなの!しかも舞台の稽古で発生練習したからか声の伸びも良くなってたの(これはヨディも!)。ホリヘブは本気で感動した。常々なんでそこにその仕事与えるよジャニー・・・と思うことが多くて、Qが舞台をやると聞いた時もいくらバンド少年の物語とはいえQて!!!と思ったもんですが、すまん社長、これに関しては大正解だ。最初に書いたけど、これまでQってどこか不安げに居場所を探してるような感じがしてたんだけど、この舞台をとりあえず東京楽までやり遂げた今はみんな全然違うもん。やっぱ経験って大事なんだなぁ。なんといっても外部の人に預けたのがよかったと思う。これあたしの印象なのでQはそんなことないもんキィィィィ!って思った人に対してはごめんなさいなんだけど、Qってどこかプロ意識に欠けるところがあるよなーと思ってて、バンドやれればそれでいい、自分たちが苦労せずにライブやれればそれでいい、そういう甘えみたいなもんがあるよなーと、そしてそんなQを事務所も放任してるとこがあるなと感じていたのです。それがこの舞台をやることになって、地味な基礎練、それこそ柔軟からやらされて、もしかしてこんなに頑張ったのって初めてじゃね?ってぐらい頑張ったんじゃないかなーと。主演ということで厳しくも大切にされただろうし、もしかしたらそういうのも初めてだったんじゃないかな。与えられた大役に本気で挑んで、そんなQを支えてくれるたくさんの人がいることを実感して、Qとしてやっていけるなという自信と自覚が芽生えたのかなーなんて思ったり。
それにしてもだいじろとガッキーは大物よね。千秋楽の日二人ともスーツで出勤したらしいwwwありえねぇぇぇぇぇ!「千秋楽はスーツが常識でしょ」てwwwだいじろのリアルスーツ姿見てぇぇぇぇぇぇぇ!できればサングラス着用でお願いします!でもそのくせ遅刻してるんですって。それも毎日ですって。遅刻の度合いがいかほどか知らんけど、先輩俳優さんが大勢いるのに毎日遅刻て・・・。10代のガキじゃないんだから、もうちょっとしっかりしようよ二人とも。

それに比べてアクンは大人だ。アクンがあんなに頼りになるとは思わなかったw。MC引っ張ってたのも出演者全員をステージに呼ぶのも演出家の人を呼ぶのもアクンだった。演出家の人がアクンは最初子供みたいだったんだけど成長したって言ってくれてて、いやーほんとアクンはこの1ヶ月で相当大人になったんじゃね?wこのメンバーまとめるのは俺しかいないなって気づいたっぽいw。
アクンで思い出したんだけど、Qメンってアクン以外はほんっと貧弱な身体つきだよな・・・。ジャニって基本踊ってるから背は低くても身体つきはバネがあったりしなやかだったり、無駄に鍛えちゃったり・・・・・・してる子が多いんだけど、アクンを除くQメンは酷いなw。いつもはジャニ衣装だからあんまり気にならないんだけど、学ランのようなシンプルなカッコすると依くんなんてペラッペラだもんwヨディはちっちゃ!!!!!!!だしwww。なんつって学ラン姿ハァハァハァハァ・・・だったけどー。ていうかヨディの学ランの似合いっぷりは異常!あんな23歳許せないw!あとねー、そんな自分が不甲斐ないんだけど、だいじろがほんとにカッコよくてどうしようかと思った。前髪オールバック風に軽く固めたヘアスタイルなんだけど相当カッコいい。いつもこの髪型にしたらいいのに。パンフもむっさカッコいいです(パンフは全員総じて良ビスでございます)。前でも書きましたが、舞台中は素朴なチックンなのにライブになるとなんかものっそい色気なの。それも少年の色気じゃなくて男の色気でなんか焦ったw。チックンとのギャップに。新曲なのかな?イェイイェイなんつってコール&レスポンスさせる曲があったんだけど、その時の動きがものっそいS風味wでたまらんかったとです。曲もすごくQに合ってたし。ほんと自分でもちょっとどうしたの俺?とか思うんだけど、今なんかだいじろが気になって仕方ない・・・。ていうかですね、この舞台の原作を読んだ時も思い出したんだけど、舞台は特に大切な人(舞台は顧問の先生、映画はメンバー)が死んじゃって、その人にこの歌を捧げますというエンディングが一緒なこともあって、俺の中でオールタイムベスト1の“ロックよ、静かに流れよ”という映画がフラッシュバックしまくりまして、あ、だいじろって昭次と似てね???て思っちゃったからなんだよーう。パッと見オラオラ系なんだけど、その実誰よりも繊細で傷つきやすくて(自分で書いてて恥ずかしいwww)、我儘全開の気分屋で、それでいて顔つきは甘いアイドルフェイス・・・ほらー似てるよー!・・・俺は誰に訴えようとしてるのか。だからだいじろにいってもいんじゃね俺?と自分に言いたいのか・・・。

でもね、トリプルアンコ?でアクンが散々「続きはライブで」と終わらせようとしたんだけど、どうしてもあと1曲やってくれなきゃ帰らない!とオタも粘り続けたもんで「ちょっと相談させて」とステージ上でヨディが率先してこそこそ相談し始めてw、アクンとだいじろは完全にやりたくねーモードだったんだけど、ヨディが一言「もういいよ、やろっ!」と強い口調で決定して、ドラムセットにズンズン歩いていったのです!んもーよしくんったらテラオットコマエ!!!!!本編のヨディが優柔不断の末っ子イジられキャラだったのに、どうよこのギャップw。やるときゃやるリーダーテラモエス!!!!!やっぱヨディよね!(と強く自分に言い聞かせるw)。

FIVEが見に来てくれてました。ボックス席からにこやかに手をふる亮太はいつもながらオトコマエ。眼鏡かけててくれたら尚よかったのにー。こんだけ書いといてなんですが、わたしはQよりFIVE派です!!!



家帰って花園4兄弟を見ようと思ってたのに、延々と少クラのQ映像リピりまくって気がついたら3時半でした・・・しかも気がついたら赤ワインと涎が混じった染みがパジャマに付いてたよ!なにやってんの俺!口元緩ませすぎ!!!