『繋がれた明日』第1話

吾郎ちゃんは、またもや役名が「吾郎」でございました。肩の辺りに適度な筋肉がある吾郎ちゃんにドッキンコしてしまったことを告白しておきます。
主人公がなんか見たことあるなーと思いながら見てましたが、H2で吾郎ちゃんにスパイもどきのことをやらせてたライバル高のピッチャーか!この俳優さん自体は悪くないと思うんだけど、この役には合ってないなぁ。原作から受けるイメージだと、もうちょっと華奢な感じを想像してたもんで、あまりのガタイの良さになんとなく違和感。
友人が家を突き止めて尋ねてくるのも、怪文書を撒かれてしまうのも、ちょっと早すぎると思うのですが、全4話ということで、ストーリー展開の速さは致し方ないところだろうか。他人の目に怯えながら、必死で地味に生活しようとする主人公の身に降りかかる悪意には憤りを覚えるし、何もしてないのにどうしてこんな目に合わなきゃならないの?と言う妹に同情を感じるけれど、人を殺すということはそれだけ重いことなわけで、法的に罪を償ったとしても、自分は当然として自分だけでなく家族も悪意の対象になるし、自分でなく家族が犯した罪であっても背負わなくてはならないというのが現実なんだよな。
それほど人気のある役者が出るわけでもないし、土曜日の22時からNHKという地味な放送時間なため、若者の視聴率は低いだろうけど、こういうドラマこそ若者に見せるべきだと思った。ナイフなんて持ち歩いちゃいけません。