『救命病棟24時』第10話

びっくりしたー!そんなオチ!?って。
進藤先生+医局長の素敵治療シーンから始まって(この頃、番組開始直後に新しい患者が運ばれてきて、まず治療シーンからってパターンに戻ったな)、この親父癌に見えねーなぁ・・・って思ったものの、頑固親父と気弱な息子の心温まるやりとりがあって、トオル議員の朗読する「走れメロス」と息子の姿が上手くオーバーラップして、最後の「ありがとうございました」でうわっちょっと泣きそう・・・とか思ったところで食中毒って・・・。エェェェェ!?


トオル議員が今更子供の情操教育についてぐだぐだ文句を言ってたりとか、癌で余命一ヶ月って特に震災と関係ないよなーとか、そんなでっかいトラック病院前に乗り着けんじゃないよーとか、アホ研修医ったら「俺って研修医じゃん!」って正気に戻ってましたが、研修医だったらお前の悩んでたことは解決なのか?とか、そんなん全部ぶっ飛んだ。震災直後ですらのほほーんとしてた救命センター地獄絵図。血吐いてる人までいましたよ。しかも大量吐血。つーか人数多っ!スタッフわらわら湧いてましたけど、この人たちは今までどこで何やってたんでしょうか。トオル議員の娘と喘息少年的には、死んでいく患者の存在よりもこの地獄絵図の方が教育上よろしくないかと。喘息少年はともかく、娘はおにぎり食べなかったのかなぁ。
おひげ眼鏡先生の偏食っぷりは最終回に至る壮大な伏線だったのですね。梅干か焼肉おにぎりなら食べれるおひげ眼鏡先生。イメージ的に梅干おにぎりは好きそうだな。おにぎりを食べたっぽいおひげ眼鏡先生が予告では普通に元気そうだったということは、前の日?に食べてたいくらとなんとかマヨネーズおにぎりがあのパニックの原因なのか?ボランティアが少なくなって手が回らなくて、チェックし切れず賞味期限切れのおにぎりを配ってしまったってことになるんだろうけど、前の日だったらもっと人数いたよなー。うー分かりにくーい。あのゴミ袋はいつのものなんだ?
てっきりボランティアが握ってくれたんだと思ったんで、イクラとなんとかマヨネーズのおにぎりって聞いたとき「?」って思ったんだけど、コンビニおにぎりだったんだな。それならその具でも納得なんだけど、でもわざわざ袋から出す理由がわからん。忙しい(イヤミだ)救命のスタッフなんだから、袋から出しても誰もがすぐ食べられるってもんでもないだろうし、袋のまま置いておいたほうがおいしく食べられるのに。それよりなにより一週間も前に賞味期限が切れてるおにぎりって普通に食べられるもんなのか?梅干あたりならいけそうな気もするけど、イクラだよ?ヘンな臭いとかしそうなもんじゃんと思うんだけど。そこらへんどうなんでしょ。
でも、先週の予告からすると今週の放送は騙されたー(河野先生なんて全然でてこないし)と思ったし、賞味期限切れのゴミ袋は食中毒とは何の関係もないのかもしれないな。というよりも食中毒じゃないよね、あれ。河野弟がゴミ袋を手に「すいません、俺の責任です」とかって泣きながら謝ってる側で進藤先生が「いや、これは食中毒じゃない。○○○だ(←なんかの病名)」とか言って、「なるほど・・・そうか」ておひげ眼鏡先生が言って、戻ってきたアホ研修医(もしかしたら助手で河野弟も)とともにガンガン治療しまくるってな展開だろうなぁ。
で、治療する進藤先生の上にトオル議員の「みんな不眠不休で仕事をしていて抵抗力も落ちてたせいでこんなことになったんです。現場は必死で働いてるんです。すべての人間が被災者なんです!」みたいな大演説がかぶると。うぉーっ!寺泉ぃー!!あんた最高だー!!!
予告で医局長が自分に注射してたけど、モルヒネ!?と思わせといてビタミン剤みたいなオチなんだろうなぁ・・・。


河野医院で兄貴の目を覚まさせようとしたオグリッシュと、城丸親子の会話を例のごとくボケーっと聞いてる救命スタッフの中で、進藤先生だけは手を動かしながら聞いていたとこが素敵でした。