うーん、これは微妙。孤島の精神病院から消えた女性患者を探すために
連邦保安官が派遣される。
鍵のかかった部屋=密室、不思議なメモ=暗号、そして嵐の孤島と本格エッセンス満載。しかも結末は袋とじ。物語は1954年で、
第二次世界大戦後のこと。あやしげな人体実験をしていてもおかしくないって感じ。ネタバレなしで感想を言うのはとても難しい。ただ、読んでいる途中、ものすごく違和感を感じていた。なんかおかしい感じ、ずれている感じ。本格読みの人なら、暗号解読のくだりでこの物語の仕掛けは読めてしまうかもしれない。テディとノイスの会話部分、びっくりです。そういうことする!?って感じ。とにかく、一度じゃ掴みきれない。これもまた映画化が決定しているそうです。