『闇バイト家族』最終話

わたし「D」って個人だと思って見てたんですよね、ずっと。
決して警察に尻尾をつかませない闇社会の帝王的な、そんな存在のつもりで見てたんで、組織名であったことが最終回で明確となり、なんというか・・・「思ってたんと違う・・・」的な、なんとも言えない気持ちになりました。
ていうか前回のあれこれでデリバリーの兄ちゃんが「D」だと思ったもんで、だいすけのDかー!単純すぎんだろwwなどと思ってたわたしが単純だったという・・・。

で、残り30分でどう終わらせるのかまったくわからんという状態で始まった最終回でしたが、デリバリー兄ちゃんがサンジの息子であり、「D」の企画作戦立案を担当していて、父親への反発心から父親が使ってる「闇バイト家族」の存在を知り、「D」の仕事に闇バイト家族を巻き込みましたってな事情であったことを一息で説明し、「偽家族」と「本当の親子」という対比関係として綺麗に着地してしまってびっくりですわ。

警察内部の密告者、「D」の協力者も本郷の立ち位置含めちゃんと説明されたし(サンジの部下のイケメン刑事が死んでなかったとは!)、実はポケットマネーから支払われていたサンジからの報酬を妹の手術費用に役立ててくれと全員快く美咲にあげつつ、闇バイト家族は終わらないと、マジで綺麗に終わったし、だいちゃんはこたつに入って鍋囲んでたのにサンジさんは最後まで椅子に座って闇バイト家族を見下ろしポジションをキープしてたことだし、なんなら続編もできそうじゃん。半グレは「D」だけじゃないし、闇バイトなんて雨後の筍のようなものだろうし。

まあ颯斗はこれだけはっきり「もう逃げない」と言い切ったことだし美咲も妹の手術ができれば二人が闇バイトを続ける理由はなくなるけどさ、また闇バイト家族のドタバタが見られるならそれは素直に嬉しいし、その際は悪人の心をつかみまくる餃子編のノリでよろしく!。