『アイのない恋人たち』

「アラサー男女7人が、それぞれにワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも出会い、触れ合い、愛し合おうとする物語」
SNSやアプリでつながりやすくなったこの時代だからこそ、孤独を感じ、不安や苦悩と向き合る彼らが求めるのは「人とのつながり」、言い換えれば「愛」しかない」

って、この公式のイントロダクションだけでわたしがお客さんではないことは確実だし、さらにタイトルを「アイ」とカタカナ表記してるのは「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(i)がない」からだとか、え?そのセンス大丈夫・・・?と思ったら本編でまんまそれをセリフとして言わせちゃってて気を失いそうになりましたが、あれあれ?そんなに悪くない初回だった・・・・・・・・・かも?。

遊川脚本とは相性悪いし、テーマも「またか」としか思わないから「やっぱり合わない」と確認するためだけに初回を見たもんで、予想外の好感触にわたしはひどく戸惑っています。
合コンでともに一人だけ参加になってしまった公輝くんの雄馬と深川さんの奈美が「知り合った」のに対し、福士くんの真和と岡崎さんの絵里加がマッチングアプリで「出会う」のはドラマだとしても都合が良すぎて脚本下手くそか!と思ったけど(暴言)、そこぐらいしか「ねーわ」と思うところもなかったんでもう一度言うけど戸惑ってます。
だって直近の記憶が「家庭教師のトラコ」と「となりのチカラ」なんだもん・・・。

なのでまだ半信半疑どころか一信九疑ではありますが、かたや母と娘を同時に味わう狂人天皇、かたや33歳で童貞という両極端の本郷奏多を見比べることを理由というか自分に対する言い訳にしつつ、とりあえず次回を楽しみにはしてる。