『ハヤブサ消防団』最終話

わたし前回の感想でハヤブサで先行調査する真鍋に黒手袋を着用させてくれてありがとうございますと書いたんですが、まさかあの黒手袋が最終回で真鍋大爆発の布石だったとは・・・っ!!

最終回の序盤、真鍋の姿がどこにも見えないけどあのイケメンどこでなにしてんだ?と思ってたら(ハヤブサ侵略が軌道にのり彩を新聖母にする道筋もできたし、そうなると犯罪に手を染めてる真鍋の存在は危険だからと杉森の命でどこかに埋められてるんじゃないかと結構本気で思ってました)、まさかまさか最後の最後にスナイパー真鍋と化すとはさすがのわたしでもまっっっったく予想ができず「ヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?ッヴォッ!??」とガチ悲鳴を上げる羽目に。

黒手袋でショットガン構える古川雄大という絵面の強さたるや!!撃った反動で前髪ハラリ!!
ていうか古川雄大を好きだと思った瞬間から16年経つけどあんなデカイ声が出せるって初めて知ったし!!。

浩喜のみならず省吾も真鍋が手に掛けたのはいいとして、柱で省吾の姿が隠れ次の瞬間もう処分が完了してたり、ショットガン抱えて屋根から飛び降りるというトンデモ演出をトンデモに思わせない、むしろこの人ならあたりまえに出来てしまうであろうスタイリッシュ狂人で最高が過ぎるんですけど!!!!!。

いやマジでこんな演出がハマる人もそうはいないと思うんだよね。
ハヤブサに迫る魔の手の主が「カルト宗教」という時点でこういう着地にするしかないだろうし、なんだかんだで収まるところに収まった最終回のなかで、真鍋の暴走は否が応でも印象に残るわけで、お茶の間的には「オネエの人」という認識であろう古川雄大がついにこの特異なルックスを必要な要素として活かせる映像作品に巡りあい、さらにその流れで大奥の瀧山という、真鍋とはまったく異なる方向で美貌にモノを言わせる役を演じることになるわけで(さらに舞台としてアルセーヌ・ルパン役も控えてんのよこの男!)、いまわたしの鼻の穴は10円玉ぐらいに広がり馬のような鼻息になってます。