『ハヤブサ消防団』第7話

ああ・・・・・・・・・消防団のなかに「放火犯」がいるのだとしたら、放火に使われたのが「ベンジン」だと判明した時点で呉服屋の徳田だろうなとは思ってたけど(徳田に罪を着せるためにベンジンを使った可能性もあるかなとも思ったけど、放火犯そのものよりもその罪を仲間に着せようなどと考えるほうがダメージは大きいのでそれは考えないようにしてました)、そのまんま徳田が犯人だったことはともかくとしてやむにやまれぬ事情があってのことなどではなく実はアビゲイル信者だったとかいーやーだー!!。
死後にアップされたあの動画のなかで実はやむにやまれぬ事情があったんだよ、俺たちのハヤブサを守ってくれ頼む!的なことを語るんだと思ってたのになにあのキチガイ動画。いーやーだーーーーー!!!。
レストランで自分の推理を筋道立てて語った太郎が省吾さんからは焦りや罪悪感を感じなかったと言ったけど、こんな動画見せられちゃったらそんなものはハナからないって解っちゃうじゃん。浩喜の死について「貴重な命を犠牲にしとるんや、ありがたく俺らのエネルギーにさせて貰わな、イノシシも、牛も」などと言ったのもわざと露悪的な言い方をしたなんてことはなくマジで牛の肉を食べるのと同じように「俺らのエネルギー」にするために殺すしかなかったと思ってるってことでしょ。口調はいつもの飄々とした徳田のソレなのにこれまで見てきた徳田とは全く違う人間に見えるとかマジじゃん。ガチじゃん。いーーーーやーーーーーーだーーーーーーーーーー!!!!!。

ていうか、なにが辛いって東京旅行に来る前に分団長と賢作と森野は太郎の推理を聞いてたってことよ。そのうえで省吾の願いを叶えてやるために太郎のサイン会に押しかけ、はとバスに乗ってスカイツリーを見ながらどんな気持ちで“おのぼりさん”やってたんだよってな・・・。
黙ってられないからって一人だけ何も知らず、教えてもらえず東京旅行を楽しんでた勘介が可哀想すぎる・・・。

そこからの『ハヤブサに戻ったらアビゲイル信者だらけの図』が怖いのなんのって。
だってこの人たち「あんな事件」があったのに信者を続けてるわけでしょう?。若い信者が多いから事件後に入信した人もいるとしても「あんな事件」を起こしたと知っていながら教団に入ったならば事件前からの信者よりもより狂ってると言えるわけで、それが勘介の「まるとかダセエ」発言への反応ってことだろう。

住職が名札を外していたのはその人(その家)は離檀してアビゲイルに入信したってことなんだろうし、真鍋が放火する現場を押さえようとして嵌められたときにやってきたのも交番のおまわりさんではなく署長だったってことは警察もアビゲイルに取り込まれてるのかもしれないし(だから浩喜の死因もうやむやなのかもしれないな)、その中心にあの弁護士と真鍋(自分より体重がある浩喜を突き落とす手慣れっぷりたるや・・・)がいるとなると田舎のオッサンたちがやってる消防団が戦える相手じゃないとしか思えないのだが、これからどうなるんだろう。