『テッパチ!』第3話

父親からの暴力・暴言に苦しめられ続ける武藤のために、武藤の居場所を守ってやるために、一班のやつらがどれだけ「本気」で武藤に暴言を投げていたのかわかりませんが、「これから俺たちは全員で寄ってたかってお前に暴言を吐くぞ」「1時間耐えられたらお前はもう大丈夫だ」って、素人考えで安易にトラウマ治療すんなよとしか。

ていうかこれを言い出したのが武藤だったらまだしも、武藤の過去、武藤が抱えているものを聞かされた主人公がノリで思いついて仲間と一緒にやりましたってところが最悪なんだけど。

「仲間のためを思って」なんてのはこっち(主人公)側の言い分であって、なんでそれを理由として暴力を振るっていいと思うの?。
ロクでもない主人公だとは思ってたけどさすがにこれは引く。と同時にこんなクソ主人公を町田啓太に演じさせた全ての人間を恨む。

「これが今のお前の家族だ」と言われたことで本来の武藤に戻ったと、本当の武藤はこんな笑顔ではしゃげる若者なんだってことはわかるとしても、こういう過去を背負って生きてきた人間が次の瞬間バリ笑顔で顔面にケーキ押し付け合いしてるとか恐怖映像でしかなかったんだけど、荒井が主人公とトムとジェリーになってることだし、次回から武藤もウェイ野郎になるんだろうな。