野島伸司だったら100％、坂元裕二だったら7：3で有村ちゃんの両親を死なせたのは林遣都となるでしょうが、岡田惠和だからそれはないのではないかと思いつつもこのところこの枠で放送されていた作品の流れを考えるとないとは言い切れないのではなかろうか・・・と思っていたのですが、有村ちゃんたち姉弟のおじさんが光石さんで、その光石さんが遣都の保護司をやってるってことは、両者が抱える「過去」について繋がりはないと考えていいよね。よかったー。
有村ちゃんの抱える心の傷については回想の形で今回視聴者の知るところとなりましたが（あんなの目の前で見ちゃったらそらトラウマになるのもむべなるかなだけど、あの状況だったら車に乗ることよりも交差点（横断歩道）に立つことのほうがダメになりそうなのにね。クラクションが引き金かとも思ったけど、行きの道中からヤバそうだったらか「車に乗る」こと自体ムリ寄りってことなんだよね？）、遣都についてはまだ不明なので、「真人くんが傷つくことが心配だ」と母親に語っていた川上さんなのに「姪の恋人が真人」と知ったら真人の過去を理由に交際に反対するのではという不安はあるけど（なぜだか悪い可能性を考えてしまうのは遣都の役作りがあからさまに「闇抱えてまっせ！」だからってだけかなぁ・・・。なんかそれだけじゃない気がするんだけど）、もしそういうことになったとしても岡田さんならそこまでヒリヒリした描写にはならないだろうし、最終的にはめでたしめでたしで終わるだろう。
有村架純と林遣都のメインカップルに対し、小池栄子と藤木直人が“大人の恋模様”を繰り広げるのかと思いきや、小池姐さんが多部未華子か波瑠かってな自問自答ツッコミ系ラブコメ演技をしてて、おそらくメインカップルが共に心に傷を負ってることからくる陰性の要素を中和させるためのこのキャラ設定だろうと思うのですが、小池栄子と藤木直人のラブコメって需要・・・・・・あります？（笑）という意味でもここは予想外の雰囲気というかテンションなのでどう展開するのか怖いもの見たさ的な興味があるｗ。
ていうかわたしフジッキー演じる悟志さんは小池姐さん演じる日南子さんが会社のフォームを使ってやりとりしてるという“社長”だと予想してたんだけど、このホムセンの運営会社がどの程度の規模なのかはわからないけど末端の店舗勤務社員じゃ顔を知らないほどの大企業だとしたら配送部に出入りするのはいろんな意味で難しいだろうし、地域密着型の中小企業だとしたら売り場チーフの日南子さんが顔を知らないってことはないのではないか？と思うわけで、そのセンはないかなー。
となるとフジッキーはなんの裏もない“真人の職場の先輩”ってだけなのか？。
後輩には気の良い先輩でバーで会った女性には物腰柔らかい爽やかスマイルで話かけるのは表の顔で実はサイコパスってなことは・・・・・・ないですよねーｗ。
