『グッドワイフ』最終話

ラス前で話の質が一気に変わってしまってどうすんだよこれ・・・と思っていたら、なんかすごいイイ感じにまとまっちゃってびっくり。
多田を利用し脇坂を利用し、そういや蓮見夫って「そういうやり方」をする人間だったね。大勢の部下を引き連れ杏子と多田を素通りして目の前で御手洗を逮捕し、そのあとバンプの主題歌をバックに杏子に離婚届を渡すとか最終的に唐沢寿明が主役みたいになってたけどw。

真の目的に気づかれないための“囮”という吉田鋼太郎の魅力・存在感を活かす展開であり、結局弁護士としてグレーな手段は使うけど人間的には器のデカいイイ男ってだけだった多田と朝飛の仲直りも朝飛の“その後”を含め(朝飛はこれ神山先生が弁護士を引退したらそのまま事務所を引き継ぐよね。杏子との勝負には負けたものの弁護士人生としては勝ち組になれるかもしれないのか)無難にまとめ、なにより(最終回でグミ好き?であることがわかった)佐々木が無駄死にじゃなくてよかったー!ってんで、思いのほか満足できてしまった。

多田はマスコミを利用し美談に仕立てて処分を軽くできればと目論んでたのに御手洗のほうに全部流れてしまったせいで野間口さんがどうなったのかだけは気になりますが(立場的にマズいなら野間口さんから孝太郎さんが寄付金を預かって処理すればいいのではないかと思うのだけど、そういう話じゃないんですかね?)・・・あと相武ちゃんの安否・・・。


ここぞというところで何度も見せる孝太郎さんの思わせぶりフェイスは一体なんなんだ!?という興味だけで最後まで見続けてしまいましたが、思わせぶりなだけでした!ということがわかったので見続けてよかったです。わたし孝太郎さんほんと好きよなーw。