『トクサツガガガ』第6話

どっちもどっちというか、気持ちはわかるがとりあえず場所を移そう?。どんだけ頭に血が上ったとしても、人前ってか店内で殴り合うとかオタク云々以前の問題だぜ?。
自分のことなら我慢できても友達のことを悪く言われたからキレたってのはもう一度言うけど気持ちとして理解はできるし(この前の回で撮影会の話をやったことが効いてるよねぇ。友達になってまだ数か月ってなところでしょうが、それでも叶にとって吉田さんたちがどれだけ大切な友達なのか、吉田さんたちと過ごす時間がどれだけ大切なものなのかわかるもん。壊されたシシレオーのフィギュアはその象徴だろう)、「じゃかあしいクソババア!」って子供のころからずーーーーーーーーっと言いたかった(心のなかでは何度も言ってきた)んだろうなーと同情するとともにそう思うことはできるけども、殴るのはアカン。それやっちゃったら終わりだよ。これから先どれだけ言葉を重ねてもこういう人間は自分が先に手を上げたことなど綺麗に忘れて「殴られた」ことだけを絶対に忘れないから。

兄ちゃんとその結婚相手の様子からして母親が自分の価値観を押し付けているのは娘である叶だけでなく、兄ちゃんにも、おそらくその嫁にも、さらに孫にもなのではないかと察せられるんで(てっきり子供は叶一人で母親の歪んだ愛情が全部叶一人に向けられてるがゆえにここまでの所有物扱いされてんのかと思ってたわ)、これはもう「そういう人間」だと思うしかないと思うし(こういう人って話通じないからね・・・)、だからそれだけの覚悟を持って母親と決別する、母親を捨てる覚悟があってのことならその決断を支持するけど、そうではないのなら叶はバカだ。

でもまあこれはドラマだし、これまでなんだかんだで母親の言いなりになってきた叶がついに反旗を翻したことで状況が変わるか、少なくともそのキッカケにはなるのでしょうから最終回を待つだけですが、現実的には「特撮」に関わらず親子のこういう関係性って少なからずあるだろうから、どう纏めるのか難しいところだよなぁ。
ラブキュートのセリフを聞き息子にとってこのアニメがどんな意味を持つのかを察して、認めるというより積極的に諦めてくれる任侠さんの母親でバランスを取っているように思うけど、そもそも叶の母親と任侠さんの母親は人種が違うもんなぁ。

ていうか、叶と母親の戦いがジュウショウワンの話、ゲンカ将軍との戦いとどうリンクするのだろうか。現実では少なからずある話だと書きましたが、でもこれただの娘と毒母のドラマじゃないわけで、双方のバトルの「激しさ」というだけでなく、ジュウショウワンの内容・展開とも繋がってないと“このドラマとしての”意味だったり価値だったりがなくなってしまうと思うの。
・・・・・・まさかシシレオーとゲンカ将軍は親子だったりして・・・・・・?。


歴代レッド勢ぞろいをアカガニの集団に例える北代さんは特撮好きとして酷いとしか言いようがありませんが、笑った(笑)。